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ホーム勝負の明暗【回顧】京都2歳S 2017 における勝負の明暗( キングS 予想含む )

【回顧】京都2歳S 2017 における勝負の明暗( キングS 予想含む )

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

勝負の明暗 はここだった!

 

 

 

キングスポーツ編集長の大局観

?少頭数だからこそ

今回のレースは何と9頭立て。少頭数のメンバー構成を見て「堅く収まるのでは?」とお考えの方に、強調しておきたい。「競馬は少頭数ほど荒れる可能性がある」ということを。



特に差し馬が面白いのだ。多頭数=ごちゃついて差しにくく、結果が出なかったような馬(人気薄)が、少頭数なら本領発揮、というケースが考えられるからだ。



今回軸馬に指名した7番☆シスターフラッグは、前走のアルテミスSで惨敗したことで評価を落としているが、そのレースではスムーズさを欠いて、4角14番手からのレースではどうにもならなかった。少頭数によって、確実に逆襲できると見ているので、どうぞお楽しみに!

 

上記は実際の解説文。直前の京都10R【花園S】ではわずか10頭立て、しかも10番人気の超伏兵が3着に入り、5万馬券を射止めていただけに、この一戦も!!と期待していたが、そう簡単ではなかった。。。

 


 

【京都2歳S 2017】次走への指針がここにある。

 

 

1着・・・グレイル

新馬戦は、菊花賞週ということで極悪の不良馬場で勝ちタイムはまったく参考にならず。一転して今回は「京都の速い馬場でどうなるものか?」と思っていた方が大半だろう。

結果はご存知の通り、表現が乏しくて申し訳ないが「実に強い」としか言わざるを得ない。

下馬評では、タイムフライヤーの方に注目が集まっていたが、完成度高く、完璧なレース運びをした同馬に対し、厩舎サイドが「びっくりするぐらいまだ馬が出来上がっていない。本当に良くなるのは4歳」とコメントしているのだが、多少大げさではあるものの、成長度合い、潜在能力という見方ではその通りではないだろうか。

ましてやハーツクライ産駒となれば、晩成型だけに大きく頷ける。負傷から復活した武豊にもキタサンブラックが今秋にターフを去っても、来春が楽しみなこととなったことだろう。

果たして武豊騎手は、クラシック戦線ジャンダルムとどちらを選ぶのだろうか??いずれにしてもまた新たにスター候補が現れたことを嬉しく思う。

ワグネリアンとの対決など含め、楽しみが尽きない!!!

 

2着・・・タイムフライヤー

完成度が高い馬だけに、持続した成長があるかが課題かもしれない。だが、同馬もキャリアが浅いだけに勝負付けが済んだとは思わない方が良いだろう。

とにかくレースセンスはある馬。だからこそ2歳戦において、良い結果を持続できるタイプ。予想する側としては心強いだけに、GⅠなどの重賞で今後人気がないのであれば注意が必要だ。

 


 

【京都2歳S 2017】を見逃した方は下記からご覧下さい。

【京都2歳S 2017】のレース後の関係者のコメント

 

レース後のコメント

1着 グレイル(武豊騎手)
「強かったですね。直線も手前をかえなかったように、まだしっかりしていないところがありますが、その中でもこれだけの走りをしてくれましたからね。前回は道悪をこなして、今回は良馬場で勝ってくれましたし、素質を感じます。明日(ジャパンC)もこの調子で結果を出したいですね」

1着 グレイル(野中賢二調教師)
「調教の反応が初戦の時よりも良くなっていました。ただ、直線で手前をかえなかったように、まだ完成していません。今日勝ってゆったりしたローテーションを組めますし、次は来年になってからですね。どこから始動するかは、オーナーとも相談して決めようと思います」

2着 タイムフライヤー(C・デムーロ騎手)
「好位で運んで、ラストもしっかり伸びています。今日は勝った馬が強かったです」

5着 シスターフラッグ(岩田康誠騎手)
「夏場より馬が良くなっていました。距離はもっとあっても良いと思います。これからも成長すると思います」

6着 ナムラアッパレ(国分優作騎手)
「折り合いに心配がなく、楽に行けました。初めての距離でも伸びてくれました。器用に走れる馬です。使い詰めでも毎回頑張ってくれます」

(via ラジオNIKKEI 

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