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京都牝馬ステークス 2020【回顧】勝ち馬は文句なし!その他では「あの馬」

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】京都牝馬ステークス 2020 における勝負の明暗

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
8 17 サウンドキアラ 牝5 55 松山弘平 1.23.2      04-07 34.5 1 4.3 460 +2 (栗)安達昭夫
5 9 プールヴィル 牝4 55 岩田康誠 1.23.4 1 1/4    04-02 34.9 6 12.9 446 +24 (栗)庄野靖志
3 6 メイショウグロッケ 牝6 54 大野拓弥 1.23.6 1 1/4    06-05 34.9 13 48.6 468 +8 (栗)荒川義之
6 12 アマルフィコースト 牝5 54 幸英明 1.23.6 ハナ    03-05 35.0 12 46.0 470 -4 (栗)牧田和弥
1 2 ビーチサンバ 牝4 54 福永祐一 1.23.8 1 1/4    16-14 34.4 4 6.6 472 -4 (栗)友道康夫
5 10 ディメンシオン 牝6 55 松田大作 1.23.8 クビ    09-10 34.9 10 32.8 460 +12 (栗)藤原英昭
7 13 シゲルピンクダイヤ 牝4 55 和田竜二 1.23.9 クビ    09-12 34.8 2 5.0 462 +4 (栗)渡辺薫彦
3 5 リバティハイツ 牝5 55 松若風馬 1.23.9 クビ    13-12 34.7 14 53.0 468 +10 (栗)高野友和
4 8 プリディカメント 牝5 54 川島信二 1.24.0 クビ    17-17 34.4 11 45.8 516 0 (栗)吉村圭司
10 6 11 ディアンドル 牝4 56 藤岡佑介 1.24.0 クビ    08-11 35.1 15 76.2 494 -2 (栗)奥村豊
11 4 7 メイショウショウブ 牝4 54 四位洋文 1.24.0    01-01 35.6 8 24.5 502 +2 (栗)池添兼雄
12 2 3 リナーテ 牝6 56 武豊 1.24.1  1/2    06-04 35.4 7 16.8 504 +6 (栗)須貝尚介
13 7 14 ドナウデルタ 牝4 54 北村友一 1.24.1 ハナ    13-14 34.8 3 5.5 438 -4 (栗)石坂正
14 2 4 メイショウケイメイ 牝4 54 酒井学 1.24.2 クビ    09-07 35.3 17 381.8 422 +4 (栗)南井克巳
15 8 16 ノーワン 牝4 54 坂井瑠星 1.24.2 ハナ    15-14 34.7 9 24.8 488 0 (栗)笹田和秀
16 8 15 モアナ 牝6 54 シュタル 1.24.3  1/2    02-03 35.9 16 98.2 498 -12 (美)高橋文雅
17 1 1 アルーシャ 牝5 55 ルメール 1.24.3 ハナ    12-07 35.4 5 7.4 438 -2 (美)藤沢和雄

 

今回のレースを一言で振り返るなら

とにかくサウンドキアラが強かった

ということになるだろう。

着差こそ、2着馬に1馬身1/4差だが、ゴール前ではかなりの余裕が感じられた。

それだけに、実質、2~3馬身は後続との力の差があると考えるべき。

ちなみに、キングスポーツはサウンドキアラを軸に勝負し、馬連を的中させてもらった。心から感謝している。

 

さて、今回、サウンドキアラについて、キングスポーツの会員様には以下のような解説文をご提供した。

▼自信の不動の軸で勝負!
━━━━━━━━━━
牝馬限定戦なら
17番☆サウンドキアラ
━━━━━━━━━━
実力派の牝馬が数多く揃ったが、やはり前走で牡馬を相手に重賞【京都金杯】を勝っているこの馬を不動の軸に据えるのは当然だろう。

その勝ちっぷりも非常に良かった。好位追走から直線で抜け出すと、2着馬に1馬身1/4もの差をつける完勝!鞍上・松山騎手から「本当に最後までいい脚を使ってくれて強い競馬をしてくれました」と絶賛するコメントが出たのも納得!

今回、大外の17番枠を引いたことを不安視する人もいるだろうが、馬場が荒れてきただけに、むしろ傷みが少ないであろう外側を、自然に走れることがプラスになると判断!
この先に待つであろう大一番へ向けて、通過点にしたい!

 

このように、レース前の段階から彼女の能力には信頼を置いていた。

だが、レースが終わった今、率直に申し上げて

私たちが想像している以上に強かった

と感じている。

 

強さを感じた要素とは?

プロ、アマを問わず、馬券を買う人間には、それぞれ

馬の能力をはかるための考え方

を持っていると思う。

例えば、持ち時計を重視される方がいれば、血統を大事にする方もいるだろう。

考え方は十人十色、これが正解というものはない。

「自分なりの絶対」を持っていればそれで良いのではないだろうか。

 

そんな中、私たちキングスポーツが大事にしている要素の一つは

条件に左右されない走りが出来るどうか

基本的に、クラスや馬場状態、相手関係、展開などを含め、全く同じ条件で走れることは二度とない。

常に、異なる条件を克服することが求められる。

だからこそ、条件に左右されずに力を出し切れる馬こそ「本物」だと思う。

 

そして、サウンドキアラはそれができたからこそ、上で記したように

想像以上に強かった

と感じたのだ。

 

馬場も枠も前走とは違った

具体的には、前走【京都金杯】と今回、まるで異なる条件をものともせずに連勝を収めた点だ。

ご存知の方も多いと思うが、前走の【京都金杯】は馬場の良い「開幕週」!

更に内側の3番枠からのスタートだった。

 

それに対して、今回は開催最終週の荒れ馬場、しかも大外の17番枠。

前走とは全く逆の条件だった。

それでも前走同様(あるいはそれ以上)の力を出して勝利を収めた事実は、極めて価値があると考えるべきではないだろうか。

 

それは当然、この先に待つ「異なる条件」のレースでもハイレベルのパフォーマンスができることを保証するものでもある。

恐らく、春の最大目標は【ヴィクトリアマイル】になるだろう。

相手は強いだろうが、優勝候補の1頭として考える必要がありそうだ。

 

それ以外の馬では?

サウンドキアラの強さは突き抜けていた。

だが、その他の馬にも楽しみな馬がいたことは事実!

中でもオススメしたい「あの馬」を「未来の主役」として、引き続きご紹介しようと思う。

 

今回こそ敗退するも未来で期待が持てる穴馬は必ず埋もれている!!近い将来に高確率で爆走するだろう穴馬をお知らせしています。

2着馬や3着馬は当然強いが「穴」を意識して、敢えてそれ以外の馬から指名してみようと思う。

次走が楽しみなのは

6着・ディメンシオン

鞍上自身には、当然思惑があったのだろうが、コチラから見ていると

無理に馬を抑えているのかな

と感じられるような、チグハグなレースぶりに見えた。

それでも勝ち馬から0.6秒差の6着に追い込むあたり力がある。

直線でも、この馬なりによく伸びていた。

ベストは恐らくマイルだろう。

次走、牝馬限定のマイル戦でG2、G3あたりなら、かなりの確率で馬券になるとみる。

注目していただきたい。

 

【京都牝馬ステークス 2020】のレース後の関係者のコメント

1着 サウンドキアラ(松山弘平騎手)
「重馬場はこなせる馬なので気にしていませんでした。京都も最終週で外も伸びると思ったので問題ありませんでした。京都は相性がいいですし、馬自身も成長していると思います。重賞2連勝で非常に強い勝ち方をしてくれました。今後がさらに楽しみです。明日も良い結果を出せるように頑張ります」

3着 メイショウグロッケ(大野拓弥騎手)
「距離短縮でしたが、リズム良く走れました。今日の馬場も苦にせず頑張ってくれました」

4着 アマルフィコースト(幸英明騎手)
「勝ち馬に先に行かれてすぐには反応できませんでしたが、その後もう一度伸びてくれました。馬場をこなしてくれましたし、馬の状態もよかったです」

11着 メイショウショウブ(四位洋文騎手)
「スタートが良くマイペースで行けました。見た目は競られる形でしたが、この馬自身は力んでいなくてリラックスしていました。直線に向いて一瞬は伸びかけたのですが、残念でした」

12着 リナーテ(武豊騎手)
「ポジションを取って行きましたが、最後は止まってしまいました」

(via ラジオNIKKEI 

 

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