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ホーム勝負の明暗日本ダービー 2022【回顧】ありがとう武豊!ありがとう競馬!

日本ダービー 2022【回顧】ありがとう武豊!ありがとう競馬!

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】ダービー 2022 における勝負の明暗

2022年 5月29日(日) 2回東京12日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
【11R】 第89回東京優駿
3歳・オープン・G1(定量) (牡・牝)(国際)(指定) 芝 2400m 18頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
7 13 ドウデュース 牡3 57 武豊 2.21.9   13-14-14-14 33.7 3 4.2 490 -6 (栗)友道康夫
8 18 イクイノックス 牡3 57 ルメール 2.21.9 クビ 16-16-16-14 33.6 2 3.8 484 -8 *(美)木村哲也
2 3 アスクビクターモア 牡3 57 田辺裕信 2.22.2 2 02-02-02-02 35.3 7 24.7 472 -2 (美)田村康仁
6 12 ダノンベルーガ 牡3 57 川田将雅 2.22.3 クビ 10-10-11-11 34.3 1 3.5 494 -10 (美)堀宣行
3 6 プラダリア 牡3 57 池添謙一 2.22.8 3 05-05-06-05 35.2 5 20.7 458 +2 (栗)池添学
8 16 キラーアビリティ 牡3 57 横山武史 2.22.9  3/4 13-15-15-16 34.5 8 33.4 460 -8 (栗)斉藤崇史
7 15 ジオグリフ 牡3 57 福永祐一 2.22.9 ハナ 10-10-11-11 34.9 4 5.9 492 -2 *(美)木村哲也
4 7 オニャンコポン 牡3 57 菅原明良 2.23.0  1/2 12-10-11-11 35.0 6 24.2 468 0 (美)小島茂之
5 9 ジャスティンパレス 牡3 57 M.デム 2.23.2 1 1/4 06-08-08-08 35.4 10 43.1 448 -10 (栗)杉山晴紀
10 4 8 ビーアストニッシド 牡3 57 和田竜二 2.23.5 1 3/4 04-03-03-03 36.2 17 182.3 462 -6 (栗)飯田雄三
11 1 2 セイウンハーデス 牡3 57 幸英明 2.23.9 2 1/2 06-07-04-05 36.4 16 150.0 472 +4 (栗)橋口慎介
12 1 1 アスクワイルドモア 牡3 57 岩田望来 2.24.0  3/4 06-08-08-08 36.2 13 60.3 464 +2 (栗)藤原英昭
13 2 4 マテンロウレオ 牡3 57 横山和生 2.24.0 ハナ 13-10-08-08 36.2 18 198.7 476 -6 *(栗)昆貢
14 8 17 ロードレゼル 牡3 57 レーン 2.24.0 ハナ 06-05-06-05 36.5 11 54.5 506 +2 (栗)中内田充
15 7 14 デシエルト 牡3 57 岩田康誠 2.24.0 クビ 01-01-01-01 37.3 15 90.4 512 0 (栗)安田隆行
16 6 11 ジャスティンロック 牡3 57 松山弘平 2.24.7 4 18-18-17-17 36.0 14 87.3 486 -8 (栗)吉岡辰弥
17 5 10 マテンロウオリオン 牡3 57 横山典弘 2.25.9 7 17-17-17-17 37.2 9 40.6 484 0 *(栗)昆貢
18 3 5 ピースオブエイト 牡3 57 藤岡佑介 2.29.1 大差 03-03-04-04 41.7 12 59.4 460 -6 (栗)奥村豊

 

全ての出走馬への感謝と共に

まずは、毎年の【ダービー】後と同様に、全出走馬への感謝から。

結果的に、優勝した馬がいれば、最下位になってしまった馬もいる。

それでも、彼らは2019年に誕生した7522頭のサラブレッドの頂点に立つ18頭なのだ。

ここまでの歩みをぜひ誇ってほしいし、そんな彼らが見せてくれた熱い戦いに対し、心から感謝を申し上げたい。

同時に、気になるのは「高速決着ゆえの反動」だ。

各馬に相当な負担がかかったことは間違いないだろう。

奇しくも、元騎手の安藤勝己氏が次のようなツイートをしていたが、全くの同感。

彼らが元気な姿で秋以降もターフに姿を見せてくれることを待っている!

 

伝説の目撃者!

さて、そんな【日本ダービー】だが、私たちキングスポーツの結果としては、軸馬に指名したドウデュースが優勝してくれたことで、3連単万馬券を射止めることができた。

少しでも、ご会員様のお役に立てたのなら何よりだ。

参考→先週の成績速報

 

「なら、今回は色々と言いたいことがあるんじゃないか?」

そのように思われる方もいるかもしれない。

だが、そんなことはない。というより、かつてないほど短い回顧になるかもしれないよ(笑)

だってそうだろう!?

武豊騎手が、ドウデュースと共に東京競馬場を自分のものにしたかのような「桁違いの存在感」

そして、ダービー6勝目&50代でのダービー制覇という「前人未到の大記録」

私たちはレース前の段階に公開した、有料会員様向けのドウデュースの解説にて

2022年5月29日、あなたは、伝説の目撃者になる!」

と書かせていただいたが、まさに私たちは伝説を目撃したのだ。

 

やっぱり武豊だ!

ウイニングランの瞬間、久々の大観衆の【ダービー】ということもあったのかもしれないが、これまでにあまり見たことがないほど、競馬場がひとつになっているように思えた。

やっぱり武豊だ!

武豊は、もちろん今でもスーパースターだ。

それでも、騎手界における立ち位置は大きく変わった。

以前のような絶対的な存在ではない。有力馬が回ってくる頻度も大幅に減った。頂点を知っている人間にしかわからない苦しさは必ずあるはずだし、その苦しさは見る側も、特に武豊騎手の全盛期を知っている人間ほど強く感じていたはず。

そんな彼が、苦しみを乗り越えて再びダービーを獲ったのだ!

それも、昔と変わらぬ、美しいフォームやガッツポーズと共に!

きっと、観衆たちは(そして全国の競馬ファンの多くも)こう思ったに違いない。

「やっぱり競馬は武豊だ」そして「俺もまた、明日から頑張ろう!」と。

それが、今回の【ダービー】の全てだと私は思うのだ。

 

スポーツの意義

競馬はギャンブルだが、それと同時にスポーツだ。

そして、スポーツの最大の意義は、見る側に夢や活力を与えることだろう。

昨今、日本におけるその象徴的な存在は大谷翔平選手だと思うが、競馬ファンにとっては、今回のダービー、そして武豊騎手は、まさにそれにあたるのでは!?

そんな姿をこれ以上ないほどはっきりと見せてもらったのだ。

あそこがああだった、こうだったと細かいことを語るよりも、今回の【ダービー】だけは、ただただ今皆様の胸の中にある筈の熱い思いを大切にしてもらえばいいと私は思う。

私も、また明日から頑張るぞ!笑

 

感じた、鞍上の信頼

「レースの細かいことを語るつもりはない」と申し上げたが、、、やっぱり最後に少しだけ笑

レースを見ていて最も感じたのは

「武豊騎手の、ドウデュースに対する信頼感が想像以上に厚いな」

ということだ。

熱い追い比べに感動!

レース後、武豊騎手は「ドウデュースはスタートが速い馬ではないから、ほぼ想定通りの位置どり(4角14番手)だった」という旨の話をしていた。

結果的に、レースの流れが速かったこともあり、友道師も「完璧」というほどの位置どりになったが、とはいえ【皐月賞】の際に「差し届かず」の前例がある。それだけに、可能ならある程度の位置を確保したいという欲が芽生えても不思議ではない。

それでも道中、全く動じる素振りはなかった。

もちろん、自身のペース感覚に対する絶対の自信という部分もあるだろうが、その根底には「この位置からでも絶対に届く」という信頼があったと思う。

だからこそ!秋に予定される【凱旋門賞】挑戦が楽しみなのだ。

 

いざ凱旋門賞へ!

レース後、ドウデュースのキーファーズ・松島代表がこんなことを言っている。

大ファンですから信じていました。ダービーを勝つのが、こんなすごいこととは思わなかったですし、武豊君で勝てて夢みたいです。(登録している凱旋門賞は)行きます! やっとスタートラインに立つことができました。ドラマがありますよね。友道調教師にお任せして、どこでも絶対に行きます

改めて、そのファンぶりに驚かされるが(笑)いずれにせよ、不測の事態がない限り【凱旋門賞】への挑戦は確実だ。

軽量で戦える3歳の段階での挑戦は本当に希望を感じさせるものだし、回転の速いピッチ走法は、比較的、欧州の重い馬場にも対応しやすいと思う。

だが、それ以上に大きいのは鞍上の信頼だろう。

コンマ何秒の差で決着がつく競馬の世界においては、鞍上の僅かな迷い、判断の遅れが致命的な差になったりする。

だが、鞍上に絶対の信頼があれば、手綱捌きにも迷いがなくなる。これは本当に大きなアドバンテージではないだろうか。

なんだか、今年は楽しい秋が待っていそうな気がする!改めて、ありがとう武豊!

 

レースを見逃した方はコチラ

 

【日本ダービー 2022】のレース後の関係者のコメント

1着 ドウデュース(武豊騎手)
「感無量です。本当に嬉しいです。スタートはそれほど速い馬ではないので、ある程度想定していたポジションと並びで、凄く良いポジションを取れたと思いました。馬場がかなり良かったのですが、ペースは少し速いかなというのはありました。それよりも自分のペースで行こうと思っていました。4コーナーを回ってくるときにはしびれるような手応えで、軽くゴーサインを出したら反応が良過ぎて、先頭に立つのが早く、少し気を抜こうとしたのですが、最後までしっかりしていました。頂点のレースですから、たくさんのお客さんの前でレースをしたかったですし、今日はそういう意味でも嬉しかったです。ダービーのウイニングランの景色は僕自身久しぶりでしたし、ジョッキーをやっていてこれほど幸せな瞬間はないですね。これからもドウデュースとともに世界も含めて頑張っていきたいと思います」
(友道康夫調教師)
「まずはホッとしました。自信はありました。今年に入って負けてはいましたが、力通りなら一番強いと思っていました。今日は朝から暑かったですが、最初に馬を見た時から凄く落ち着きがあり、装鞍所・パドックでも一頭だけ凄く落ち着いて、汗もかいていない感じで、凄くいい感じで周回していました。弥生賞は体に余裕があり、体を絞って春の一番の目標でしたから、きっちり仕上げて、ちょうどこれくらいの体重(490kg)で出られるかなという感じでした。武騎手には、この馬に限らずすべてお任せしています。1コーナーをまわる時、まあまあいいポジションが取れたと思いましたし、向正面に入って1頭ポツンと走れ、周りからプレッシャーを受けない形で行けたので、本当に理想の位置取りでした。内の馬も頑張っていたので、外に出した時には届くかなと思ったのですが、なかなか差がつまらなかったので心配しましたが、坂を上がってからいつものドウデュースを見せてくれて、強かったと思います。抜け出してからは長かったですね。フワッとするところがありますので、ゴールの瞬間はひとりでガッツポーズをしました。一回勝つまでは漠然と勝ちたいと思っていましたが、マカヒキで1回目を勝って、終わってからはやはり何度勝ってもいいなという思いで、3回目。本当に感謝しています。今回は過去2回とオーナーも違いますし、昔から武豊騎手に憧れてこの世界に入っていますから、武豊騎手と人気をしてダービーを勝てるのは感無量です。皐月賞の後からダービーで良い結果を出せれば秋はフランスへ行きましょうと決まっていたので、それからは恥ずかしくない成績でフランスへ行けるよう頑張ってきて、一番良い結果が出ましたから、行きたいですね。マカヒキの時、フランスで悔しい思いをしているので、何とか今度は日本の悲願をこの馬で達成したいと思います」

2着 イクイノックス(C.ルメール騎手)
「最初は忙しかったので心配しました。無理せず馬のリズムに任せていって、3・4コーナーでは手応えが良くなりました。直線でドウデュースの外へ出した時は勝てると思いましたが、ドウデュースもまた伸びました。18番枠もありました……」

3着 アスクビクターモア(田辺裕信騎手)
「皐月賞の敗因を分析して、イメージを組み立てました。キレ味勝負では分が悪いので、ある程度の位置で積極的に運んでいきました。直線もまだ余力があると思いましたが、坂を上がって差されてしまいました。ただ毎回成長を感じているし、悲観する内容ではなかったと思います」

4着 ダノンベルーガ(川田将雅騎手)
「リズム良く競馬ができました。直線もスペースができて、あとは伸び勝つだけだったのですが……。今日できる精一杯の走りをしてくれました。よく頑張りました」

5着 プラダリア(池添謙一騎手)
「この馬としての状態は、ピークでここまで持ってこられました。ポジションを取って勝ちに行く競馬をしましたし、落ち着いてメンタルが強いところを見せられたのは良かったと思います。5着でしたが、皐月賞組に割って入ったのはこの馬だけですし、秋には巻き返せるポテンシャルを持っているので、無事に夏を過ごしてほしいですね。今日のレースは楽しかったです」

6着 キラーアビリティ(横山武史騎手)
「前回、ゲートと折り合いの課題があって競馬にならなかったので、今日はこの2点を重点的に意識してレースに臨みました。ゲートは完全に克服したとは言えませんが、上手く出てくれましたし、折り合いも完全に克服したわけではないですが、折り合うシーンを作れたのが良かったです。2000mでもかかるくらいの馬ですが、2400mでも今後に繋がるレースができました」

7着 ジオグリフ(福永祐一騎手)
「課題のスタートは上手く切ることができましたが、取りたいポジションを内の馬に取られてしまいました。本当は前に他の馬を置く形にしたかったです。掛かる馬ではありませんが、前に馬を置けずに、多少のロスがラストの200mで影響したと思います。完璧なレースはできましたが、枠の並びもありました。距離は道中のロスがなければこなせると思います」

8着 オニャンコポン(菅原明良騎手)
「上位に来ている馬達と同じような位置で運べましたし、良い位置で競馬ができたと思います。直線に向いた時も手応えは良く、持ったまま来ることができましたし、仕掛けてからも脚を使ってくれました。2400mがどうかと思っていたんですが、しっかり脚を溜める競馬で終いまで踏ん張ってくれましたし、頑張ってくれました」

9着 ジャスティンパレス(M.デムーロ騎手)
「頑張りました。いいスタートを切って、いい位置で競馬ができましたが、直線半ばで止まってしまいました」

16着 ジャスティンロック(松山弘平騎手)
「スタートからなかなか前進することができなかったです。道中はおっつける感じでした。最後までよく走ってくれていますし、これから良くなると思うので、今後の成長に期待したいです」

18着 ピースオブエイト(藤岡佑介騎手)
「ある程度もまれない位置で、折り合って競馬をしたいと思っていました。速いペースを追いかけた分、思ったよりも早く苦しくなってしまいました」

(via ラジオNIKKEI

 

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