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ホーム勝負の明暗中山金杯 2020【回顧】着順もいいけど「内容」を見逃してはいけない

中山金杯 2020【回顧】着順もいいけど「内容」を見逃してはいけない

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】中山金杯 2019 における勝負の明暗

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
4 7 トリオンフ セ6 58 M.デム 1.59.5   02-02-02-02 35.6 2 4.3 554 +4 (栗)須貝尚介
4 8 ウインイクシード 牡6 55 松岡正海 1.59.5 05-05-05-04 35.3 6 10.9 498 +2 (美)鈴木伸尋
1 1 テリトーリアル 牡6 56 藤岡康太 1.59.6  3/4 06-05-08-06 35.2 11 39.7 480 -4 (栗)西浦勝一
2 4 ノーブルマーズ 牡7 56 ミナリク 1.59.7 クビ 02-02-03-03 35.7 10 34.0 496 -4 (栗)宮本博
3 6 マイネルハニー 牡7 56 横山武史 1.59.7 クビ 09-09-08-06 35.3 15 209.3 482 0 (美)栗田徹
8 16 マイネルサーパス 牡4 55 丹内祐次 1.59.8  3/4 10-09-11-12 35.2 8 26.9 482 +6 (美)高木登
2 3 クレッシェンドラヴ 牡6 57 内田博幸 1.59.9 クビ 16-16-14-15 34.9 1 3.1 494 -2 (美)林徹
8 17 ザダル 牡4 55 マーフィ 2.00.0  1/2 10-09-08-10 35.6 3 5.7 488 +8 (美)大竹正博
B6 11 アンノートル 牡6 54 柴田大知 2.00.0 14-14-14-14 35.1 14 173.8 512 -2 (美)田中博康
10 5 9 ギベオン 牡5 57.5 フォーリ 2.00.0 クビ 06-05-05-06 35.7 4 8.0 502 -6 (栗)藤原英昭
11 8 15 カデナ 牡6 57 鮫島克駿 2.00.1 クビ 17-17-16-15 34.8 7 20.1 474 +2 (栗)中竹和也
12 5 10 シャイニープリンス 牡10 55 勝浦正樹 2.00.2  3/4 12-12-12-12 35.5 17 356.0 510 0 (美)深山雅史
13 7 14 メイショウエイコウ 牡6 53 大野拓弥 2.00.4 1 15-15-16-17 35.1 16 326.7 448 -6 (栗)荒川義之
14 3 5 レッドローゼス 牡6 56 田辺裕信 2.00.4 クビ 12-12-12-10 35.7 5 10.3 486 +4 (美)国枝栄
15 B6 12 タニノフランケル 牡5 55 石橋脩 2.00.7 1 3/4 04-04-03-04 36.7 12 58.8 520 0 (栗)角居勝彦
16 B1 2 ブラックスピネル 牡7 57 津村明秀 2.00.9  3/4 01-01-01-01 37.2 9 28.2 526 +6 (栗)音無秀孝
17 7 13 イレイション 牡8 55 北村宏司 2.01.0  1/2 06-05-05-06 36.8 13 128.0 502 +2 (美)池上昌和

 

いよいよ2020年の競馬が開幕!

もちろん開幕を飾ったのは毎年恒例の東西金杯だ。

ちなみに、私達キングスポーツはレース前の段階で公開していたコラムにおいて

・中山金杯 2015年~2018年まで4年連的中

・京都金杯 2017年&2018年において2年連続的中

といったように過去の記すなど、とにかく金杯との相性の良さを強調させてもらった。

強調したくなるほど実際に相性がよく、また今年の金杯に対して手応えもあったのだ。

そして実際に勝つことができた。

 

中山金杯&京都金杯を2連勝!

 

このように「狙ったレースで勝てる勝負強さを備えている」これがキングスポーツなのだ。

逆にここ一番で勝てないと苦しまれているあなた、ぜひ私達の勝負馬券を頼ってほしい。

いつもレース回顧をしているコラムだが、創業40週年という記念すべき年の開幕を幸先よく飾れたということで少しだけ宣伝させてもらった。笑

前置きが長くなったが、ここからは本題だ。

 

予想通りの優勝!トリオンフ

皆様もご存知の通り、昨年の【中山金杯】を制したウインブライトは、今や世界レベルの馬に成長!

ウインブライトに続けとばかりに、今年は例年以上に力のある馬が集結した。

魅力的な馬は多かったが、もしもウインブライトを基準にするなら、そして世界レベルを目指せるという観点で考えるなら、軸に据えるのはトリオンフ以外にはいなかった。

 

そのトリオンフについて、長期休養明けの復帰戦ながら2着に激走した前走【チャレンジカップ】の回顧において、以下のように記した。

該分を転載してみよう。

ハッキリ言ってモノが違う

1年4ヶ月ぶりの実戦。だから、8番人気という低評価にとどまったのも当然。

馬券を買う側としては、なかなか手を出しにくいタイプ。

だが、騎手たちの思いは違ったのだろう。

確かに、休養前のトリオンフは「モノが違った」

 

この馬の前走、昨年8月の【小倉記念 2018 回顧】の内容を覚えておられる読者様はいるだろうか。

一部、転載してみたい。

優勝したトリオンフについて、レース後の武豊騎手のコメントをお聞きになっただろうか?

まだだよ、という方のためにご紹介しておこう。

「初めて乗りましたが、強かったです。スタート前から積極的に行こうと思っていました。
道中は良い走りで、早めに行こうと思いました。乗り味が良く、きれいな走りで、馬自体もきれいです。この馬の話をいただいたときは良いチャンスだと思い、楽しみでしたし、ものにしたいと思っていました」(via ラジオnikkei)

これでもかとばかりに、喜びと、ワクワク感が伝わってくるね。笑

もちろん、これは陣営や関係者に対するお世辞を含んでのものではない、本音だと思うよ。それだけ、トリオンフというのは力のある馬なのだ。

あの武豊騎手に、ここまで言わせるほどの馬だったのだ。

いくら休み明けとはいえ、騎手たちが恐れるのも当然ではないだろうか。

 

さあ、来年こそG1での活躍を!

順当なら、既にひとつ位はG1を制していたかもしれない。

とはいえ、過ぎたことを振り返っても仕方がない。恐らく、陣営関係者は「前」だけを見ているはず。

怪我さえなければ、来年こそ大舞台を賑わすことができるだろう。

優勝したロードマイウェイ&2着トリオンフ

G1で馬券になる馬として、期待していきたい。

 

G1を狙える馬だとまでに評価していたし、それは今回のレースで更に強固なものとなった。

前半、中盤、直線、どこをとっても隙のないレースぶり。

2着馬との差はあまり開かなかったが、これはハンデの差もあっただろうから気にしなくてよい。

 

着順も大事だけど

私達の中では鉄板中の鉄板。

これほどの馬が、単勝2番人気にとどまったのは、率直に言って意外だった。

1番人気に推されたクレッシェンドラブとの違いは「前走で勝っているか、2着だったか」の差だろう。

馬券を買う人間が

いかに着順に左右されているか

ということの裏返しだろう。

着順も重要だが、それ以上にレースや馬の本質、内容を考えること。

それを行っているのが、このレース回顧だとも自負している。

 

さあ充実の1年に

あ須貝調教師も気にしていたように、どうしても脚元に不安のある馬。

今後を読むのは難しい部分もあるが

「怪我なく順調にいけたら」

G1での上位争いは見えてくるはずだ。楽しみにしたい。

最後に、本来の騎乗予定だった三浦皇成騎手の怪我が1日も早く回復することを心から祈っている。

 

レースを見逃した方はコチラから

 

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4着・ノーブルマーズ

どちらかといえば、2400M前後の距離を主に使われてきた馬だが、実は2000Mがベストだったのだろうか!?

そう思えるほど、レース前半から行きっぷりがよく、尚且つスムーズなレース運び。

とても7歳という年齢を感じさせなかった。

レース後、鞍上のミナリク騎手は

いいポジションがとれて、勝ち馬の後ろから最後までしっかりと伸びてくれました。いいレースをしてくれたと思います

と語っていたが、本当に文句のつけようのない走り。

結果4着に敗れたのは僅かな展開のアヤだろう。勝ち馬はさすがに格が違うが、2&3着とは差はないとみる。

「2000MのG3」という条件つきにはなりそうだが、十分に馬券になる馬だと見て注目したい。

 

【中山金杯 2019】のレース後の関係者のコメント

~レース後のコメント~
1着 トリオンフ(M.デムーロ騎手)
「三浦騎手には申し訳ないですし、心配ですが、まかせてもらうことができ、勝てて嬉しかったです。前走1年4ヵ月ぶりのレースでいい結果を残していたので、今回もチャンスだと思っていました。なかなか勝つことができていませんでしたが、今年最初の重賞を勝ててよかったです。今年はたくさん勝ってもっともっとうまいジョッキーになりたいです」

(須貝尚介調教師)
「乗りかわりとなった三浦騎手にはとても気の毒ですが、急遽の代打だったデムーロ騎手は理想的な競馬をしてくれました。持久戦になると強いので、ポジションを取って前々で競馬できたらと思っていました。58キロのハンデはどうかと思っていましたが、叩き2戦目で良く走ってくれました。脚元だけが不安なので何とかこのまま無事にいって上を目指していきたいです」

2着 ウインイクシード(松岡正海騎手)
「レース前に思っていたとおりのレースでした。よく頑張ってくれましたが、坂をのぼったところで歩く形になりました。ここにきて力をつけています」

3着 テリトーリアル(藤岡康太騎手)
「いい枠を引いて、そつなく走ってくれて直線も良く伸びてくれました。前回のレースでは結果を出せませんでしたが、今日は力を示してくれました」

4着 ノーブルマーズ(F.ミナリク騎手)
「この馬には2000mの距離は少し短いと思っていましたが、いいポジションがとれて、勝ち馬の後ろから最後までしっかりと伸びてくれました。いいレースをしてくれたと思います」

5着 マイネルハニー(横山武史騎手)
「ゲート内でソワソワした感じでスタートで少し遅れましたが、それでもウインイクシードの後ろの位置が取れて、いい形でレースが出来ました。休み明けを1回使って馬は良くなっていました。次はもっと良くなると思います」

7着 クレッシェンドラヴ(内田博幸騎手)
「内枠でしたし中団くらいの位置からレースをしたかったのですが、スタートですべる感じで後方の位置になりました。その後もフワフワした感じでなかなか進んで行きませんでした。今日は後手後手に回る形で馬をうまく導けませんでした」

8着 ザダル(O.マーフィー騎手)
「馬の状態は良かったのですが、外枠でしたしスローペースで力を出せませんでした。外枠がこたえた形です。残念です」

10着 ギベオン(S.フォーリー騎手)
「いいポジションはとれましたが、ワンペースな感じで今日は最後に伸び切れませんでした。もう少し切れる脚が使えれば違ったと思います」

(via ラジオNIKKEI 

 

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