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ホーム勝負の明暗新潟大賞典 2018【回顧】古豪健在!勝ち馬には素直に拍手!

新潟大賞典 2018【回顧】古豪健在!勝ち馬には素直に拍手!

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】新潟大賞典 2018 における勝負の明暗

第40回新潟大賞典

2018年 5月 6日(日) 1回新潟4日 天候 : 晴  馬場状態 : 良

4歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際) 芝・外 2000m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F
1 スズカデヴィアス 牡7 56.5 三浦皇成 2.00.0      08-06 32.8 5
14 ステイインシアトル 牡7 57 秋山真一 2.00.1  3/4    02-01 33.2 9
2 ナスノセイカン 牡6 55 丸山元気 2.00.2  3/4    03-03 33.2 11
10 トリオンフ セ4 57 松田大作 2.00.2    03-05 33.0 1
5 トーセンマタコイヤ 牡7 54 柴田善臣 2.00.3  1/2    08-09 33.0 8
12 マイスタイル 牡4 55 田中勝春 2.00.4 クビ    06-06 33.1 2
3 ケントオー 牡6 56 石川裕紀 2.00.4 ハナ    11-10 32.9 15
8 ハクサンルドルフ 牡5 55 丸田恭介 2.00.4 ハナ    15-14 32.7 4
16 アウトライアーズ 牡4 54 横山武史 2.00.6 1 1/4    08-10 33.1 13
10 4 シャイニープリンス 牡8 56 勝浦正樹 2.00.6 ハナ    06-06 33.4 16
11 13 ステファノス 牡7 58 和田竜二 2.00.6 クビ    11-10 33.1 3
12 7 カレンラストショー 牡6 54 荻野極 2.00.6    03-03 33.5 6
13 11 ハッピーユニバンス 牝6 51 藤懸貴志 2.00.7 クビ    13-10 33.2 10
14 15 ロッカフラベイビー 牝6 51 杉原誠人 2.00.7 クビ    15-14 33.1 12
15 9 ナイトオブナイツ 牡5 54 津村明秀 2.00.9 1 1/4    13-14 33.2 7
16 6 ラインルーフ 牡6 54 森一馬 2.01.1 1 1/4    01-02 34.2 14

 

何といっても荒れまくるレースとして有名だ。直近3年で、何と馬連の万馬券が2回飛び出している!更に3連単は超特大の94万馬券など、平均配当は39万馬券を超えるのだ!

 

直近3年の馬連&3連単の平均配当

開催年 勝ち馬 馬連配当 3単配当
2015年 ダコール 3万5,750円 94万5,420円
2016年 パッションダンス 5,190円 16万1,790円
2017年 サンデーウィザード 1万1,960円 8万9,460円
平均配当⇒ 1万7,633円 39万8,890円

 

そして今年も「馬連1万0,890円&3連単58万馬券」での決着!

では何故荒れるか?理由は様々あるが、そのうちの一つが「実績のある馬ほど、きちんと仕上げてこないから」

それはそうだろう。力のある馬は、ここをステップに、来月末【宝塚記念】での好走に繋げたい。そんな馬が、本気の仕上げをしてくる筈がないのだ。

 

1着スズカデヴィアス・・・余裕残しでも結果を出した

上記見解からいけば、重賞での好走経験も豊富なスズカデヴィアスは仕上がり途上の筈。実際に、私たちも調教を見る限り、スズカは余裕残しに見えた。(だから高い評価ができなかった)

だが!終わって見れば豪快な差し切り勝ち!前にいった馬が有利なスローペースをものともせずに、上がり3ハロン32秒8の脚で、4角6番手から差し切り勝ちを決めた。

見事な差し切りを見せた

鞍上の三浦騎手は、レース後に「新潟の外回りは合っています。馬もまだまだ若いです」と語っていたが、それを差し引いたとしても、スズカの強さだけが目立ったレースだった。

三浦騎手のコメントに、私たちがもうひとつ付け加えるとしたら「落ち着き」だ。スローペースにも動じない精神力は、さすがは7歳馬。

宝塚記念は、例年、出入りの激しいレースになりやすい。まさに、スタミナのロスを最小限に抑えるための精神力が大事になってくるだろう。まさにこの馬向き!

仮に出走ということになるのなら!「穴候補」として、注目をする必要がありそうだ!

 

4着トリオンフ・・・立て直せば見限れない

率直に申し上げて、2着馬と3着馬に関しては、展開に恵まれての上位入線だった気がする。もちろん、彼らが頑張っているのはわかるし、ケチをつけるつもりは全くないが、このコーナーは「明日の夢馬券の糧」とするための回顧。ということで、少しでも【宝塚記念】で可能性のある馬を取り上げたい。

そこで4着のトリオンフ。4角5番手通過から差し切りを狙ったが、思いのほか、脚を伸ばすことができず。1番人気を裏切ってしまった。

だが、悲観する必要はないと思う。というのも、4月のG1【大阪杯】での激走は、想像以上のダメージを馬に与えていたからだ。調教での動きは「う~む・・・」といったものだった。

まだ見限れないぞ!

そして、鞍上の松田騎手が語っているように「もっと流れた方が、この馬の持ち味が生きる」点も見逃せない。

当然「流れてなかったのはわかるが、それなら大阪杯の時のように自分で動けばよかったじゃないか」という見方をする人もいるだろうが、やはりここはG3。G1の時と違って、鞍上は無理をさせなかったのだろう。

このあたりは、馬券を買う側と、関係者の考え方に開きが出る場合もあるが、仕方ないと思うしかない。

スズカデヴィアスの項でも記したが、宝塚記念は出入りの激しいレースになりやすい(厳しい流れになりやすい)。トリオンフ向きのレースであることは確かだけに、スズカと共に、一発に期待!

 

 


 

【新潟大賞典 2018】を見逃した方は下記からご覧下さい。

【新潟大賞典 2018】のレース後の関係者のコメント

~レース後のコメント~
1着 スズカデヴィアス(三浦騎手)
「道中のペースは予想通りでした。下げすぎず、出しすぎず、馬のリズムで行きました。自然とあの位置になりましたが、内にもぐり込んで脚をためました。直線の内も悪くありませんでしたが、他馬に併せながら外へと持って行きました。新潟の外回りは合っています。馬もまだまだ若いです」

2着 ステイインシアトル(秋山騎手)
「返し馬で馬場の悪いところを走ると走りにくそうだったので、レースではいいところを選んで走りました。前半に楽に行けた分、よく頑張ってくれました」

3着 ナスノセイカン(丸山騎手)
「ペースが遅く、楽にあの位置になりました。よく頑張っています。良い状態にはもう一つで、今日はペースにも恵まれた感があります。使って良くなっていけばいいと思います」

4着 トリオンフ(松田騎手)
「思いのほかペースがスローでした。結果として動いて行った方が良かったのかもしれません。もっと流れてくれるとこの馬の持ち味が生きるのですが…」

5着 トーセンマタコイヤ(柴田善騎手)
「ハミ掛かりのいい馬なので、ペースが遅く、馬込みに入れて行きました。馬群から出した時にはシュッと反応しませんでしたが、終いはしぶとく伸びています」

(via ラジオNIKKEI 

 

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