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フィリーズレビュー 2021【回顧】桜花賞へつながるか?次走への一言メモも

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】フィリーズレビュー 2021 における勝負の明暗

2021年 3月14日(日) 1回阪神10日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第55回報知杯フィリーズレビュー
3歳・オープン・G2(馬齢) (牝)(国際)(指定) 芝・内 1400m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
3 5 シゲルピンクルビー 牝3 54 和田竜二 1.20.7    06-07 35.1 8 13.9 464 -6 *(栗)渡辺薫彦
4 8 ヨカヨカ 牝3 54 幸英明 1.20.8 クビ    05-04 35.3 2 4.9 458 +4 (栗)谷潔
7 13 ミニーアイル 牝3 54 藤岡康太 1.20.9 1    15-15 34.6 11 23.4 480 -8 *(栗)武幸四郎
2 4 アンブレラデート 牝3 54 池添謙一 1.21.0  1/2    03-04 35.6 5 11.3 454 -6 (栗)藤原英昭
2 3 エルカスティージョ 牝3 54 岩田康誠 1.21.0 クビ    15-16 34.7 3 7.5 452 -2 *(栗)斉藤崇史
3 6 クープドクール 牝3 54 斎藤新 1.21.2  3/4    08-07 35.4 13 65.2 460 -4 (栗)高橋義忠
8 18 スティクス 牝3 54 吉田隼人 1.21.3  3/4    03-02 36.0 9 16.4 474 0 *(栗)武幸四郎
1 2 テリーヌ 牝3 54 富田暁 1.21.3    10-12 35.3 14 67.8 410 -4 (栗)長谷川浩
8 16 オパールムーン 牝3 54 横山典弘 1.21.3 ハナ    18-18 34.5 1 3.9 436 +6 (栗)昆貢
10 5 9 ラヴケリー 牝3 54 松若風馬 1.21.4  1/2    06-04 35.9 7 13.0 432 -6 (栗)高柳大輔
11 7 15 エイシンヒテン 牝3 54 団野大成 1.21.5  1/2    12-10 35.5 4 10.5 440 0 *(栗)渡辺薫彦
12 1 1 ゴールドチャリス 牝3 54 浜中俊 1.21.5    08-12 35.7 12 29.6 414 0 *(栗)武幸四郎
13 5 10 ヴァーチャリティ 牝3 54 松田大作 1.21.7 1 1/4    12-12 35.7 16 88.5 446 -8 (栗)庄野靖志
14 6 11 ララクリスティーヌ 牝3 54 中井裕二 1.21.8 クビ    10-07 36.0 6 12.1 444 0 *(栗)斉藤崇史
15 6 12 ブルーバード 牝3 54 柴田大知 1.21.9  1/2    17-17 35.4 15 79.4 430 +10 (美)高橋祥泰
16 7 14 ラストリージョ 牝3 54 藤井勘一 1.22.0  1/2    12-10 36.0 18 247.2 446 -8 (美)蛯名利弘
17 8 17 フリード 牝3 54 国分優作 1.22.0 ハナ    02-02 36.7 17 198.1 494 +8 (栗)西園正都
18 4 7 ポールネイロン 牝3 54 藤岡佑介 1.22.1 1    01-01 36.9 10 22.1 432 0 (栗)矢作芳人

 

レース前の段階から「大混戦」と言われた【フィリーズレビュー】

結果は案の定の波乱で、優勝したシゲルピンクルビーは8番人気!

そして3着にはキングスポーツの軸馬でもあった11番人気☆ミニーアイルが入った。

おかげさまで☆ミッキーアイルなど指名馬の激走により3連複2万馬券的中に成功!

彼女たちには心から感謝したい。

 

私たちの結果についてはここまでにしよう。

改めて【フィリーズレビュー】とはどんなレースだろう?

昨年優勝のエーポス

何と言っても【桜花賞】トライアルだ!

今回の上位3頭は本番への出走経験をゲットした。おめでとう!

一方で、舞台設定が大きく異る。

今回が内回りの1400Mに対し、本番は外回りのマイル戦なのだ。

そのため、本気で本番を狙う「世代上位級の馬」はこちらではなく、1週前の【チューリップ賞】出走を選択するケースが大半。

チューリップ賞では一歩足りない馬たちの争い

ということになるのだ。

 

本番につながらないトライアル

そんなこともあり

「本番にはつながらないトライアル」

といった言われた方をされてきた。

では、実際の数字はどうなっているのだろう?

ここで、直近15年の【桜花賞】における「前走・フィリーズR組の成績」を紹介したい。

2ー0-2ー76/80

勝率、連対率ともにわずか2.5%。複勝率でも5.0%。

この数字を見てしまうと「前走・フィリーズR組」を本番で買うのは、かなり勇気のいる行為のように思える。

では、今年はどうだろう?

 

シゲルピンクルビーどうだ?

ということで優勝馬シゲルピンクルビー。

管理するのが渡辺薫彦調教師。鞍上が和田竜二騎手。

かつて、ナリタトップロードとテイエムオペラオーでクラシックを戦った両者がコンビを組んでの重賞勝ち!

こういった背景だけで競馬ファンは嬉しいし、また注目を集めがち。

だが、やはり馬券を買う側の私たちとしては

本番でも通用するのか否か?

という部分を見ていかなくてはならない。

では、私たちなりの結論を申し上げておこう。

本番でも3着までなら可能性あり!

 

以前とは別馬だと考えてほしい

キングスポーツをご利用の有力会員様ならご存知の通り、実は今回のレースにおいて、シゲルピンクルビーを

調教班のイチオシ

としてご紹介していた。

実際にご提供した解説文は以下の通り。

━━━━━━━━━━
キングスポーツより
勝利馬券の隠し味
──────────
調教班「三井タケシ」の好調穴馬
↓↓↓
5番シゲルピンクルビー
前走のG1【阪神JF】こそ経験不足の影響もあり惨敗に終わったが、さすがはシゲルピンクダイヤの妹という良血。ここにきて急激に力をつけてきた!特に、長めから追われた1週前のコース追いでは、前半のフットワークからラストの伸び脚まで、まったくスキのない動きだった。これなら一気に突き抜けても全く驚けない!
━━━━━━━━━━

 

解説の中にもあるように、昨年暮れの【阪神JF】では惨敗(17着)している。

その当時のイメージをお持ちの方が多いから、8番人気にとどまったのだろう。

だが、3歳馬は「成長期」

わずか数ヶ月、数週間、いや数日の間でも激変する馬がいる!

シゲルピンクルビーはその典型。

単に好調というだけではなく、馬が全く変わっていた!

上の解説文にある「まったくスキのない動き」というのは決して大げさではないのだ。

 

例えチューリップ賞に出走していても

仮にシゲルピンクルビーが先週の【チューリップ賞】に出ていたらどうだったか?

もちろん、タラレバになってしまうから細かい結果に関しては言及しない。

ただ、調教だけを見るなら!

【チューリップ賞】勝ち馬2頭に近い動きをしていたように思う。

だとすれば、上で記した

本番でも3着までなら可能性あり!

という評価は妥当ではないだろうか。

本番までにさらに力を伸ばす可能性もありそうだし【桜花賞】を楽しみにしたい。

もちろん、未来の主役は彼女で決まり!

 

キングスポーツ流「次走へ向けての一言メモ」

ここからは「私の独り言」だととらえていただきたい。

今後へ向けて、気がついたことをメモ帳に走り書きしているようなイメージ。

せっかくなので、それを皆様と共有してみようかと考えた。

今回は3着ミニーアイルをご紹介したい。

数行程度の解説にはなるが、どこかで役立つこともあると思うので、頭に入れておいてほしい。

 

3着ミニーアイル

直線での素晴らしい脚が印象的。

4コーナー15番手から、上がり3ハロン2番目のタイムで3着まで追い込んだ。

「位置取りひとつで、さらに上位も」

という考え方も当然出てくるが、恐らく現状のミニーアイルにとっては、後ろでじっくりと脚を溜めて、直線一気にかけるというスタイルが合っているように思う。

それくらい、道中から直線まで、どこをとってもスムーズなレース運びだった。

距離も1400Mなら確実に結果を出していくだろう。

【桜花賞】となると何ともわからないが、1400Mならオープン勝ち、また重賞でも再び上位争いを演じてくれるのではないか。

ぜひ、引き続き注目してほしい。

 

レースを見逃した方はコチラから

 

【フィリーズレビュー 2021】のレース後の関係者のコメント

レース後のコメント
1着 シゲルピンクルビー(和田竜二騎手)
「調子が良かったし、もうひと踏ん張りできたと思います。2戦しかしてなくて、喉に不安があると聞いていました。新馬のイメージで好位から行こうと思っていました。スタートも枠も良くて、イメージ通りでした。坂を上がってから、もうひと踏ん張りしてくれました。姉も乗せてもらっていて、走る血統ですし、新馬を見ていて、良い勝ち方だと思っていました。姉はなかなか重賞を勝たせられていませんが、姉妹で良い競馬をできたらと思います。調子が上がってきています。勝って本番を迎えますし、しっかり本番を迎えたいですね」

(渡辺薫彦調教師)
「競馬が上手で、お姉さんに比べて、操縦性の良い馬です。馬はしっかり休ませてもらい、良くなっていました。本番は距離が延びる事がポイントでしょうが、いけると思います。まだまだ緩く、前のめりなので、もう少しトモがしっかりしてくれたらと思います」

2着 ヨカヨカ(幸英明騎手)
「惜しかったです。この馬なりに頑張っています。勝ち馬は凄い切れ味でした。(この馬も)走りますね」

3着 ミニーアイル(藤岡康太騎手)
「テンションも使うごとに落ち着いてきて、今日も良い雰囲気でした。その分ゲートも前走より出てくれました。この馬のリズムで行かせて、直線も一瞬突き抜けそうな感じはありました。このメンバーの中でよく頑張ってくれています」

7着 スティクス(吉田隼人騎手)
「1200mで勝ってきて、条件がガラッと変わりましたが、上手な競馬をしてくれました。まだトップギアに一気に入りやすいところがあるので、徐々にギアを上げられるようになれば、さらに良いと思います。18番というのはきつい枠でしたが、外を回りすぎず、上手く立ち回って、頑張ってくれています」

9着 オパールムーン(横山典弘騎手)
「自分の中では、よく頑張っていると思います」

10着 ラヴケリー(松若風馬騎手)
「良い位置が取れて、折り合いもスムーズでしたが、直線に向いて、思っていたほどあまり反応がありませんでした。良い背中をしていますし、能力はあると思うのですが...」

11着 エイシンヒテン(団野大成騎手)
「ゲートの中で上手く立たせられず、前で競馬をしたかったのですが、結果的に後ろからになってしまいました。外を回ってよく脚を使ってくれましたが、申し訳ない競馬になってしまいました」

16着 ラストリージョ(藤井勘一郎騎手)
「距離ですね。直線でおっ、と思うところはあったのですが...」

18着 ポールネイロン(藤岡佑介騎手)
「注文をつけて、ハナを主張しました。終始、外へ張っている走りでしたが、もう少し集中力が出れば良いと思います」

(via ラジオNIKKEI 

 

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