尚、1番人気候補として解説していたショウナンタイガも除外になりましたが、解説文そのものは、今後のためにも役立つものだと思いますので、敢えてそのまま残しておきます。
こんにちは。キングスポーツスタッフの中田です。
いよいよ今週から【函館競馬】が開幕しますね!楽しみにされていた方も多かったでしょう。
何事もスタートダッシュが肝心!
まずは開幕初日のメーンレース【HTB杯】で勝負します。難解なスプリント戦ですが、積極的に攻めますので、どうぞご期待下さい。
HTB杯 2019 枠順確定
枠 | 番 | 馬名 | 性齢 | 替 騎手 | 斤量 | 調教師 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1 | オフクヒメ | 牝6 | *坂井瑠星 | 55 | (栗)松下武士 |
2 | 2 | レコードチェイサー | 牝3 | 富田暁 | 52 | (美)伊藤圭三 |
3 | 3 | オーパキャマラード | 牝3 | *北村友一 | 52 | (栗)本田優 |
4 | 4 | タイセイソニック | 牡4 | *吉田隼人 | 57 | (栗)西村真幸 |
4 | 5 | アリンナ | 牝5 | *岩田康誠 | 55 | (美)上原博之 |
5 | 6 | ルマーカーブル | 牡3 | *勝浦正樹 | 54 | (美)南田美知 |
5 | ||||||
6 | ||||||
B6 | 9 | イサチルルンルン | 牝4 | 松岡正海 | 55 | (美)竹内正洋 |
7 | ||||||
7 | 11 | リノワールド | 牝4 | 横山和生 | 55 | (美)手塚貴久 |
8 | 12 | イノバティブ | セ5 | *石川裕紀 | 57 | (美)相沢郁 |
B8 | 13 | モンファロン | 牡4 | *柴山雄一 | 57 | (栗)高橋義忠 |
まずは、1番人気候補からチェックしていきましょう!
▼1番人気候補▼
8番ショウナンタイガ(池添・池添兼)➡除外
前走の【雪うさぎ賞】は、単に勝利を収めたという以上に価値のある内容。出遅れて4角11番手、しかも大外を回されるという厳しい流れをものともせずに、上がり最速の脚で差し切り勝ちを決めたのだから。
2走前の重賞【ファルコンS】で4着に好走した実績も含め、古馬相手でも2勝クラスなら能力上位だと判断した。
中8週とやや間隔はあいたが、仕上がりは良さそうだ。
ということでいきましょうか!
HTB杯の注目馬
2番レコードチェイサー(富田・伊藤圭)
地方からの転入初戦となった前走(4/29 500万条件 京都芝1200M)でいきなり勝利を収めたのだから驚いた。
スタート直後から先行しての逃げ切りだったので
「展開がハマったのでは?」
と誤解される方もいるだろうが、それなりのペースで前半から走りながら押し切ったという事実をお伝えしておきたい。要するに「力がある」のだ。
その前走が約半年ぶりの実戦だったため、一度叩かれたことによりグングン状態が上がっているし、3歳牝馬だけに52キロでレースに出られる点も魅力。高配当の主役は決まりだ!
指定買い目をご紹介
頭数は多くはないですが、ハッキリ言って混戦です。
ということで無理に3連単にはせず、3連複での勝負でも高配当が狙えると思います。
ということで
3連複1頭流し
2番➡4番、6番、9番、3番、5番(10点)
馬連ファンの方は、2番を軸に、相手で買っている面々に流してください。以上です!
さて、コラムの後半では「函館芝1200Mのコースデータ」をご紹介しますので、ぜひ、最後までご覧下さい。
更にラストでは、私が所属するキングスポーツより
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函館 芝1200M 予想における3大要素を確認
最後に【HTB杯】が行われる函館芝1200Mをしっかり勉強しておきましょう。
予想における3大要素とも言うべき「騎手」「枠順」「種牡馬」をチェック!(集計期間は2016年頭からの約3年)
函館 芝1200Mに強いジョッキーは?
まずは騎手から。結果は以下のデータの通り。
とにかく、池添騎手が圧倒的な数字を残しています。勝率の18%超えは素晴らしいの一言。
一方で、名手と言われる岩田騎手や藤岡佑介騎手の数字が伸びていないことは頭に入れておきたいですね。
函館 芝1200Mにおける騎手ランク(2016年以降)
騎手 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
池添謙一 | 11- 9- 5-35/60 | 18.3% | 33.3% | 41.7% |
吉田隼人 | 8- 8- 6-51/73 | 11.0% | 21.9% | 30.1% |
岩田康誠 | 7-16- 7-51/81 | 8.6% | 28.4% | 37.0% |
勝浦正樹 | 7- 7- 5-54/73 | 9.6% | 19.2% | 26.0% |
藤岡康太 | 7- 2- 3-32/44 | 15.9% | 20.5% | 27.3% |
丸山元気 | 6- 9- 6-50/71 | 8.5% | 21.1% | 29.6% |
北村友一 | 6- 3- 8-36/53 | 11.3% | 17.0% | 32.1% |
松岡正海 | 6- 2- 7-49/64 | 9.4% | 12.5% | 23.4% |
三浦皇成 | 6- 1- 5-20/32 | 18.8% | 21.9% | 37.5% |
藤岡佑介 | 5- 5- 3-39/52 | 9.6% | 19.2% | 25.0% |
函館 芝1200Mで有利な枠順は?
次に枠順を確認。
勝率トップが6枠で、2番目が1枠。勝率のワーストが8枠で、ブービーが2枠。
この数字を見る限り「内が良い」とか「外が良い」といったことはなさそうです。
枠の内外にはそれほどナーバスにならずに勝負するのがベストでしょう。
函館 芝1200Mにおける枠別成績(2016年以降)
枠番 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
1枠 | 17- 15- 14-139/185 | 9.2% | 17.3% | 24.9% |
2枠 | 11- 18- 18-143/190 | 5.8% | 15.3% | 24.7% |
3枠 | 15- 19- 14-152/200 | 7.5% | 17.0% | 24.0% |
4枠 | 15- 16- 23-155/209 | 7.2% | 14.8% | 25.8% |
5枠 | 18- 14- 14-173/219 | 8.2% | 14.6% | 21.0% |
6枠 | 23- 19- 11-172/225 | 10.2% | 18.7% | 23.6% |
7枠 | 14- 8- 18-186/226 | 6.2% | 9.7% | 17.7% |
8枠 | 13- 13- 12-192/230 | 5.7% | 11.3% | 16.5% |
函館 芝1200Mに強い種牡馬は?
最後に種牡馬。
ヨハネスブルグ産駒の好成績はイメージ通りですが、意外なのはロードカナロア産駒でしょうか。
勝率14.3%という数字自体は決して悪いものではありませんが、長距離走者だったマンハッタンカフェの産駒を下回っていると考えると、、、
この舞台において、ロードカナロア産駒を信頼しすぎるのは禁物ですね。
函館 芝1200Mにおける種牡馬ランク(2016年以降)
種牡馬 | 着別度数 | 勝率 | 連対率 | 複勝率 |
---|---|---|---|---|
ダイワメジャー | 9- 9- 8-63/89 | 10.1% | 20.2% | 29.2% |
キンシャサノキセキ | 8-10- 5-51/74 | 10.8% | 24.3% | 31.1% |
ヨハネスブルグ | 7- 4- 2-22/35 | 20.0% | 31.4% | 37.1% |
マンハッタンカフェ | 6- 6- 1-21/34 | 17.6% | 35.3% | 38.2% |
タイキシャトル | 5- 5- 5-35/50 | 10.0% | 20.0% | 30.0% |
マツリダゴッホ | 5- 2- 6-41/54 | 9.3% | 13.0% | 24.1% |
ディープインパクト | 4- 4- 4-32/44 | 9.1% | 18.2% | 27.3% |
ロードカナロア | 4- 3- 2-19/28 | 14.3% | 25.0% | 32.1% |
ダノンシャンティ | 4- 0- 4-23/31 | 12.9% | 12.9% | 25.8% |
アドマイヤムーン | 3- 3- 3-25/34 | 8.8% | 17.6% | 26.5% |
コースデータまとめ
さて、私中田は毎週、各週1鞍、2頭の穴馬をご紹介しておりますが、同時に、該当レースが行われる舞台の「コースデータ」もご案内しております。
中田のコラムがスタートしてから数ヶ月が経ち、少しずつデータも溜まってきましたので、この度、リンク先をまとめることに致しました。
ふとした時に「そういえば東京マイルに強い騎手って誰だっけ?」といった感じで思うことがありますよね。そんな時にご利用頂けると幸いです。
当然、まだまだ抜けているデータもたくさんありますが、この先、中田がコラムを続けていく中で段々と埋まっていくと思いますので、お待ち頂けると幸いです。
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