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小倉大賞典 2021【回顧】競馬にはドラマがある!次走への一言メモも

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】小倉大賞典 2021 における勝負の明暗

2021年 2月21日(日) 2回小倉4日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第55回小倉大賞典
4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 1800m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
2 3 テリトーリアル 牡7 56.5 石川裕紀 1.45.5   03-03-03-03 35.0 11 23.8 476 0 (栗)西浦勝一
8 15 ボッケリーニ 牡5 57 浜中俊 1.45.5 ハナ 05-06-06-05 34.6 1 2.8 468 0 (栗)池江泰寿
8 16 ディアンドル 牝5 53 団野大成 1.45.7 1 1/2 02-02-02-01 35.9 12 35.0 498 -6 (栗)奥村豊
3 6 アールスター 牡6 56 長岡禎仁 1.45.8 07-08-08-07 34.8 4 9.9 506 -2 (栗)杉山晴紀
6 12 デンコウアンジュ 牝8 56 蛯名正義 1.45.8 ハナ 11-10-11-07 34.7 8 17.1 464 -14 (栗)荒川義之
1 1 カデナ 牡7 58 菅原明良 1.46.0 1 1/4 15-15-13-10 34.7 5 12.5 476 -4 (栗)中竹和也
2 4 アドマイヤジャスタ 牡5 56 吉田隼人 1.46.0 ハナ 13-13-13-13 34.6 14 40.0 512 +2 (栗)須貝尚介
4 7 フェアリーポルカ 牝5 55 和田竜二 1.46.0 ハナ 05-05-04-04 35.2 2 5.8 506 0 (栗)西村真幸
1 2 ヴァンケドミンゴ 牡5 56 藤岡佑介 1.46.3 1 3/4 13-13-13-13 34.9 3 9.0 470 -2 (栗)藤岡健一
10 6 11 ロードクエスト 牡8 56 西村淳也 1.46.3 12-12-08-09 35.3 16 69.2 464 -2 (美)小島茂之
11 5 9 バイオスパーク 牡6 57 内田博幸 1.46.3 ハナ 10-10-12-13 35.1 10 20.4 474 -4 (栗)浜田多実
12 3 5 ヴァンランディ 牡5 55 杉原誠人 1.46.5 1 1/4 07-07-06-05 35.6 9 20.4 460 0 (美)藤沢和雄
13 5 10 ドゥオーモ 牡8 53 藤岡康太 1.46.5 16-15-13-16 35.1 13 37.6 476 +4 (栗)野中賢二
14 4 8 トーラスジェミニ 牡5 56.5 吉田豊 1.46.7 1 1/4 01-01-01-02 37.1 7 17.1 486 -2 (美)小桧山悟
15 7 13 ショウナンバルディ 牡5 54 岩田康誠 1.46.8  1/2 07-08-08-12 35.8 6 15.3 450 +6 (栗)松下武士
16 7 14 ベステンダンク 牡9 57 横山和生 1.46.8 04-04-04-10 36.1 15 49.9 512 -8 (栗)安達昭夫

 

今回の【小倉大賞典】を見終えた際、最初に思ったのが

「競馬とは、なんてドラマチックなんだろう」

ということだ。

ご存知の方も多いとは思うが、優勝したテリトーリアルを管理する西浦勝一調教師は、来週で定年、調教師を引退する。

そんな調教師へ向けて、重賞勝利のプレゼント!

もちろん、これ自体は素晴らしいことなのだが、注目したいのは

勝ち馬テリトーリアルが単勝二桁人気の馬だったということ。

 

西浦師といえば!カツラギエース

現役時代に様々な馬に騎乗し、また調教師としてもテイエムオーシャンやカワカミプリンセスなどの名馬を育てた西浦師。

それでもやはり!競馬ファンのイメージは

西浦師=カツラギエース=3冠馬2頭や外国馬を退けてのJC制覇

ということになると思う。

衝撃的な大逃げは今も忘れられない。

そんな、西浦師の代名詞となった【JC】のカツラギエースも単勝二桁人気だった。(10番人気)

最後まで「二桁人気馬でのドラマチックな勝利」が彼を待っていたのだ。

 

待っていたプレゼント

騎手としての通算勝利数は635勝。

また調教師としては、今週までで447勝。

勝ち星の数だけを見ると、決して華やかな競馬人ではなかったかもしれない。

だが、地道に日々を全うしてきたからこそ、こうしたプレゼントを競馬の神様が用意してくれたのかもしれない。

私たちは決して西浦師のことを忘れることはないだろう。

あと1週残ってはいるが、長い間本当にお疲れ様。

 

勝ち馬は小倉向き

そんな西浦師に重賞勝ちをプレゼントしたテリトーリアル。

11番人気の伏兵とは思えぬほどの力強いレースぶり。

レース後、石川騎手が

「外から人気馬が来ていて、必死でしたが、馬が応えてくれました。前が飛ばして理想の展開になりました。スタミナ、持久力が持ち味なので、それを生かそうと思って乗りました。

と語るように、自慢のスタミナを存分に活かしての勝利となった。

 

ここで覚えておいていただきたいのは、今回のレース展開に限らず

小倉コースは非常にタフ

だということ。

「小倉=平坦で走りやすいコース」とイメージされる方も多いだろうが、実はそうではない。

 

スピードが出やすい=タフな流れになりやすい

ということで、ここで小倉芝コースの断面図をご覧いただきたい。

小倉競馬場の高低断面図(via JRA)

 

上の断面図からもわかるように、2コーナーあたりからゴールまで、常に下りか平坦!

つまりスピードが出やすい(出てしまう)コース形態なのだ!

実際に、今回も前が飛ばす速い流れになっていた。

だから、予想する上で重要なのは

プラス1ハロンも簡単にこなせるようなスタミナ・タフさの持ち主は誰?

ということになるのだ。

 

芝1800M戦に限らず

つまり2000Mの重賞で複数の好走歴があるテリトーリアルにはドンピシャの条件だったのだ。

当然、重賞に限らず、この先も小倉競馬を予想することがあると思うが

芝1800Mに限らずプラス1ハロンを意識する

これを今回のレースを受けての教訓としていただけたら幸いだ。

では、引き続き次走への一言メモへ!

 

キングスポーツ流「次走へ向けての一言メモ」

ここからは「私の独り言」だととらえていただきたい。

今後へ向けて、気がついたことをメモ帳に走り書きしているようなイメージ。

せっかくなので、それを皆様と共有してみようかと考えた。

今回は、勝ち馬以外では最も可能性を感じた1頭をご紹介。

 

2着ボッケリーニ

デビュー2戦目から今回まで、12戦連続で掲示板圏内!

そのうち10回が馬券圏内!

驚くほどの安定感は、さすがはG1馬ラブリーデイの弟といったところだろうか。

一方で今回、結果的にテリトーリアルをとらえきれなかったため

「決め手に欠ける面があるのでは?」

と思われる方もいるだろうが、決してそうではない。

血統背景から小倉コースをこなすだけのスタミナも十分にあるが、今回のような必要以上の速い流れでタフさ比べになると、テリトーリアルのような馬に分があるだけ。

前走【中日新聞杯】を上がり33秒台の脚で差し切っているように、最も力を出せるのは瞬発力勝負の場面!

展開次第では、もう少し上のレベルの相手でも十分に戦えそうだし、引き続き注目だ!

 

【小倉大賞典 2021】のレース後の関係者のコメント

レース後のコメント
1着 テリトーリアル(石川裕紀人騎手)
「外から人気馬が来ていて、必死でしたが、馬が応えてくれました。前が飛ばして理想の展開になりました。スタミナ、持久力が持ち味なので、それを生かそうと思って乗りました。この馬向きの流れになりました。後ろから来ているのは分かっていましたが、並んでから根性を出してくれました。最後は祈っていました。この馬にはタイミングの良い時にコンビを組ませてもらいました。これまでも乗せていただいて結果が出なかったこともありましたが、今日は結果が出せて良かったです」

2着 ボッケリーニ(浜中俊騎手)
「スタートを上手に出て、懸命に走っていましたが、勝った馬がしぶとかったです。勝ちたかったので、悔しいです。よく頑張ってくれました」

3着 ディアンドル(団野大成騎手)
「道中のペースは速かったのですが、行きっぷりが良くて、その勢いを殺さないように競馬しました。早めに動く形になりましたが、よく頑張っています。道中の力みが取れると良いですね」

4着 アールスター(長岡禎仁騎手)
「競馬自体は上手く、良い所で競馬ができました。小倉記念の時とは違って、力のいる馬場でしたが、最後まで伸びてくれました。前残りの競馬でしたが、良い競馬をしてくれたと思います」

5着 デンコウアンジュ(蛯名正義騎手)
「自分の競馬はできています。最後までよく頑張ってくれました」

8着 フェアリーポルカ(和田竜二騎手)
「スムーズに勝ち馬の後ろで運べました。良い感じでしたが、追ってからのめってしまいました。牡馬相手の分もあるでしょうか」

14着 トーラスジェミニ(吉田豊騎手)
「他に速い馬がいましたが、行ってこその馬なので、あの形になりました。向正面でいつもは抜けるところが、ハミを噛んでしまいました。早めに来られて息が入りませんでした」

(via ラジオNIKKEI 

 

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