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ホーム勝負の明暗皐月賞 2022【回顧】皆様に意識してほしいこと&自らへの備忘録

皐月賞 2022【回顧】皆様に意識してほしいこと&自らへの備忘録

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】皐月賞 2022 における勝負の明暗

2022年 4月17日(日) 3回中山8日 天候 : 曇  馬場状態 : 良
【11R】 第82回皐月賞
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 2000m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
7 14 ジオグリフ 牡3 57 福永祐一 1.59.7   05-05-06-03 34.3 5 9.1 494 -4 *(美)木村哲也
8 18 イクイノックス 牡3 57 ルメール 1.59.8 1 07-05-04-03 34.6 3 5.7 492 +10 *(美)木村哲也
6 12 ドウデュース 牡3 57 武豊 2.00.0 1 1/4 15-15-16-14 33.8 1 3.9 496 -8 *(栗)友道康夫
1 1 ダノンベルーガ 牡3 57 川田将雅 2.00.0 クビ 05-05-06-03 34.6 2 5.0 504 +2 (美)堀宣行
1 2 アスクビクターモア 牡3 57 田辺裕信 2.00.1 クビ 01-01-01-01 35.3 6 9.9 474 0 (美)田村康仁
6 11 オニャンコポン 牡3 57 菅原明良 2.00.1 クビ 11-11-11-08 34.3 8 19.0 468 +2 (美)小島茂之
3 6 ジャスティンロック 牡3 57 戸崎圭太 2.00.3  3/4 15-15-16-16 34.2 10 35.0 494 -4 (栗)吉岡辰弥
7 15 ラーグルフ 牡3 57 丸田恭介 2.00.3 クビ 14-13-14-14 34.3 16 162.7 488 +2 (美)宗像義忠
5 10 ジャスティンパレス 牡3 57 M.デム 2.00.5 1 1/4 17-17-14-12 34.5 9 20.9 458 +8 (栗)杉山晴紀
10 4 8 ダンテスヴュー 牡3 57 吉田隼人 2.00.5 ハナ 07-08-08-08 34.9 15 86.2 456 +4 *(栗)友道康夫
11 7 13 ビーアストニッシド 牡3 57 和田竜二 2.00.5 クビ 03-03-04-03 35.2 13 72.7 468 -4 (栗)飯田雄三
12 B8 17 マテンロウレオ 牡3 57 横山典弘 2.00.5 クビ 18-18-18-18 33.9 14 84.7 482 +4 (栗)昆貢
13 2 4 キラーアビリティ 牡3 57 横山武史 2.00.6  1/2 07-08-08-08 35.0 4 7.6 468 0 (栗)斉藤崇史
14 4 7 ボーンディスウェイ 牡3 57 石橋脩 2.00.7 クビ 03-03-03-03 35.6 12 49.3 490 -4 (美)牧光二
15 3 5 グランドライン 牡3 57 三浦皇成 2.00.9 1 1/4 13-13-11-12 35.1 17 210.9 514 -4 (美)高木登
16 8 16 デシエルト 牡3 57 岩田康誠 2.01.3 2 1/2 02-02-02-02 36.3 7 15.5 512 +2 (栗)安田隆行
17 5 9 サトノヘリオス 牡3 57 岩田望来 2.01.7 2 1/2 07-08-08-08 36.1 11 47.5 472 -2 *(栗)友道康夫
18 2 3 トーセンヴァンノ 牡3 57 木幡巧也 2.02.7 6 11-11-11-16 36.9 18 311.8 478 0 (美)小桧山悟

 

大混戦だからこそ「仕上がり」なんだ!

レース前の段階より

「皐月賞史上でも屈指の大混戦」

と評価されてきた今年の大一番。

単勝1番人気だったドウデュースのオッズが3.9倍だったこと、また単勝で10倍を切った馬が6頭も存在した事実が、混戦ぶりを物語っている。

さて、この春競馬のG1を振り返ってみると「混戦」もしくは「波乱」が続く。

【高松宮記念】【大阪杯】では8番人気馬が優勝し【桜花賞】も7番人気馬が勝った。

一方で【大阪杯】ではあのエフフォーリアが9着に惨敗している。

プロの予想家である私たちの立場でも、競馬の難しさを痛感させられる日々。

しかしながら、同時に「再認識させられたこと」もあるのだ。

それは「混戦の時ほど勝負を分けるのは仕上がり」だということ。

 

ナランフレグも、ナムラクレアも。そして今回も!

決して自慢をする訳ではないが、、、

例えば【高松宮記念】を8番人気ながら制したナランフレグも、また【桜花賞】で6番人気ながら3着に入ったナムレクラアも、私たちが有料会員様やYouTubeにてご案内した好調教馬だった。

特にナランフレグの強烈なイン差しには興奮された方も多いだろう。

改めて、彼らには感謝を申し上げたい。

参考⇒ナランフレグ&ナムラクレアを公開したYouTube

 

こうした経緯があった上で迎えた【皐月賞】だが、私たちの好調教馬は「ジオグリフ」だった。

だから、迷うことなくジオグリフを軸馬の一頭に据えて勝負したのだ。

参考⇒ジオグリフを公開したYouTube

 

名手をも納得させる仕上がり。際立っていた!

ということで、ジオグリフにG1初勝利に対して、心からの祝福を申し上げたい!

本当におめでとう!そして素晴らしいレースをありがとう!

さて、ジオグリフの仕上がり、あるいは指名理由については、上の動画で詳しくお話しているので、ぜひご覧いただけたら幸いだ。

だが、その中で特に強調すべき部分があると思っている。

それは、最終追いで跨った福永祐一騎手が語った

「いい馬に巡り会えたね」

というフレーズ。

改めて申し上げるまでもないが、福永騎手は、3冠馬コントレイルをはじめとして、数多くの名馬の背中を知る現役屈指のジョッキーだけに「最も正しいジャッジができる騎手」の一人だと思う。

一方で、川田騎手などと同様、競馬に対して誠実であるが故に率直に物を言う。

決して大言壮語をしない彼が「いい馬に巡り会えたね」とまで語った時点で「これはやるぞ」と感じずにはいられなかった。

 

どうして栗東の騎手が美浦まで駆けつけた?

では、そもそもどうして栗東所属の福永騎手が、美浦まで言ってジオグリフの最終追いに跨ったのか?

実は、この理由からも、陣営の自信と仕上がりの良さを感じた。

ジオグリフは抜群の仕上がりだった

栗東所属の騎手を、敢えて美浦まで呼ぶ(あるいはその逆も)理由について、その多くは

◆初騎乗の騎手に、馬の癖・特徴を掴んでほしい

という部分だろう。特に経験が浅く、何をするかわからない3歳馬の場合、癖や特徴を鞍上に知ってもらうに越したことはない。

福永騎手も初コンビだから、当初はこの理由のために呼んだのだろうと考えていた。

だが、実はそれだけではなかった。木村厩舎陣営には

「ここに来ての進化、そして能力を実感してもらいたい」

という思いがあったというのだ。

 

鞍上に自信をつけさせた!

もしも、能力を実感してもらい、鞍上が自信をもてたら、これは本当に大きい。

自信があれば、迷いがなくなるから、質の高い騎乗に繋がることは確実!

木村厩舎だって、福永騎手のジャッジの厳しさは十分に理解しているはずだ。

だが、それを承知の上で呼んだのだ。

それだけ、良い仕上がりが作れたという思いがあったのだろう。

そして案の定、上でご紹介した「いい馬に巡り会えたね」というコメントが飛び出すほど、鞍上は自信を手に入れたという訳だ。

尚、鞍上はレース後にも次のように語っていた。

十分チャンスのある馬だと思っていましたが、やはり自分が信じていた通りの能力を持っていましたし、素晴らしいレースをしてくれました

 

皆様に意識してほしいこと

ここからは、今後も大一番が続くからこそ、ぜひ皆様に意識していただきたい点だ。

大一番の場合、基本的にはどの馬も好仕上がり。

やはり生涯ただ一度になるかもしれない一戦だけに、各陣営も気合の入り方が違う。

【皐月賞】に関しても、好仕上がりの馬は数多くいた。

その中からジオグリフをピックアップできたのは、私たち自信の「目」で見た動きの良さはもちろんだが、ここまで記してきたような「陣営の意図」という部分も非常に大きい。

皆様が調教をチェックされる際は、どうしても調教時計に目が行きがちだろう。

それもいいが、それ以上に関係者のコメントの中に大きなヒントが隠されていることが多い!

この点だけは、ぜひ意識しておいてほしい。

また、常に色々なコメントを見ていると「この人は本音を言う人だな」とか「本音を言ってないな」みたいな細かい部分まで見えてきたりする。

皆様は今週、来週で競馬をやめる人かな?決してそうではないよね。
恐らく、私たちと同じように、競馬の魅力にとりつかれ、この先何十年も競馬を楽しまれるはず(笑)

だとすれば、これを機会にコメントチェックを習慣化することをオススメしたい。いつか必ず「やってて良かった」と思う日が来るはずだ!

 

最後に「来年に向けての備忘録」

さて、長々と記してきたが、今回のコラムでは、敢えて個々の馬の細かい部分には触れなかった。

というのも、G1だけに、そういったことは他の媒体がいくらでもやっているだろうと考えたから。他の媒体と同じことをやってもつまらないだろう。

だから、皆様のアドバイスになるようなことを書かせてもらったことをご理解いただきたい。

そして最後に少しだけ、私自身のために「来年に向けての備忘録」を書かせてほしい。
私の独り言みたいなものだから、飛ばしてしまってもOKだ(笑)

 

【皐月賞】攻略へ向けて大事なことは

枠に囚われすぎるな、馬場も気にしすぎるな!

当然枠は気になるし、トラックバイアスも頭にちらつく。

特に、今年は混戦だったり、週中の雨の影響などから、その点が話題にのぼった【皐月賞】だったように思う。

だが、それは「騎手が考えること」であり、まずは馬の能力や仕上がりありき。

だからこそ、福永、川田、ルメールといった名手の騎乗馬が順当に上位にきたのではないかなと。

それだけに、武豊騎手の騎乗は少々不思議に思えたが、、、
中途半端なことはせず、一か八かで結を求めた部分もあるのだろう。(福永騎手とは違い、ドウデュースの能力を絶対的に信頼できていなかったことの裏返しかも)

いずれにせよ勝負師であり、上の3名同様、やはり大一番では頼れる騎手だと感じた。

以上、独り言終わり(笑)よかったら、頭の片隅にでも入れておいてほしい。

 

レースを見逃した方はコチラで

 

【皐月賞 2022】のレース後の関係者のコメント

レース後のコメント
1着 ジオグリフ(福永祐一騎手)
「十分チャンスのある馬だと思っていましたが、やはり自分が信じていた通りの能力を持っていましたし、素晴らしいレースをしてくれました。一番取りたいポジションでレースができましたし、そのためにスタートに集中していました。良いスタートを切ってくれて、だいぶ楽になりましたね。どのあたりから進出しようか考えていましたが、前に同厩舎のイクイノックスという強い馬がいましたし、長く脚を使えるので、4コーナー手前で外に持ち出して、エンジンをふかしながら直線に向きました。5番人気の伏兵の立場で、それでも自分が上手く誘導できれば勝てる馬だと思っていましたし、それに応えてくれた馬の走りが素晴らしかったです。(ダービーに向けては)距離が課題になるのかなと思います。2000mまでは全く問題ありませんでしたが、次はそこ(距離)が問われるのかなと思います」

2着 イクイノックス(C.ルメール騎手)
「休み明けでもすごく良い競馬ができました。外枠で、残念ながら馬の後ろで我慢させることができませんでした。勝った馬は自分の馬の後ろで我慢していました。仕方ないです。ダービーは大きなチャンスです」

3着 ドウデュース(武豊騎手)
「ポジションが結果的に後ろだったかもしれません。今日は大事に行きました。もっと流れるかと思ったのですが、流れませんでした。残念です。勝ちたかったです。ダービーで何とか頑張りたいです」

4着 ダノンベルーガ(川田将雅騎手)
「この枠でできる最大限の走りができました。必ずダービーに繋がってくると思いますし、無事にダービーを迎えられればと思います」

5着 アスクビクターモア(田辺裕信騎手)
「デシエルトが逃げると思っていたのですが、ゲートを出たら(デジエルトが)いなかったので、自分で行きました。田村調教師とも逃げることを考えているという話はしていました。良い流れは作れたと思います。弥生賞よりメンバーが強くなって、その中でもう少しというところでゴールしてくれました。この馬も能力のあるところを確認することができました。上積みはあると思いますし、次に向けて今日の競馬を生かしたいです」

7着 ジャスティンロック(戸崎圭太騎手)
「追い切りに乗った感じの雰囲気は良かったのですが、競馬に行くと若さが出ます。ゲートは大人しいのですが、気持ちが乗ってきていない感じです。気性面の成長が欲しいです」

8着 ラーグルフ(丸田恭介騎手)
「スタートも良く、最後もよく伸びてきました。今日は競馬に向かう雰囲気が今までで一番良かったです」

9着 ジャスティンパレス(M.デムーロ騎手)
「早めに動いて、良い感じで上がっていけましたが、馬場に脚を取られてしまいました」

13着 キラーアビリティ(横山武史騎手)
「ホープフルSの時もゲートが怪しかったのですが、今日はゲートが全てです」

15着 グランドライン(三浦皇成騎手)
「抽選を突破して、よく頑張って走りました。馬群の中でよく集中していました。自己条件ならしっかり走ってくれると思います」

(via ラジオNIKKEI

 

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