秋華賞 2022【予想】⇒枠順確定！キーワードは「攻める余地は十分にあり」！２冠馬スターズオンアースが出走でも夢馬券にチャレンジだ！

2022年10月15日

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20211017-2 — 強かったアカイトリノムスメ！さあ今年は？秋華賞 2022

✔️チェックポイント

このコラムでは【秋華賞 2022】における「必ず知っておきたい攻略ポイント」についての話や、主な出走馬の解説をご紹介。

秋華賞 2022 枠順確定

2022年10月16日(日)　4回阪神5日目　16頭　[15:40発走]
【１１Ｒ】　第27回秋華賞
３歳・オープン・Ｇ１(馬齢)(牝)(国際)(指定)　芝2000m・内 (A)

枠	番	馬名	性齢	替騎手	斤量	調教師
1	1	ウインエクレール	牝3	松岡正海	55	(美)畠山吉宏
1	2	ライラック	牝3	*Ｍ．デム	55	(美)相沢郁
2	3	タガノフィナーレ	牝3	*鮫島克駿	55	(栗)中村直也
2	4	ラブパイロー	牝3	*酒井学	55	(美)大和田成
3	5	ストーリア	牝3	*松山弘平	55	(栗)杉山晴紀
3	6	メモリーレゾン	牝3	古川吉洋	55	(栗)長谷川浩
4	7	スタニングローズ	牝3	坂井瑠星	55	(栗)高野友和
4	8	ナミュール	牝3	横山武史	55	(栗)高野友和
5	9	スターズオンアース	牝3	ルメール	55	(美)高柳瑞樹
5	10	アートハウス	牝3	川田将雅	55	(栗)中内田充
6	11	エグランタイン	牝3	池添謙一	55	(栗)笹田和秀
6	12	ウォーターナビレラ	牝3	武豊	55	(栗)武幸四郎
7	13	エリカヴィータ	牝3	福永祐一	55	(美)国枝栄
7	14	ブライトオンベイス	牝3	秋山真一	55	(栗)清水久詞
8	15	サウンドビバーチェ	牝3	*岩田望来	55	(栗)高柳大輔
8	16	プレサージュリフト	牝3	戸崎圭太	55	(美)木村哲也

さあ、いよいよ今年もやってきた。牝馬三冠路線の最終戦！Ｇ１【秋華賞】だ。

上に22頭の登録馬の表を載せたが、まずは、この大舞台へ辿り着いた面々に対して、心からの敬意と、労いの言葉を送りたい。

私たちが想像する以上に、経験の浅い３歳馬が無事にひと夏を越すのは容易ではない。

例えば２冠馬スターズオンアースにしても、【オークス】後には軽度ながら前脚の骨折を経験している。（無事に戦線に戻ってこられて本当に良かった）

何が起きても驚けないような状況の中、元気に大一番に登録できたことはそれだけで価値があるのだ。

この中には残念ながら抽選対象馬もいる（８分の４が対象に）が、いずれにせよ、彼女たちが無事にこの大一番を戦い終えることを心から祈っている。

中心は２冠馬スターズオンアース

では、具体的なレースのお話へと移ろう。

注目を一身に集めるのが２冠馬スターズオンアースであることは間違いない。

２年前のデアリングタクトに続いて、史上７頭目の３冠牝馬の大偉業へと挑むことになる！

秋華賞 2022
やはり主役この馬だ！

【短評】９番スターズオンアース（ルメール・高柳）

▼最近の主な戦績
オークス　１着
⇒２０年デアリングタクトに続く牝馬３冠を目指す！【桜花賞】は７番人気、【オークス】では３番人気と春のクラシックで前評判はそこまで高くなかったが、２冠を達成！今では文句ナシの主役へ！

とくに【オークス】は２着馬スタニングローズに1.1/4馬身差をつける完勝だった。

そのスタニングが前哨戦の【紫苑ステークス】を快勝した比較対象から、さすがは２冠馬という貫禄を見せている。果たして３冠誕生なるか！？

【Check Point】⇒オークス後には骨折が判明。幸い軽症で秋華賞には間に合ったが、調教に騎乗した杉原騎手のジャッジは「まだ重め残り」とやや辛口。そういった意味から、ぶっつけでの本番になるのはやや不安材料というのは否めない。

▼参考レース　オークス

【桜花賞】は２着にハナ差、【オークス】は２着に0.2秒差だから、決して圧倒的な力差を見せてきた馬ではないかもしれない。

だが、両レースは距離や舞台が異なるだけではなく、展開も全く違った。

そういった中で、共にキッチリ勝ちきった価値は極めて大きく、歴代の３冠牝馬と比較しても、決して見劣らない素材だとは思う。

ポイントはスターズオンアースの位置づけ

だから、今回の１戦を制するためには、細かいことをどうこういうより

スターズオンアースの位置づけをどう考えるのか

この部分に結論を出す。

そうすることで、必然的に様々なことが見えてくるような気がするのだ。

では、私たちキングスポーツはどのように考えているのか？

結論だが、率直に申し上げて

「３冠達成の可能性は決して高くはない」

ということになる。（もちろん馬券圏内の可能性は十分にあるとは思うが）

キングのキーワード
⇒攻める余地は十分にあり

では、どうしてそのように考えているのか？

理由は非常にシンプルで、スターズオンアースどうこうというより

「秋の前哨戦のレベルが高かった」

これに尽きる。

参考⇒紫苑ステークス＆ローズステークスの回顧

紫苑ステークス 2022【回顧】３歳牝馬路線は、さらに面白くなってきたぞ！

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。

pc.3448.jp

2022-09-11 15:00

ローズステークス 2022【回顧】大器たちにも気になる点あり！上位以外の楽しみな馬も！

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。

pc.3448.jp

2022-09-19 14:50

上の回顧でも示唆しているが、この夏の間に、大きく力を伸ばしている馬がいる。

もちろん、前哨戦には出ていない直行組の中にも、１週前追いきりなどを見る限り、急上昇中の馬がいる。

だとすれば、中途半端なことはせずに

「悔いのないようにトコトン攻めるべき」

だと判断した。

秋華賞 2022
スターズオンアースに続く４頭を解説

【短評】７番スタニングローズ（坂井瑠・高野友）

▼最近の主な戦績
紫苑ステークス　１着
⇒初重賞制覇となった【フラワーカップ】はスローの中を上手く立ち回ったもので展開に恵まれたものとして【オークス】では10番人気と低評価だった。だが終わってみれば２着に激走！完璧な競馬を見せたレーン騎手の手腕はさすがの一言だった。

そして前走の【紫苑ステークス】は馬体重プラス12キロと本番を見据えた仕上げもキッチリ勝ち上がってきた辺りから能力は間違いなく本物！３冠に待ったをかける有力な１頭だ！

【Check Point】⇒1800ｍ以上のレースでは4戦して3勝と安定感抜群。中山で重賞を2勝しているように右回りの坂のあるコースも問題なく、阪神開催もこの馬にとってプラス！同期の荻野極騎手が初Ｇ１制覇しただけに、坂井瑠星騎手も闘志が湧いているはず！

▼参考レース　紫苑ステークス

【短評】10番アートハウス（川田・中内田）

▼最近の主な戦績
ローズステークス１着
⇒２走前の【オークス】ではスターズオンアースを蹴って川田騎手がコチラを選択した事もあり２番人気に支持された。結果は７着に敗れたが、それでも直線は一旦先頭に躍り出る場面も演出と、秘める能力は高かった。

実際に前走の【ローズステークス】は完勝して最後の１冠に向けて最高のスタートを切ることができた。母パールコードは2016年の秋華賞２着馬でもあり、川田騎手自身が惚れ込んだ馬ということも含め、ここへの想いは人一倍強いはず！

【Check Point】⇒阪神2000ｍは【忘れな草賞】を快勝した時と同じ舞台！ひと夏越して馬も成長しており好勝負必至！あとは前走後のケアがしっかりとできているかどうかだけだ。

▼参考レース　ローズステークス

【短評】８番ナミュール（横山武・高野）

▼最近の主な戦績
チューリップ賞　１着
⇒Ｇ１【阪神ＪＦ】では１番人気に支持。致命的な出遅れ、伸びにくい最内側を突きながらも４着と内容だけ振り返れば、最も存在感を示した一戦。

そんな能力の高さを象徴するかのように【チューリップ賞】は快勝！しかも直線ではスムーズさを欠いたり、前が詰まるシーンがありながらも後続に１馬身半差をつける文句なしの競馬！前走の【オークス】では３着にゴールと潜在能力の高さは世代トップと言える存在。

【Check Point】⇒やはり秘める能力はG1級のものがあるのは確か！距離も1600～2000mがベストで、これまでの戦績から使い込むよりも久々の方が能力を発揮できるタイプ。ブッツケでの本番は大歓迎だ！

▼参考レース　チューリップ賞

【短評】16番プレサージュリフト（戸崎・木村）

▼最近の主な戦績
クイーンカップ１着
⇒デビュー戦＆重賞【クイーンＣ】と僅か２戦で重賞制覇！共に上がり33秒台の末脚で非凡な瞬発力を披露！

なお２走前の【桜花賞】は出遅れ＆内枠が伸びるトラックバイアスで外枠からだったこの馬には厳しい結果となったが、【オークス】では出遅れながら５着と潜在能力の高さを示した。管理する木村調教師からは「完全に春のいい頃の状態にある」と言い切っており、逆襲の時が来た！

【Check Point】⇒やはり気になるのは全ての戦いにおいて出遅れていること。当時戸崎騎手からは「扉が開く時に怖がるところがある」と話をしていた。果たして秋になった今は克服できているのか！？

▼参考レース　クイーンカップ

特に私たちが「急上昇＆現在の充実を認めた１頭」がいる！

その馬は、上に挙げた４頭の中にいるのか？

あるいはそれ以外の伏兵の中にいるのか？

さあ、皆様ならどのように考えるだろうか？

ひとつ確かなのは、Ｇ１という、予想家にとっても大勝負となるこの１戦に夢を託せるだけの１頭に巡り会えたという事実。

そんな馬と、そして皆様と一緒に歓喜の瞬間を掴める瞬間、今から楽しみにしている。

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後半では、レース攻略へ向けての「データ」もご紹介。

ぜひ、参考になさってほしい。

その前に、ここからは主な有力馬の解説だ。

秋華賞 2022【予想】のCheck Point

人気馬の信頼度（5段階）	★★★★　上位強力
3連単予想配当	5万馬券以上
3連単平均配当（直近５年）	３万2,370円
展開	ミドル⇒好位～中団向き

尚、コラムの後半では、伏兵発掘へ向けてのヒントになるであろう「攻略データ」をご用意した。

ぜひ、ご確認いただきたい。

私たち「キングスポーツ」とは！？

はじめまして！私たちは1981年の創業以来、40年間、予想一筋で勝負をして参りました「キングスポーツ」です。当ページをご覧を頂き、ありがとうございます！！

自己紹介がてら、ひとつ質問をさせてください。
どうしてあなたはこのページをご覧くださっているのでしょう？

おそらく「馬券的中するために、何らかの情報を得たい」という思いがあるのではないでしょうか。

レース名を検索し、本記事だけではなく、様々な競馬関連のサイト、あるいはスポーツ紙のサイトをチェックされていることでしょう。

そこでキングスポーツから提案です。冷静に思い返してみて下さい。

・あなたが知りたいと思う「答え」に、それらは答えてくれていますか？？

キングスポーツは、現在の競馬ファンが「最も苦労しているであろう」点に真っ向から挑み、冒頭から申し上げているように、結果を出し続けております。

具体的には

「馬連か？３連単か？３連複か？買うべき券種について明確に結論を出した上で、指定買い目をご提供している」

ということです。

スポーツ紙や専門紙では、本命、対抗等の印は出すものの、具体的な買い方については明言せず、もしくは目立たぬように端の方に小さく載せているだけ。

それでは、馬券を買う側を迷わせる一方。

その点、私たちは結論を出します。それも、ただ当たれば良いとは考えておりません。

私たちが推奨する券種は

「儲けるための券種＆買い方」

です。

最終決断も大事だが、そのノウハウであなたの予想レベルは劇的にアップする

また、重賞を中心にレースごとの指定買い目お出しするだけではなく

「プロ予想家のレースに対する考え方・ノウハウ（結論に至ったプロセス）」

を惜しみなくお知らせしています。

自らが「プロの考え方・ノウハウ」を身につけてしまえば、つまり

「教わる側」ではなく「教えられる側」

の力をつけてしまえば、もう様々なサイトを巡らなくてすむでしょう。

馬券の当たった外れたは一過性のものでしょうが、一度身につけた「考え方」は、皆様の中で何年も、何十年も生き続けるはずですよ！

ちなみに

プロの考え方を「競馬専門紙と変わらない金額」で取得できるお得感

も強調させてください。

長くなってしまいましたが、最後に改めて。

キングスポーツは、必ずあなたの予想を進化させてみせます！
どうか、ひとりで悩まないでください。

私たちの決断や考えを元に、大好きな競馬仲間として「共存共栄」していきましょう！！！

秋華賞 2022 攻略データ集

最後にレース攻略へ向けての「データ」をご紹介したい。

ただし、前半でも触れたように、今年の舞台は例年とは異なる阪神芝2000Ｍ。

当然、これまでのデータを用いることはできない。

そこで阪神芝2000Ｍに特化したデータのご紹介！

直近５年、オープン以上の38レースを対象にデータ収集した。Ｇ１【大阪杯】など、ハイレベルなレースも含まれる数字だけに、参考になることも多いだろう。

ぜひ、チェックしてほしい。

まずは４角位置別の成績から。

１）４角位置別の成績は？

早速、データをご紹介していこう。

阪神芝2000Ｍ　４角位置別の成績（対象35レース）

４角位置	着別度数	勝率	連対率	複勝率
４角1番手	7- 5- 3- 23/ 38	18.4%	31.6%	39.5%
2番手以内	13- 7- 7- 73/100	13.0%	20.0%	27.0%
3番手以内	19- 11- 12- 91/133	14.3%	22.6%	31.6%
4番手以内	26- 14- 15-117/172	15.1%	23.3%	32.0%
5番手以内	29- 22- 18-146/215	13.5%	23.7%	32.1%
7番手以内	34- 32- 26-196/288	11.8%	22.9%	31.9%
10番手以内	37- 36- 35-287/395	9.4%	18.5%	27.3%

阪神内回りコースの直線は約350Ｍ。はっきりいって、長くはない。

そのため、後ろにいる馬たちは、早めに仕掛ける必要がでてくる。そこでペースが一気に上がり「前の馬たちは飲み込まれやすいのかも？」などと勝手にイメージしていた。

ひょっとしたら、同様の考えをお持ちの方もいるかもしれない。

だが、そうではない。

注目は４角３番手以内の馬たち。
対象38レースの半数となる19頭の勝ち馬がこれに当てはまる。

激流のＧ１になると、少々傾向が変わる可能性もあるが、念のため頭にいれておきたいデータだ。

２）種牡馬別の成績は？

こちらもデータをチェック！

阪神芝2000Ｍ　種牡馬別成績（対象38Ｒ・最低出走頭数10）

種牡馬	着別度数	勝率	連対率	複勝率
オルフェーヴル	4- 1- 0-13/18	22.2%	27.8%	27.8%
ハーツクライ	4- 1- 4-23/32	12.5%	15.6%	28.1%
キズナ	2- 2- 0-14/18	11.1%	22.2%	22.2%
ルーラーシップ	2- 1- 1-14/18	11.1%	16.7%	22.2%
ディープインパクト	10- 9- 9-64/92	10.9%	20.7%	30.4%
ロードカナロア	1- 0- 0- 9/10	10.0%	10.0%	10.0%
ステイゴールド	2- 2- 4-13/21	9.5%	19.0%	38.1%
ブラックタイド	1- 0- 1- 9/11	9.1%	9.1%	18.2%
キングカメハメハ	2- 4- 3-26/35	5.7%	17.1%	25.7%
ハービンジャー	1- 1- 6-20/28	3.6%	7.1%	28.6%
マンハッタンカフェ	0- 1- 2- 7/10	0.0%	10.0%	30.0%

勝率のトップはオルフェーヴル！続くのはハーツクライとキズナ。

奇しくもオルフェーヴル＆キズナは、2013年の【凱旋門賞】で世界の頂点を争った２頭。

またハーツクライも英国のキングジョージでの３着がある。

欧州のタフな条件を問題にしなかった「パワー」が産駒にしっかりと伝わっている印象。

やはり阪神コースはパワーが求められるのだろう。

各出走馬の父親はお見逃しなく！

３）前走別の成績は？

前走別の成績だけは、今年の舞台にかかわらず、過去のデータが使えると判断した。

ということで、直近15年の【秋華賞】における前走別の成績だ。

秋華賞　前走別の成績（直近15年）

前走レース名	着別度数	勝率	連対率	複勝率
ローズＳG2	7- 9- 8- 84/108	6.5%	14.8%	22.2%
優駿牝馬G1	4- 0- 0- 19/ 23	17.4%	17.4%	17.4%
紫苑ＳG3	2- 4- 0- 24/ 30	6.7%	20.0%	20.0%
クイーンG3	1- 0- 1- 6/ 8	12.5%	12.5%	25.0%
紫苑Ｓ	1- 0- 0- 36/ 37	2.7%	2.7%	2.7%