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ホーム勝負の明暗神戸新聞杯 2019【回顧】やはり見逃せない「騎手のコメント」

神戸新聞杯 2019【回顧】やはり見逃せない「騎手のコメント」

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】神戸新聞杯 2019 における勝負の明暗

馬 名 騎手 タイム 通過順位 上3F 調教師
3 3 サートゥルナーリア ルメール 2.26.8 02-02-02-01 32.3 1 (栗)角居勝彦
5 5 ヴェロックス 川田将雅 2.27.3 04-04-04-03 32.5 2 (栗)中内田充
8 8 ワールドプレミア 武豊 2.27.5 07-07-06-06 32.3 3 (栗)友道康夫
4 4 レッドジェニアル 酒井学 2.27.8 02-03-03-03 33.1 4 (栗)高橋義忠
2 2 ユニコーンライオン 岩田康誠 2.27.8 05-05-06-06 32.7 6 (栗)矢作芳人
6 6 シフルマン 松山弘平 2.27.9 01-01-01-02 33.3 5 (栗)中尾秀正
7 7 ヴィント 竹之下智 2.28.4 05-05-05-05 33.5 7 (栗)千田輝彦
1 1 ジョウショームード 小牧太 2.28.6 08-08-08-08 33.3 8 (栗)服部利之

 

突然だが、私たちキングスポーツには、予想に臨む上で非常に大事にしている「要素」がある。

それが何かおわかりだろうか?

時計?コース適性?馬体重?

もちろん、それらも大切だ。だがそれ以上に

ジョッキーのコメント

に注意している。

 

本音を語るのは誰だ?

コメントと言っても、全部が全部、そのまま受け取る必要はない。

本音を言う騎手。決して本音を言わない騎手。それが半々の騎手。

タイプはそれぞれ。

だが、各騎手のコメントに潜むクセを掴むのも予想家の実力であり、私たちはそのあたりに扱いに非常に長けていると自負している。

 

例えば川田騎手。

実は先週の「セントライト記念の回顧」における「未来の主役」のコーナーにおいて、以下のようなことを記した。

転載してみたい。

次走こそ狙え!この馬が未来の主役だ!

2着・サトノルークス

サトノルークスの鞍上、川田将雅騎手は正直な男だと感じる。

特にインタビューの時、結果にかかわらず激走した馬をたたえる一方、課題は課題として率直に語り、良いところは良いという。

だから、予想家としては参考になるのだ。

このように、川田騎手は

かなりの確率で本音を語ってくれる男

だと私たちは受け取っている。

そんな川田騎手が、皐月賞前に語っていたコメントが印象に残っている。

 

モノの違いを示唆していた

川田騎手が語っていたのは、以下の通りだ。

――今回、怪物級と言われるようなライバルも1頭いるというムードですが、川田騎手はそのあたりは感じられていますか?

ライバルというのも失礼かなと思いますけどね。1頭、抜けていると思いますから。あれだけ素晴らしい馬がいるので、そこにチャレンジしにいく立場ですから、なんとかいい競馬が出来ればいいな、とは思いますが。

それほど、サートゥルナーリアは力のある馬なのだ。

 

だからこそ無理はしなかった

実際に、今回のサートゥルナーリアのレースぶりは桁違いだった。

改めて、私が「あそこが強かった」などと能書きを垂れる必要もない。

一目瞭然だろう。

世代を超えたスーパーホースとして、この先大活躍する可能性は極めて高い。

 

また、ヴェロックスの川田も、そこまで強さを認めているからこそ、サートゥルナーリア向きの展開になったこともあり(スローからの瞬発力勝負)無理に勝ちにいく競馬をしなかったように見えた。

【菊花賞】へ向けて、余力と上積みをもって臨めそうだ。

 

今回は2強とその他の能力に差がありすぎたため、レース内容について語っても意味がないと思い、敢えて「コメントの重要性」についてご紹介させてもらった。

皆様も、これまで以上にコメントには注目してほしい。

 

そして今回は、コーナー開始以来初めて「未来の主役」をなしとさせていただく。どうしても推したい馬が見当たらなかった。

2強以外の面々には、今後私に

「あの時推しておけばよかった、、、見る目がなかったな」

と後悔させるような活躍をしてもらいたい!心から願っている。

 

レースを見逃した方はコチラから

【神戸新聞杯 2019】のレース後の関係者のコメント

~レース後のコメント~
1着 サートゥルナーリア(C.ルメール騎手)
「今日は彼の強さを出してくれました。レースではとりあえず、前の馬が必要でした。向正面でも冷静に走ってくれました。3~4コーナーから大外に来て、徐々に加速して良い脚を使いました。今日は良いスタートでした。ダービーは残念でした。スタート前から今日はリラックスして、ゲートの中でも静かでした。大きなレースはスタートが大事ですからね。良いスタートを切ることができました。次走はまだ分かりませんが、スーパーホースです」

(角居勝彦調教師)
「上手にスタートして、折り合いもつきました。一夏越して、体もしっかりしてきたと感じていました。これで、距離にもめどが立ちました。我慢が効けば、こういう脚を使えます。次走については、オーナーと相談して決めます」

2着 ヴェロックス(川田将雅騎手)
「久々の分、想定よりも力みが強かったですが、よく我慢してくれました。前哨戦としては良い内容で走れました」

3着 ワールドプレミア(武豊騎手)
「気性面の成長が伺えず残念でしたが、体や走りは春よりも良くなっています。ラストの脚は良かったです」

4着 レッドジェニアル(酒井学騎手)
「ペースも遅く、あの位置になりました。道中、他の馬を見て、反応しかかりましたが、よく辛抱してくれました。上位馬とは決め手の差が出ましたが、ラストも頑張ってくれています」

5着 ユニコーンライオン(岩田康誠騎手)
「集中して走ってくれましたし、距離も問題なかったです」

6着 シフルマン(松山弘平騎手)
「スタートが良かったですし、行く馬がいなかったので行く形になりました。リズム良く、折り合いもつきましたが、勝った馬に早めに来られて、苦しくなりました」

(via ラジオNIKKEI 

 

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