【共同通信杯 2019】買い目を提供！勝つのはアドマイヤマーズ？

上位人気候補の３頭

【短評】４番アドマイヤマーズ（デムーロ・友道）

▼最近の主な戦績
朝日杯ＦＳ １着
⇒改めて語るまでもなく、昨年12月のＧ１【朝日杯フューチュリティステークス】を制した、世代トップホース！

先行して、直線でもうひと脚を使うというスタイルには派手さはなく、インパクト抜群の末脚で【ホープフルステークス】を勝ったサートゥルナーリアに注目をもっていかれがちだが、前にいけるということは「余計な不利を受けることがない」ということでもある。馬券を買いやすいという意味では、むしろ上か？

今回だけではなく、今後も注目すべき１頭だ。

【Check Point】⇒魅力的な馬ではあるが、先の大一番へ向けて、既に賞金が足りているだけに、決して無理な調整はしていない。その分、今回の勝利という点に関してはどうだろうか。

▼参考レース　朝日杯ＦＳ

【短評】６番クラージュゲリエ（武豊・池江寿）

▼最近の主な戦績
京都２歳Ｓ １着
⇒前走の重賞【京都２歳Ｓ】では、上がり３ハロン最速の末脚を繰り出し、堂々の勝利を収めた。さすがは、デビュー直後から「クラシック候補」と噂された大器だけのことはある。

一方で、気性面の若さは否めない。実際、私たちは【京都２歳Ｓ】のレース回顧にて「（前走のパートナー・モレイラクラスの）名手が跨るならば、クセ馬を上手く御してくれるだろうから疑うことなく買いだが、急遽乗り替わりで経験の浅い騎手が乗るようならばまさかの凡走も、という点は頭に入れておきたい」と書いたのだが、新コンビ・武豊なら不安なし！

【Check Point】⇒改めて「名手」などと言う必要もないだろう。クセ馬を御するという意味でも、日本人の中では彼の右に出る者はいないだろう。どういった騎乗を見せるか？楽しみだ。

▼参考レース　京都２歳Ｓ

【短評】１番ダノンキングリー（戸崎・萩原）

▼最近の主な戦績
元町S １着
⇒新馬戦＆前走の【ひいらぎ賞】と、ここまで２戦２勝！まだ重賞を経験していない分、派手さという点では上記２頭には劣っているが、走りの内容、質という意味ではハイレベル！

特に【ひいらぎ賞】は良かった。レース後に鞍上の戸崎が「新馬戦の時より精神面でも身体の面でも成長しているのを感じました」と語っていたが、確かに急成長している。前半から軽快なフットワークで道中を進んだかと思えば、上がり３ハロンでは最速をマークして、２着には３馬身半差の圧勝！全く隙がなかった。その時だけ走れば十分！

【Check Point】⇒前走から１ヶ月半ほど間が開いたが、十分に乗り込まれて更に力を伸ばしている印象さえ受ける。今回の結果云々を別にしても、今後も追いかける必要があるだろう。

▼参考レース　ひいらぎ賞