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ホーム勝負の明暗【回顧】チャンピオンズカップ 2017 勝負の明暗「ゴールドが勝利を掴めた確固たる理由とは?」

【回顧】チャンピオンズカップ 2017 勝負の明暗「ゴールドが勝利を掴めた確固たる理由とは?」

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

勝負の明暗 はここだった!

 

【回顧】チャンピオンズC 2017 における勝負の明暗( キングS 予想含む )

 

まずは、会員様へお伝えしたコメント抜粋は下記の通りです。

?キングスポーツ編集長の大局観(一部抜粋)

(日)は絶対にチャンスが来る!

(土)については配当を含め度外視だ!ここで引きずられていたのではプロの予想家として恥ずかしいとさえ思っている。だからこそ私の闘志に更なる火が付いた!

「つよがり」と取られるかもしれないが、強がるのも本当に強いのも他人から見れば同じだ。最初から強い人なんていないものだ!

だったら、無理してでも強がる!それが強靱なメンタルを作る!そして、続けることで、そのうちそれが普通ともなれば、常人では買えないキングスポーツらしい「覚悟の勝負」ができると確信している!

もう一度、言おう。

(日)チャンピオンズカップは「キングスポーツ」に最大のチャンスが来る!そして獲ってみせる!


?復活!G1馬!⑨☆ゴールドドリーム

ここ最近の主なダート重賞といえば【JBCクラシック】だったり【武蔵野S】【みやこS】といったところが挙げられるだろう。どのレースも、力のある馬が出走しているハイレベルな戦いが繰り広げられていたことは承知している。

だが、それ以上に、私達が魅力を感じているレースがある。それこそが、今年2月のG1【フェブラリーS】!何を語るより、今回の1番人気候補サウンドトゥルーが、この1年で最も苦しみ8着に敗れた(距離適性の問題があったにせよ)という事実をお伝えするだけで、レベルの高さをご理解頂けると思う。

そして、そのレースを4角8番手から差し切ったのが、このゴールドドリームだ!自慢の末脚の破壊力は、歴代のダートトップホースと比較してもヒケはとらない。現役ダート馬の中では抜けていると確信!

その後は結果を残せてはいないが、これは状態の問題。前走の【南部杯】を叩かれ本来のデキを取り戻した今、狙わないでどうするんだ!鞍上ムーアも頼もしく、復活の戴冠!

 

ゴールドドリームがまさかの8番人気の伏兵

 

上記のコメントの通り、私たちは2月の【フェブラリーS】をレベルの高いレースだと読み切り、当然のように、そのレースの勝ち馬だったゴールドドリームを☆穴馬として1週前より予告。

それほどの馬が、レース当日になっても8番人気の伏兵に留まっているのですから「こんなに美味しい馬券があってよいのか」と、一人でほくそ笑んでいました。笑

例えG1馬でも、3連敗すると過去の馬!終わった!と、見捨てるのが現在の競馬ファンです。しかし、3連敗した理由を把握していれば買えるのです。

・3走前は海外の超強敵相手
・前々走は帰国初戦
・前走は出遅れても伸びて0.5秒差

結果は案の定!

 

豪脚炸裂で、キングスポーツに馬連4140円の高配当をプレゼントしてくれました。このように、予想をする時は、馬単体で考えるだけではなく「どの組のレベルが高かったのか」という点に注意すると、意外と勝利への最短距離が見えてくるものです

 

とはいえ、ゴールドドリームを狙うに当たっては、その他にもいくつかの「確固たる理由」がございました。

 

?1着ゴールドドリーム・・・4つの勝因

・得意の良馬場は、G1フェブラリーSを勝ったとき以来
ジャパンカップ時にもお伝えした狙い澄ましたローテ(南部杯から直行が大正解)
・プールと坂路を併用する調教が、充実の内容。特に最終追い切りは秀逸。
・当日プラス体重(プラス14キロ)

 

元々力のある馬に、状態の良さなど、諸々の条件が追い風となれば、凡走する道理がございません。ムーア騎手の剛腕も凄まじかったですね。現状、日本人騎手であそこまで追える騎手は残念ながらいませんが、せっかく世界最高のお手本が同じ舞台にいるのですから、追うことに限らず、そのすべてを盗んで頂きたいですね。

 

?2着テイエムジンソク・・・真の名馬へ!内容ではヒケをとらず

 

ありがとうゴールドドリーム!勝利の美酒に酔うぞ!

結論から言えば、内容的には勝ったゴールドドリームに全くヒケをとっていませんでした。「初めての左回り」「初めてのG1」と、非常に条件が厳しかったこともあり、あくまでも「相手まで」という考え方をしていましたが、苦しい条件を乗り越えられる馬こそが「真の名馬」。

テイエムジンソクは、これから先、名馬になっていく資質が十分だと判断しました。

古川騎手は、厳しい条件だとわかっていたからこそ、慎重になってしまったのかもしれませんね。

たらればではありますが、強気に早めに先頭に抜け出していたら、抜群のスピードで、後続を突き放すこともできたのではないでしょうか。

20年GIを勝っていない古川騎手にとって、これは「大きな経験」という代えがたい財産になったでしょう。花の12期生の一人として、福永や和田らに負けずに、更なる成長をしてもらいましょう。

馬券云々とは切り離しますが、彼とテイエムジンソクのコンビを個人的には引き続き応援したいと思います。

 

?3着コパノリッキー・・・高く評価しすぎるのはどうか

さすがはG1・10勝馬(交流G1含む)!7歳という年齢から、往年の勢いは見られませんが、それでもさすがの地力を見せてくれましたね。

好走できた最大のポイントは、前走で【JBCスプリント】を使ったことにあると見ています。速い流れのレースを使ったことにより、スタート後、行き脚がついてラクに先手を取れたからです。

加えて、前述した同型のテイエムジンソクが、慎重に乗ってくれたことで展開も楽と、全ての条件がこの馬に向いていました。地力は確かにせよ、この3着は拾いものかもしれません。

タイプ的に嵌まるか??嵌まらないか?という面もありますし「じゃあ次回【東京大賞典】も好走だ!」と安易に考えるのは危険でしょう。

 

?4着ケイティブレイブ・・・目覚めよ!福永!

この馬の場合は「差し」に徹した方が良いタイプだと私は見ています。

実際に、優勝した【帝王賞】や、2着に好走した前走の【JBCクラシック】が、中団から素晴らしい脚を使っていたからです。

今回は、戦前に調教師が「前で競馬をしたい」という旨の話をしていただけに、それを忠実に守ったのがいかにも福永騎手らしいですね。好枠だったこともあるでしょうが「やり切った乗り方」だったのでしょうか。

仮に、一列後ろのアウォーディーと同じような位置取りで勝負していれば、その外を通ってきた勝ち馬ゴールドドリームとの追い比べがあったかもしれません。

時に横山典や武豊騎手は、臨機応変に自分の決断で調教師に言うことに逆らって乗っています。

それはなぜか?答えは「勝つために」。

福永騎手も、今や誰もが認める名手の一人なのですから、自信をもって「俺のやり方で勝たせてやる」くらいの気概を持って欲しいものです。

 


【チャンピオンズC 2017】を見逃した方は下記からご覧下さい。

 

 

【チャンピオンズC 2017】のレース後の関係者のコメント

 

レース後のコメント

1着 ゴールドドリーム(R.ムーア騎手)
「素質がありGIホースですから、うまくレースを運ぶことが出来れば勝てると思っていました。この馬なりにゲートを出て良い位置が取れて、最後はよく伸びてくれました。まだ4歳なのでこの馬には明るい未来があるでしょう。昨日も私は重賞を勝ちましたが、アルバートも良い馬で、うまくことが運べれば勝てますが、そうでなく負ける時もあります。その時でもどうか応援してください」

2着 テイエムジンソク(古川吉洋騎手)
「初めてのGIでしたが、堂々と勝ちに行きました。最後は差されましたが、勝ちに行って負けたのだから仕方がありません。自分の競馬は出来ました。これからも無事に行ってくれたらいいと思います」

3着 コパノリッキー(田辺裕信騎手)
「前走で短距離のレースを使ったので行き脚はつきました。テイエムが早く来るのも分かっていましたし、道中の折り合いもつきました。理想的な競馬が出来たと思います」

4着 ケイティブレイブ(福永祐一騎手)
「イメージしていた流れになり、イメージしていたポジションを取れました。この馬なりに脚は使っていますが、かわせそうでかわすことが出来ませんでした。インから抜け出す競馬は初めてでしたが、うまく対応してくれました」

5着 アウォーディー(武豊騎手)
「もう少しレースが流れて欲しかったです。今日は何とはなしに走っている感じで、伸びてはいましたが、スパッと来なかったです。本領発揮とはいきませんでした」

11着 サウンドトゥルー(大野拓弥騎手)
「馬の状態は良かったのですが、流れが落ち着いて予想外のペースになりました。どこかで外に出せていれば良かったのですが、思いのほか馬群が固まってゴチャつく競馬になりました」

(via ラジオNIKKEI 

 

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