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ホーム勝負の明暗関屋記念 2020【回顧】上位3頭の4角位置は必見!次走への一言メモも!

関屋記念 2020【回顧】上位3頭の4角位置は必見!次走への一言メモも!

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】関屋記念 2020 における勝負の明暗

2020年 8月16日(日) 3回新潟2日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
3歳以上・オープン・G3(別定) (国際)(特指) 芝・外 1600m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
8 17 サトノアーサー 牡6 56 戸崎圭太 1.33.1      17-17 33.7 4 7.5 484 +2 *(栗)池江泰寿
8 18 トロワゼトワル 牝5 54 三浦皇成 1.33.3 1 1/4    01-01 35.5 8 17.0 464 -8 (栗)安田隆行
2 3 アンドラステ 牝4 54 岩田望来 1.33.5 1 1/4    08-08 34.7 1 4.1 468 +2 (栗)中内田充
4 8 ミッキーブリランテ 牡4 56 岩田康誠 1.33.5 クビ    14-14 34.2 9 19.8 482 +8 *(栗)矢作芳人
5 10 ミラアイトーン 牡6 56 横山和生 1.33.5    02-02 35.2 10 27.8 558 +2 (美)菊沢隆徳
6 12 エントシャイデン 牡5 56 川須栄彦 1.33.6 クビ    14-14 34.4 6 10.4 480 -2 *(栗)矢作芳人
B8 16 グルーヴィット 牡4 56 M.デム 1.33.6 クビ    04-04 35.1 3 5.5 498 +10 (栗)松永幹夫
2 4 メイショウグロッケ 牝6 54 柴田善臣 1.33.8 1 1/4    04-04 35.3 11 40.0 462 0 (栗)荒川義之
3 6 アストラエンブレム セ7 56 北村宏司 1.33.9  1/2    08-10 35.0 7 16.5 480 +8 (美)小島茂之
10 B7 14 プロディガルサン 牡7 56 丸山元気 1.34.0 クビ    07-06 35.5 13 55.5 510 -2 (美)国枝栄
11 4 7 ジャンダルム 牡5 57 藤井勘一 1.34.2 1 1/2    11-13 35.1 14 66.4 498 -10 *(栗)池江泰寿
12 3 5 メイケイダイハード 牡5 56 石橋脩 1.34.3 クビ    04-06 35.7 12 48.5 532 -6 (栗)中竹和也
13 B7 15 ペプチドバンブー 牡5 56 津村明秀 1.34.5 1 1/4    16-16 35.2 17 157.0 508 +2 (栗)武英智
14 5 9 ハーレムライン 牝5 54 木幡巧也 1.34.6  3/4    08-08 35.7 16 128.4 480 +6 (美)田中清隆
15 1 1 プリモシーン 牝5 56 福永祐一 1.34.6 クビ    11-11 35.5 2 5.5 506 +10 (美)木村哲也
16 7 13 ドーヴァー 牡7 57 田辺裕信 1.34.8 1 1/4    11-11 35.8 15 98.5 506 +4 (美)伊藤圭三
17 1 2 ブラックムーン 牡8 57 内田博幸 1.35.1 1 3/4    18-17 35.7 18 169.2 510 +10 (栗)西浦勝一
18 6 11 クリノガウディー 牡4 56 横山典弘 1.36.7 10    02-03 38.3 5 9.3 492 0 (栗)藤沢則雄

 

夏の名物マイル重賞らしい熱いレースだった。

逃げたトロワゼトワルは押し切るかという流れの中、4コーナー17番手にいたサトノアーサーが、上がり3ハロン最速の脚で豪快に差し切り!

ちなみにトロワゼトワルの父はロードカナロア。

サトノの父はディープインパクト。

新旧のNo1種牡馬産駒のぶつかり合いになったが、ディープが天国から

まだまだ若い者には負けないよ

と言っているような気がしたのは、私だけだろうか。笑

とにかく、サトノアーサー、そして戸崎騎手おめでとう!

 

さて、レースを振り返る前にひとつだけ。

おかげさまで、今回のレースにおいては

3連複1万1,820円&馬連7,230円

をダブルで射止めることができた。

率直に申し上げて、この夏競馬はなかなかスッキリした勝利を掴めず。

ご会員様をかなりモヤモヤさせてしまったと自覚している。

この勝利をキッカケに!上昇気流へ乗っていけると確信しているので、どうぞ引き続きご期待いただきたい。

 

さて、同日に行われた【小倉記念】は、完全に差し有利の流れ。

人気薄の差し馬が次々と上位に突っ込み、高配当が飛び出している。

 

では【関屋記念】はどうだったのだろう?

見方は色々とあるだろうが、個人的には

全ての位置取りの馬が自分の力を出し切れる流れ

だったと考えている。

 

その理由は、上位3頭の4角通過位置にある。

1着⇒サトノアーサー(4角17番手)

2着⇒トロワゼトワル(4角番手)

3着⇒アンドラステ(4角番手)

 

ご覧いただければ一目瞭然ではないだろうか。

見事なまでに!

前の馬、真ん中の馬、後ろの馬が上位を分け合っているのだ。

 

力と力のぶつかり合いだった

要するに、どの位置にいる馬にとっても、力を出せる流れだったということ。

力と力のぶつかり合いだったのだ。

そんな中で、豪快に差し切りを決めたサトノアーサーの勝利は、単なる結果以上の内容的な価値があると感じる。

同時に、スムーズに逃げられた時のトロワゼトワルの先行力も素晴らしい。

3着アンドラステも、初重賞挑戦だった前走に続いての好走。本物だろう。

 

ということで、今回の「一言メモ」では、素直に彼ら3頭について紹介しようと思う。

 

キングスポーツ流「次走へ向けての一言メモ」

さて、ここからは「私の独り言」だととらえていただきたい。笑

今後へ向けて、気がついたことをメモ帳に走り書きしているようなイメージ。

せっかくなので、それを皆様と共有してみようかと考えた。

上でも記した通り、上位3頭をピックアップ!

1頭につき数行程度だが、気になる方は頭にとどめておいてほしい。

 

1着・サトノアーサー

これまで、1600Mや1800Mなど、様々な距離で活躍してきた。

だが、今回の好走を見る限り、やはりマイルがベストなのだろう。

それだけ、直線での動きは、生半可な弾け方ではなかったように思う。

今回は、慣れない位置取りでのレースとなったが、結果的に脚質の幅が広がったという意味では大きかった。

展開不問の1頭ということで、今後のマイル路線で大活躍するだろう。

左回りベストだが、個人的には京都の外回りも問題ないと思う。

G1【マイルCS】に出てきたら注目!

 

2着・トロワゼトワル

今回のキングスポーツの☆穴馬だった。

例えペースが速くても、必要以上の競り合いさえなければ(あるいは後ろからつつかれなければ)必ず結果を出してくれる馬。

今回、トロワゼトワル以外にこれといって行きたい馬がいなかった。

だから自信をもって指名したが、案の定だった。

 

それはつまり

力はあるがメンバー次第では買いにくい馬

ということでもある。

今回の激走には感謝するが、今後、相手次第ではバッサリということもあるかもしれない。

逆に、再び軸に指名することがあれば!

その時は鉄板

だとお考えいただいて結構だ。

 

3着・アンドラステ

上位3頭の中では

最もノビシロがあるな

と感じるのがこの馬。

ということで、未来の主役に指名したい。

レース後の岩田望騎手のコメントをご紹介しよう。

「内枠でしたが、本当は外へ出したかったです。こういう揉まれる競馬は初めてで、馬も戸惑っていました」

実際にそういった部分はあったと思う。

もちろん、基本的には上で記したように「全馬が力を出せる流れ」だったが・・・

その中で強いていえば、アンドラステは難しい競馬だった。

もう少し相手のレベルが高いレースなら、人気を落とし、マークも減るだろう。

スムーズに走ることさえできれば、G2くらいまでは勝ち負けできるのではないか?

注目したい。

 

レースを見逃した方はこちらからどうぞ

【関屋記念 2020】のレース後の関係者のコメント

レース後のコメント
1着 サトノアーサー(戸崎圭太騎手)
「後ろから行くつもりはありませんでしたが、スタートで上手く出すことができなかったので、切り替えていきました。切れる脚もあるし、直線も長いので、馬を信じて行きました。(ケガを乗り越えての勝利、重賞勝ちですが)とても嬉しく思いますし、馬がよく走ってくれました」

2着 トロワゼトワル(三浦皇成騎手)
「現状左回りのマイルが合っています。今日は行きっぷりも違っていましたし、気持ち良く行かせました。直線も見せ場を作ってくれました」

3着 アンドラステ(岩田望来騎手)
「内枠でしたが、本当は外へ出したかったです。こういう揉まれる競馬は初めてで、馬も戸惑っていました」

5着 ミラアイトーン(横山和生騎手)
「ゲート入りとか馬場入りとか、馬の成長を感じます。欲を言えばトロワゼトワルについていけば良かったかもしれません。大事に乗り過ぎたのかも。ただこのクラスの、このメンバーに入ってよく頑張っていました」

8着 メイショウグロッケ(柴田善臣騎手)
「切れ負けでしょう。もうひと脚使ってくれると良いんですが...」

9着 アストラエンブレム(北村宏司騎手)
「スタートも上手く出て、道中もリズム良く走っていました。4コーナーにかけて、後ろ脚を流す形になって、直線では苦しくなってしまいました」

15着 プリモシーン(福永祐一騎手)
「スタートは上手く出てくれましたが、ずっとトモが流れる形で、トモのかかりが悪かったです。良い頃と比べると全然。競馬で良い形で走れていません」

(via ラジオNIKKEI 

 

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