キングスポーツへのお申し込みはこちら
ホーム勝負の明暗ニュージーランドトロフィー 2018【回顧】 次は時計勝負が問われるレース!

ニュージーランドトロフィー 2018【回顧】 次は時計勝負が問われるレース!

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】ニュージーランドトロフィー 2018 における勝負の明暗

馬 名 騎手 タイム 着差 上3F 単勝 体重 ±
5 カツジ 松山弘平 1.34.2 33.9 2 4.0 478 -12
14 ケイアイノーテック 戸崎圭太 1.34.2 34.5 1 3.2 456 -12
2 デルタバローズ 大野拓弥 1.34.3  3/4 34.8 9 23.2 502 +4
3 ゴールドギア 武藤雅 1.34.3 ハナ 33.7 12 70.8 470 0
4 アイスフィヨルド 北村宏司 1.34.5 1 1/4 34.8 7 17.9 442 +2
10 ファストアプローチ 田辺裕信 1.34.5 クビ 34.7 5 9.9 544 +6
6 カシアス 浜中俊 1.34.6  1/2 35.5 3 6.9 478 -4
12 リョーノテソーロ 吉田隼人 1.34.8 1 1/2 34.9 4 7.3 514 +4
7 エントシャイデン 田中勝春 1.35.0 1 1/4 35.8 10 35.1 458 -6
10 1 コスモイグナーツ 柴田大知 1.35.1  1/2 35.7 11 50.3 462 +2
11 11 カイザーメランジェ 黛弘人 1.35.2  3/4 35.3 15 331.9 458 -4
12 9 イサチルルンルン 国分恭介 1.35.3  1/2 35.3 13 149.4 434 +6
13 8 ラムセスバローズ 内田博幸 1.35.4 クビ 36.0 6 10.2 488 -10
14 13 ペイシャルアス 三浦皇成 1.35.6 1 1/4 36.0 14 227.0 478 +4
15 15 アンブロジオ 石橋脩 1.35.8 1 1/4 36.2 8 23.1 450 +2

 

 

?1着カツジ・・・本番でも軽視できない!

初重賞制覇も仕上げすぎちゃった!?

ディープインパクト産駒らしくハデな勝ち方!大外から果たして届くのか?という位置からケイアイノーテックを差したのだから、相当な奥深さがあると見ている。だからこそ、本番でも軽視はできない一頭になりそうだ!後はこの-12kgが次にどう影響するか?同配合のスマートレイアーのように、自在性とスタミナがある感じもあり、ダービーに挑戦してくれると面白いかもしれない。

 

?2着ケイアイノーテック・・・もう少し早く動いていれば!

キングスポーツの3連単の軸馬に指名していた。ここで、実際に会員様にご紹介した解説文をご紹介したい。

▼3連単はこの馬で夢馬券だ!
━━━━━━━━━━
G1実績を信じて
14番ケイアイノーテック
━━━━━━━━━━
3連単の軸なら、やはりこの馬だろう。優勝したダノンプレミアムや2着ステルヴィオなど、超ハイレベルなメンバー構成だった3走前【朝日杯フューチュリティステークス】で4着に激走した実力は、ここでは一枚抜けている。
爆発力のある末脚が注目されがちだが、実は先行力もあるだけに、どういった展開でも対応可能。乗り替わりだが、鞍上戸崎なら頼もしく、アッサリの場面まであるぞ!

 

キレ味抜群!これは広い府中にピッタリ!

解説のままに力を出し切ってくれたと思う。しかし直線入り口の加速で、少しもたついている内に一気にカツジに来られたイメージで、ラストは五分の脚色だったという感じ。もう少し強気に先に動いていけていれば・・・という憾みはあります。ここで勝ち切れないところが、戸崎騎手の不調を示している。

馬自身は高速馬場向きなのは間違いなく、この条件は良かったと思いますが、カツジと同じく-12kgで次に向けてというのは少々不安。

少なくともカツジよりもこちらの方が使い詰めにはなっており、直前の雰囲気はしっかり見極めつつ、順調であるなら府中は適性が噛み合うタイプと感じている。

 

?3着デルタバローズ・・・瞬発力勝負でよく粘った!

こちらも高速馬場の中で持ち味を生かせるようになったのかなと感じる。距離短縮で折り合いもしっかりつき、スムーズに追走出来たのと、直線でもすんなりスペースを選べたのはかなり良かったと思う。

まだまだ奥深い存在!

もっとも流れ自体は、内々で我慢するのがプラス、と言い切れるほどのものではなく、ある程度地力で加速を問われる中で上位2頭の瞬発力には足りなかった面から、最後は差されてしまった。

 

意外とこういうタイプは、本番でワンペース追走で味が出たりもするので、まだまだ素材の奥深さがあるので、ちょっと警戒を置いておきたい一頭になる。少なくとも今回の競馬は、外差しの方が楽だったと見ており、上位2頭に勝負付けが済んではいないと判断している。

 

 

?今後に大きな期待が持てそうな馬といえば?

追いかけてみたい馬は、もう一頭の☆穴馬だったアイスフォヨルド!(5着)

敗退した原因は序盤の位置取りが全てだった。スタートのセンスは良く、毎回ポンっと出てくるので、好位を取れそうな雰囲気だったが、外から順々に前に入られる中で、ズルズルと下げてしまったのは実に勿体なく感じた。
こちらも距離延長で成績も安定してきた面があり、あの位置からだと、それを挽回する決め手がなかった・・・。せめてデルタバローズの位置が取れていれば、というイメージだった。

本来はもう少し距離があってもいいとは思うし、スムーズな競馬ができれば巻き返しがあると踏んでいる。夏のラジオNIKKEI賞辺りに出てくると面白いかも?


 

【ニュージーランドトロフィー 2018】を見逃した方は下記からご覧下さい。

【ニュージーランドトロフィー 2018】のレース後の関係者のコメント

~レース後のコメント~
1着 カツジ(松山弘平騎手)
「接戦でしたが、勝ってくれて良かったです。スタートは五分に出ましたが、自分から進んで行かなかったので、馬のリズムを大事にしてじっくり運びました。普段から凄く良い馬で、何とか早く結果を出したいと思っていましたし、今日も外に出してから凄く良い伸びを見せてくれました。次も乗せて頂けるなら全力で頑張りたいですね。まだまだ成長途上ですし、良くなってくると思います」

(池添兼雄調教師)
「ちょっとヒヤッとしましたが、良い脚を使ってくれましたね。いろいろな競馬が出来ると思いますから、(次も)楽しみです。(ジョッキーは次も乗せて頂けるなら、と言っていたことについて聞かれて)もちろん次も松山騎手です」

2着 ケイアイノーテック(戸崎圭太騎手)
「良い感じで走ることが出来ました。1回前に出られた時に盛り返していましたし、どっしりした良い馬です。まだこれから成長しそうです」

3着 デルタバローズ(大野拓弥騎手)
「リラックスして臨めました。スタートして1ハロンを過ぎてからスムーズに行けて、直線に向いた時の手応えは勝つかと思わせるほどでした。精神的にコントロールが効けばこれくらい走れる馬です」

4着 ゴールドギア(武藤雅騎手)
「オーナーと調教師とレース前に、後ろから脚を溜める競馬をしようと相談していました。こういう競馬がこの馬に合っているのだと思います」

8着 リョーノテソーロ(吉田隼人騎手)
「勝負どころの反応が良くありませんでした。初めての右回りが原因なのか、後方から進めたことが合わなかったのか、はっきりとした敗因は分かりません」

(via ラジオNIKKEI )

 

勝負の明暗バックナンバーは下記をクリック

勝負の明暗バックナンバーはこちら

関連記事

最新記事

カテゴリー

YouTube

よく読まれている記事