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ホーム勝負の明暗中京記念 2020【回顧】未来の主役には「抜群のマクリ」を見せたあの馬を指名!

中京記念 2020【回顧】未来の主役には「抜群のマクリ」を見せたあの馬を指名!

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】中京記念 2020 における勝負の明暗

2020年 7月19日(日) 4回阪神6日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(特指) 芝・外 1600m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
7 14 メイケイダイハード 牡5 53 酒井学 1.32.7      11-07 34.8 18 163.0 538 +6 (栗)中竹和也
7 13 ラセット 牡5 55 秋山真一 1.32.7 クビ    16-17 33.9 6 12.9 490 -6 (栗)庄野靖志
8 18 エントシャイデン 牡5 56 川須栄彦 1.32.8 クビ    12-12 34.7 9 28.9 482 -6 *(栗)矢作芳人
4 7 ケイアイノーテック 牡5 57 岩田望来 1.32.8 クビ    12-12 34.7 3 6.7 472 +8 (栗)平田修
6 12 ミッキーブリランテ 牡4 54 福永祐一 1.33.0 1 1/4    09-03 35.4 7 13.2 474 -4 *(栗)矢作芳人
7 15 ギルデッドミラー 牝3 51 北村友一 1.33.0 クビ    03-04 35.3 1 3.6 478 +10 (栗)松永幹夫
6 11 ソーグリッタリング 牡6 57 川田将雅 1.33.2 1    06-07 35.3 2 5.0 486 0 (栗)池江泰寿
8 17 ストーミーシー 牡7 56.5 幸英明 1.33.2 同着    03-04 35.5 11 40.1 538 -14 (美)斎藤誠
4 8 ディメンシオン 牝6 53 鮫島克駿 1.33.2 ハナ    09-10 35.2 10 34.0 450 -2 (栗)藤原英昭
10 5 9 ブラックムーン 牡8 57 藤井勘一 1.33.2 クビ    14-14 34.8 15 103.1 500 -12 (栗)西浦勝一
11 2 3 ロードクエスト 牡7 57 松若風馬 1.33.3 クビ    18-18 34.3 12 41.9 462 -8 (美)小島茂之
12 B8 16 リバティハイツ 牝5 53 西村淳也 1.33.3 クビ    02-02 35.8 13 48.4 464 0 (栗)高野友和
13 1 2 ハッピーアワー 牡4 55 小牧太 1.34.0 4    16-15 35.3 17 124.6 442 0 (栗)武幸四郎
14 5 10 プリンスリターン 牡3 52 原田和真 1.34.2 1    06-07 36.3 5 9.6 452 +2 (栗)加用正
15 B3 6 ペプチドバンブー 牡5 54 富田暁 1.34.7 3    15-15 36.0 16 119.6 506 -2 (栗)武英智
16 3 5 レッドレグナント 牝5 51 斎藤新 1.35.7 6    03-04 38.0 14 71.3 480 -2 (美)大竹正博
17 2 4 トロワゼトワル 牝5 54 三浦皇成 1.36.4 4    01-01 38.9 4 7.7 472 +6 (栗)安田隆行
18 1 1 ベステンダンク 牡8 57 松山弘平 1.38.1 大差    06-10 40.1 8 16.2 516 -4 (栗)安達昭夫

 

実は(土)に行われた2歳重賞【函館2歳ステークス】において、以下のような試みをした。

説明箇所を抜粋してご紹介したい。

さて、キングスポーツのレース回顧といえば、通常は

「勝ち馬を中心にレース全体の流れを振り返ることで、教訓を得たい」

そんなイメージで書いてきたつもりだ。

だが、今回の【函館2歳ステークス】の出走馬は、いずれもデビューした間もない馬たち。

恐らく、このコラムをご覧の方の大半が、次のように思われるのではないか。

「振り返りもいいけど、、、そもそも知らない馬ばかり!」

 

各馬を勉強してみよう

知らないなら、勉強しなくてはいけないね。笑

彼らは、これから何度も私たちの目の前に姿を見せてくれるはずの馬なのだから。

そこで今回は特別に!

特に印象に残った3頭をピックアップ!

レース後の関係者のコメントを用いつつ、今後の展望を記したい!

 

▼函館2歳Sのレース回顧は以下のリンク先で▼

 

すると、ありがたいことに、この形での回顧が好評だったようだ。

そこで【中京記念】も、同様の「3頭ピックアップ」の回顧をしてみたいと思う。

夏競馬ということで、色々とチャレンジさせていただけるとありがたい。笑

【函館記念】は、従来通りのスタイルでの回顧になっている。

 

「どちらが好きか?」

そんなお声をキングスポーツまでいただけると幸いだ。

できるだけ、皆様のご希望に沿う形で書いていくつもりだ。

 

では、前置きが長くなったが、優勝馬からいこう。

1着⇒メイケイダイハード(酒井学騎手)

鞍上のレース後のコメントから。

「本当に馬が頑張ってくれたと思います。人気は気にしていませんでしたが、全然やれるタイプではと思っていましたし、馬場もこなせる感じではないかと思っていました。人気を意識せずに乗れたことが良かったです。少しイレ込みもありましたし、周りを見ながら行き、前にミッキーブリランテがいたので、これを目標にレースを進めました。ビュッとは伸びませんでしたが、最後までしぶとく、馬が頑張って、諦めずにゴール板まで走ってくれた結果の1着です。何より僕自身が驚いていますが、競馬場にお客様が戻ってきてくれることを祈っています。またその時は、熱い声援をよろしくお願いします」

優勝おめでとう!

正直に申し上げるが、この馬が優勝するイメージは全く持っていなかった。

確かに、調教を見る限り仕上がりは良かった。

だが、近5走連続で二桁着順の馬。最下位人気も妥当だろう。

そんな優勝するのだから、競馬は難しく、しかし何が起こるかわからない面白さが、私たちをとらえて離さないのだなと感じる。

 

勝因を挙げるのなら

全てが噛み合った

ということかもしれない。

上で記した仕上がりそうだが、今年好調の鞍上、そしてやはり馬場状態。

この日の阪神は良馬場発表とはいえボコボコで走りにくい状態。鞍上が語る「馬場もこなせる感じではないか」という部分がハマったのではないか。

そして、キレではなくジリジリ伸びるタイプの末脚も荒れ馬場にマッチしたのだと思う。

 

だから、今回の勝利そのものは文句なしで高く評価するが、例えば同じマイル重賞でも

状態の良い開幕週、あるいは2週目あたりで開催されるような時は買いにくいな

というのが率直な印象。必要以上の評価は禁物。

今回と似たような条件で、しかもマークされずに無欲で走れる時があれば!注目したい。

 

5着⇒ミッキーブリランテ(福永祐一騎手)

鞍上のレース後のコメントから。

「決して無理にではなくて、楽に上がって行きましたが、残り1ハロンで止まっていました。もう少し溜めて行けば良かったです。あそこで動いたのは判断ミスでした

3コーナーから4コーナー過ぎにかけて、気持ちよさそうに上がっていった時は

「このまま押し切るんじゃないか?」

とさえ思った。

本当にインパクトがあり、実は今回のレースにおいて、個人的に最も印象に残ったのがこの時の脚。ということで、解説の前に

「今回のレースにおける未来の主役」

に指名したことをお伝えしておこう。

それでもラスト1ハロンで止まってしまった。

そのことについて、鞍上は「もう少し溜めれば、、、判断ミス」と自らを責めたが、個人的には、溜めてても結果は変わらなかったような気がする。

急失速を見る限り、単純に1ハロン長い、つまり

1400Mベストの馬

なのではないだろうか。

もちろんマイルでも結果を出してきたが、これまでとは相手が違う。

本当に高いレベルの舞台では、馬の本質が問われるもの。

今後、まずは重賞勝ちを目指して1400Mに挑戦してほしい。もちろん、まだ4歳だし「底力」自体がアップすれば、マイルでのチャンスも見えてくるかも、、、いずれにせよ楽しみだ。

 

6着⇒ギルデッドミラー(北村友一騎手)

鞍上のレース後のコメントから。

「楽にポジションは取れましたが、4コーナーで早めに来られました。直線は右側にもたれていました。馬場は外が良いのですが、この馬には内ラチを頼らせた方が良かったかもしれません

1番人気を裏切る形だから、悔しい思いをした人は多いかもしれない。

だが、悲観することはないと思う。前にいった馬たちが総崩れの中

6着にまとめた

という考え方が正解ではないだろうか。

 

レース前半のスムーズな行きっぷりを含め、やはり素晴らし素質の持ち主であることは間違いない。

鞍上が語る通り、確かにもたれ癖があるから「走らせる位置の難しさ」はあるかもしれないが、そのあたりは同じ鞍上が乗り続ければ心配ないと思う。

また、癖に関しては年齢や経験と共に改善されるはず。

近い将来、古馬マイル路線でも狙える馬になる!

ハッキリと申し上げておこう。

 

レースを見逃した方はこちらからどうぞ

 

【中京記念 2020】のレース後の関係者のコメント

レース後のコメント
1着 メイケイダイハード(酒井学騎手)
「本当に馬が頑張ってくれたと思います。人気は気にしていませんでしたが、全然やれるタイプではと思っていましたし、馬場もこなせる感じではないかと思っていました。人気を意識せずに乗れたことが良かったです。少しイレ込みもありましたし、周りを見ながら行き、前にミッキーブリランテがいたので、これを目標にレースを進めました。ビュッとは伸びませんでしたが、最後までしぶとく、馬が頑張って、諦めずにゴール板まで走ってくれた結果の1着です。何より僕自身が驚いていますが、競馬場にお客様が戻ってきてくれることを祈っています。またその時は、熱い声援をよろしくお願いします」

2着 ラセット(秋山真一郎騎手)
「残念です。ただただ悔しいです。それしか言うことはありません」

3着 エントシャイデン(川須栄彦騎手)
「この馬場で大外枠だったので、自分の行き脚を見ながら運びました。できれば勝ち馬のポジションが欲しかったのですが、そこを取られました。ですから、大外を回すより、切り替えて一瞬の脚を活かすことを考えました。勝負どころで人気馬が動けず、ラストは中に入れる形なりました。でも脚を使ってくれました。力をつけています。重賞戦線でも十分やれます」

4着 ケイアイノーテック(岩田望来騎手)
「腹を括って後ろから行きましたが、もう少し早めに動いた方が良かったかもしれません。状態は戻りつつあり、もう少しで勝てそうなところでしたが、後は条件が合えば良いですね」

5着 ミッキーブリランテ(福永祐一騎手)
「決して無理にではなくて、楽に上がって行きましたが、残り1ハロンで止まっていました。もう少し溜めて行けば良かったです。あそこで動いたのは判断ミスでした」

6着 ギルデッドミラー(北村友一騎手)
「楽にポジションは取れましたが、4コーナーで早めに来られました。直線は右側にもたれていました。馬場は外が良いのですが、この馬には内ラチを頼らせた方が良かったかもしれません」

7着 ソーグリッタリング(川田将雅騎手)
「良いリズムで、人気馬の後ろを追走できましたが、これだけ動き切れないのは、特殊な馬場が影響したのだろうと思います」

11着 ロードクエスト(松若風馬騎手)
「前半馬場が悪く進んで行きませんでしたが、直線向いた時は反応してくれました。直線は伸びそうで伸び切れませんでした。差がないレースの中、頑張ってくれました」

13着 ハッピーアワー(小牧太騎手)
「ゲートを出てくれませんでした」

14着 プリンスリターン(原田和真騎手)
「道中は行きたがるのを我慢して運びました。今日は切れませんでした」

16着 レッドレグナント(斎藤新騎手)
「クラスが上がってのレースでしたが、思ったよりポジションを取れました。最後もバテてはいませんが、決め脚のある馬には厳しかったですね。もっと渋って上がりがかかる馬場になれば...ですね」

(via ラジオNIKKEI 

 

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