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京王杯スプリングカップ 2018【回顧】レコード決着の中、本番に繋がる馬は?

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】京王杯スプリングカップ 2018 における勝負の明暗

2018年 5月12日(土) 2回東京7日 天候 : 晴  馬場状態 : 良

4歳以上・オープン・G2(別定) (国際)(指定) 芝 1400m 18頭立

馬 名 性齢 騎手 タイム 着差 単勝 体重 ±
3 5 ムーンクエイク セ5 ルメール 1.19.5   4 7.1 504 0
8 17 キャンベルジュニア 牡6 石橋脩 1.19.5 7 17.4 546 +2
1 1 サトノアレス 牡4 蛯名正義 1.19.5 ハナ 2 5.1 504 -6
3 6 グレーターロンドン 牡6 田辺裕信 1.19.6  1/2 3 5.5 468 -2
2 4 ラインスピリット 牡7 森一馬 1.19.7  1/2 14 170.3 446 +2
4 8 リライアブルエース 牡5 戸崎圭太 1.19.7 クビ 6 13.4 486 -4
5 9 ウインガニオン 牡6 津村明秀 1.19.8 クビ 11 21.8 492 -6
6 11 シュウジ 牡5 横山典弘 1.19.8 クビ 8 18.5 502 0
B2 3 アドマイヤゴッド 牡6 内田博幸 1.19.9  1/2 17 286.3 492 -2
10 6 12 テオドール 牡5 石川裕紀 1.19.9 ハナ 13 40.9 542 -4
11 1 2 トウショウピスト 牡6 田中勝春 1.20.0 クビ 15 172.2 474 -4
12 5 10 セイウンコウセイ 牡5 三浦皇成 1.20.0 5 8.4 500 +10
13 7 14 ビップライブリー 牡5 大野拓弥 1.20.0 クビ 10 20.9 462 +2
14 4 7 アイライン 牝6 北村宏司 1.20.1 クビ 16 176.0 478 +2
15 7 15 ダンスディレクター 牡8 武豊 1.20.2  3/4 1 4.9 440 -2
16 8 16 ノボバカラ 牡6 武藤雅 1.20.6 2 1/2 18 327.4 510 +2
17 7 13 ダイメイフジ 牡4 松山弘平 1.20.8  3/4 9 19.0 512 +2
18 8 18 フィアーノロマーノ 牡4 川田将雅 1.22.3 9 12 26.2 538 +4

 

 

1着ムーンクエイク・・・マイルでは大きな課題がある

この馬を軽視していたせいで、惜しくも3連単7万馬券を逃してしまった事が悔やまれる。というのもこの馬は以前から折り合いがかなり難しい馬で、今回もかなり掛かってしまってはいた。要するに、チグハグな競馬で、終わってしまうのではないかと予想していたのだ。

 

結果論にはなるが、こういう運びでも直線は終いで脚を使ってるレースが多く、展開一つ、乗り方一つで弾けてくる。そう。ストレスがかかりにくい位置取りをルメール騎手がしていたのが大きかったのだ。脚の使い所がもうドンピシャ完璧で後続を凌ぎ切り、且つ、前をキッチリ捉えきると言うのは超一流の業としか言い様がない。

 

しかし安田記念はどうかなという疑問が残る。前述の通りスムーズさを欠くタイプなのでが短い方が良さそうだし、1600mへの延長はやや不安。フルゲートになるでしょうし、揉まれてどうかと言う点も残る。

 

2着キャンベルジュニア・・・最悪な流れで2着に!

外枠からの競馬。出遅れてしまい脚を使った上に、手綱を抑えた所で若干掛かってしまった点が響いてリズムが崩れた競馬になっていた印象。それでも2着に残った内容から地力の高さを大いに感じた。

 

実際ゴール前では一度先頭に立っていた。400mから脚を使わず、300mまで温存しておけばアタマ差ハナ差で勝っていたかもしれない。

 

ルメール騎手が神騎乗をした上で惜しくも勝利を逃したが、先行馬に乗る石橋脩騎手は、オークスに出走予定のラッキーライッラックとの出会いの恩恵か、格段にレベルを上げている。安田記念でもやや警戒した方が良い存在ではないだろうか。

 

3着サトノアレス・・・適距離はやっぱりマイル!

この馬を軸馬として勝負していたが、惜しくも3着でゴール!結果論にはなるが、初の1400mで置かれてしまった部分はあると思う。脚質とはいえ、後手後手となる競馬。さらに各馬が止まらない上がり勝負の展開だった事を考えると32.7秒の脚を使って最後方から来ているのは価値あり。適距離に戻る点、そして叩かれて状態が一気に上がることを考えれば、率直に「安田記念」でも楽しみな馬だ!


 

【京王杯スプリングカップ 2018】を見逃した方は下記からご覧下さい。

【京王杯スプリングカップ 2018】のレース後の関係者のコメント

~レース後のコメント~
1着 ムーンクエイク(C.ルメール騎手)
「ラスト200mは3頭併せの中よく頑張ってくれました。少し掛かるところはありましたが、スピードはあるし、長く脚を使えます。タフな馬なので、1600m(安田記念)は合っています」

(藤沢和雄調教師)
「ペースが少し速くて、レースがしやすかったですね。厩舎に置いたまま、次は安田記念に向かう予定です」

2着 キャンベルジュニア(石橋脩騎手)
「状態がとても良く、かなり仕上がっていました。スタート後の馬の出はそれほど良くありませんでしたが、うまく対応してくれて、直線での加速は素晴らしかったです。そのまま押し切れれば良かったのですが、勝ち馬に目標にされていた分、最後は捕らえられてしまいました。素質は良いものをもっているので、今後も楽しみです」

3着 サトノアレス(蛯名正義騎手)
「初めての1400mということもあり、ポジションは取れませんでしたが無理せずに乗りました。次走の安田記念につなげる狙いでレースをしたところ、折り合いもついて良いレースができました」

4着 グレーターロンドン(田辺裕信騎手)
「1400mという距離に加えて、前半から流れたことで忙しかったです。レコード決着もこの馬にとっては厳しいですね。それでも、最後は良い脚を使ってくれました」

5着 ラインスピリット(森一馬騎手)
「いつもの通りゲートの速さを生かして、楽に2番手につけられました。そのまま良いリズムで行けて、最後まで差がなく頑張っています。スタートで遅れてしまった前走は参考外として、着実に力をつけてきています」

6着 リライアブルエース(戸崎圭太騎手)
「とても乗りやすい馬で、クラスが上がってきても頑張っています。直線ではスムーズでないところもありましたが、最後までしっかり伸びています」

15着 ダンスディレクター(武豊騎手)
「道中の感じは悪くありませんでしたし、勝ち馬の後ろで折り合いもつきました。しかし、追い出してからの反応が一度もありませんでした。走りも硬いような気がしました」

(via ラジオNIKKEI 

 

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