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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】小倉記念 2026→結果もさることながら「中身を評価すべき未来の主役」たちに注目!

【先週の重賞回顧】小倉記念 2026→結果もさることながら「中身を評価すべき未来の主役」たちに注目!

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

小倉記念 2026 の回顧

2026年 7月19日(日) 2回小倉8日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第62回農林水産省賞典小倉記念
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝 2000m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
1 1 ゼンダンハヤブサ 牡4 52 酒井学 1.58.0 08-06-07-06 34.7 10 (栗)橋田宜長
8 17 ジョバンニ 牡4 57.5 コレット 1.58.1  1/2 06-06-05-06 34.9 1 (栗)杉山晴紀
B8 18 レーゼドラマ 牝4 55.5 松若風馬 1.58.2  1/2 02-02-02-02 35.8 6 (栗)辻野泰之
3 6 ガイアメンテ 牡5 57 川田将雅 1.58.3  1/2 06-06-05-03 35.2 2 *(栗)須貝尚介
2 3 ナムラエイハブ 牡5 56 田山旺佑 1.58.4 1 03-03-03-03 35.7 12 (栗)長谷川浩
5 9 ジーティーアダマン 牡4 57 松山弘平 1.58.5 クビ 04-04-04-05 35.5 3 (栗)上村洋行
4 7 トータルクラリティ セ4 53 国分優作 1.58.6  1/2 01-01-01-01 36.3 17 *(栗)池添学
7 14 ウエストナウ 牡5 57.5 高杉吏麒 1.58.7  1/2 08-09-08-08 35.3 5 (栗)寺島良
1 2 タガノアビー 牝4 54 幸英明 1.58.7 クビ 11-09-10-08 35.0 4 (栗)千田輝彦
10 B5 10 マイネルメモリー 牡6 54 菱田裕二 1.58.8 クビ 17-16-14-13 34.8 11 (栗)宮徹
11 4 8 サフィラ 牝5 55.5 西村淳也 1.59.1 1 3/4 08-09-08-08 35.7 8 *(栗)池添学
12 6 12 ケイズレーヴ 牡4 56 渡辺竜也 1.59.3 1 1/2 16-16-17-16 35.0 16 [地]榎屋充
13 6 11 カネフラ 牡6 53 富田暁 1.59.4  3/4 14-14-14-15 35.5 14 (栗)高橋康之
14 2 4 コパノサントス 牡6 53 藤懸貴志 1.59.4 11-12-10-13 35.8 15 (栗)梅田智之
15 7 13 カエルム 牡5 52 M.デム 1.59.4 ハナ 18-18-14-11 35.4 13 (栗)安田翔伍
16 B8 16 ノーランサンライズ 牝4 50 今村聖奈 1.59.8 2 11-12-10-11 36.2 9 (栗)佐藤悠太
17 7 15 テーオーソラネル 牡7 55 田口貫太 2.00.6 5 14-15-17-17 36.3 18 *(栗)須貝尚介
3 5 エヒト 牡9 58 吉村誠之 04-04-13- 7 (栗)森秀行

 

開催後半でも消えなかった「内の価値」

「単勝1番人気の実績馬を、単勝10番人気の伏兵が退ける」

まさに夏競馬であり、まさにハンデ戦といったところではないだろうか。

ということで、まずはゼンダンハヤブサ陣営の皆さまに心から祝福を申し上げたい。

3勝クラスの身での格上挑戦での優勝は「お見事」の一言に尽きる。

結果そのものに関しては、ケチをつける要素はひとつもない。

 

その一方で

「3勝クラスを勝ち抜けていない馬がそもそもどうして激走できたのだろう?」

という部分は冷静に精査すべきだろう。今後の予想ライフに活かせる部分もあるはずだ。

 

枠を活かした競馬で

ゼンダンハヤブサはどんなレースをしていたか?

1番枠からスタートすると、無理に前を追い掛けることなく中団の内で折り合いに専念。

道中の通過順は常に中団よりやや前をキープ、終始大きな距離ロスを避けながら脚を温存した。最後の直線では馬群の間をスムーズに抜け出し、1番人気ジョバンニの追撃を半馬身差で封じている。

52キロの軽ハンデに加え、1番枠を最大限に生かした酒井学騎手の好騎乗だった。

実際に、酒井騎手自身もレース後、1番枠から「コースロスなく、折り合い面をうまく運ぶ」ことを意識したと説明している。

それでも!

もしもそうした競馬で結果を出したのがゼンダンハヤブサだけなら「謙遜なのかも?」と思える部分だが、同じように好走した馬が他にもいる。

 

単勝二桁人気馬2頭の共通点

実は今回、ゼンダンハヤブサよりもさらに人気薄、12番人気のナムラエイハブも掲示板に絡む5着激走を見せたが、こちらも内側の3番枠。

序盤から3番手付近の、いわゆる「内前」を確保するロスのない競馬。勢い溢れる若武者・田山騎手が見事に導いていた。

 

ナムラエイハブ

開催最終週の小倉だけに、レース前には内側の馬場状態を疑う必要もあった。

しかし、少なくとも【小倉記念】に関しては、内側でロスなく運ぶ価値が依然として高かったと考えられる。内側の傷みが進まなかったのだろう。

造園課の皆さまの技術の高さには恐れ入る(笑)

そういえば、3着レーゼドラマは18番枠だったが、スタート後に積極的に出していく、最初のコーナーで2番手を確保。こちらも内前が功を奏したと言えそうだ。

 

やっぱりジョバンニ

来年以降、夏の小倉開催の「馬場状態の変化」には、これまで以上に注意してみていく必要がありそうだ。

いずれにせよ、こうした点を鑑みれば、改めて2着ジョバンニは強い。

レース後、鞍上も「内枠とハンデ差」という条件面を敗因に挙げていたが、全くその通りだと思う。

その他、外枠から終始外を回すような形となって不完全燃焼に終わった馬も何頭かいる。(例えば8着のウエストナウあたりはその典型だろう)

今回に関しては「結果」では上位勢を素直に称えるのは大前提。

その上で「今後に繋がる中身」ではジョバンニは別格にせよ、差しそこねた面々の逆襲に期待すべきだろう。

上でも名前を挙げたウエストナウや、内の2番枠ながら後ろから外を回す格好になった9着タガノアビーらを未来の主役にあげておきたい。

函館2歳S 2026 の回顧

2026年 7月19日(日) 1回函館12日 天候 : 晴  馬場状態 : 重
【11R】 第58回函館2歳S
2歳・オープン・G3(馬齢) (国際)(特指) 芝 1200m 13頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 調教師
4 5 フェリチタ 牝2 55 横山和生 1.10.4    05-04 35.6 9 (栗)鈴木孝志
B6 9 イモージェン 牝2 55 佐々木大 1.10.4 クビ    02-02 35.9 2 (栗)池添学
2 2 ダイシンドラゴン 牡2 55 丹内祐次 1.10.7 1 3/4    07-06 35.6 8 *(栗)高橋一哉
7 10 ノリヤンモーニン 牡2 55 浜中俊 1.10.8  1/2    01-01 36.6 5 (栗)佐藤悠太
7 11 シグレ 牝2 55 武豊 1.10.8    02-02 36.4 1 (栗)武英智
5 7 ショウナンカノア 牝2 55 池添謙一 1.11.0 1 1/4    10-09 35.7 6 (栗)清水久詞
3 3 セタキト 牡2 55 斎藤新 1.11.1  1/2    05-06 36.3 7 (美)伊坂重信
4 4 アルテクィーン 牝2 55 鮫島克駿 1.11.3 1    10-09 36.0 10 (栗)杉山晴紀
1 1 ダマスク 牡2 55 黛弘人 1.11.3 クビ    12-12 35.7 13 (美)伊藤圭三
10 8 12 ダイメイビッグボス 牡2 55 横山武史 1.11.4  1/2    07-06 36.4 4 (美)武井亮
11 6 8 クロリス 牝2 55 岩田康誠 1.12.0 3 1/2    12-12 36.4 11 *(栗)高橋一哉
12 8 13 ロンドンガーズ 牡2 55 北村友一 1.12.1  1/2    04-04 37.5 3 (栗)前川恭子
13 5 6 ウンスイ 牡2 55 横山琉人 1.12.9 5    07-11 37.8 12 (美)和田正一

 

変わるもの、変わらないもの

世代最初の重賞【函館2歳ステークス】

当然、2歳6~7月という段階で重賞を勝つぞなれば、能力もさることながら「早熟性」が求められる。

それゆえに、少し前までは「先に繋がらない重賞」というイメージが強かった。

だが!調教技術の進化によるものだろうか。

近年は、ここでの好走馬が、将来的にも活躍するケースが増えてきている。出世レースへと変わりつつあるのだ。

一番近いところでいえば、昨年2着のブラックチャリスではないだろうか。

先日、初めての古馬との対戦となったオープン特別【青函ステークス】を完勝。

今後のスプリント路線のスター候補の一頭と言えそうだし、非常に楽しみだ。

 

一方で、変わらなかったものがある。

それが「優勝馬の位置取り」

 

逃げてきた馬は、、、

ぜひ、ご覧いただきたいデータがある。

これデータが何を表しているか?

一目瞭然だとは思うが、前走(つまり新馬戦か未勝利戦)を4角先頭で押し切った馬は、一頭も優勝していないということ。

いかに

「周囲に馬がいる中でレースをこなす経験」

が2歳馬にとって重要であるかを示すデータと言える。

 

データを超えて

実は、今回の優勝馬フェリチタは、そのデータを打ち破ったのだ!

前走の新馬戦、逃げ切りで3馬身差勝ちを決めての参戦。

もちろん、魅力的な勝ち方はしていたが、データ的には難しい立場にあった馬だった。

 

もちろんかなり雨も降ったことで重馬場のレースだっただけに、道悪適性の有無など、能力意外の要素が絡んだレースだったとは思う。

それでも、何年も続いてきたデータを打ち破るというのは容易ではないし、その時点で、フェリチタは「本物」だと言い切ってよいと思う。

馬場の良くなさそうな内側をつきながら渋太く脚を伸ばした2着馬イモージェンとともに、短い距離の路線で大きな活躍をしていきそうな気がしてならない。

今回は、素直に上位の2頭を「未来の主役」に指名する!

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