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ホーム勝負の明暗【先週の重賞回顧】スプリンターズS &シリウスS 2026 など→明日の夢馬券のために「内容」を精査!両重賞の未来の主役も

【先週の重賞回顧】スプリンターズS &シリウスS 2026 など→明日の夢馬券のために「内容」を精査!両重賞の未来の主役も

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、私たちなりの視点で、レース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

スプリンターズS 2026 の回顧

2026年 9月27日(日) 4回中山9日 天候 : 曇  馬場状態 : 稍重
【11R】 第60回スプリンターズS
3歳以上・オープン・G1(定量) (国際)(指定) 芝 1200m 16頭立

着 枠 馬 馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 人 調教師
1 8 16 ピューロマジック 牝5 56 岩田望来 1.09.2      01-01 35.6 9 (栗)安田翔伍
2 3 6 ワールズエンド 牡5 58 津村明秀 1.09.2 クビ    03-03 35.3 5 (栗)池添学
3 3 5 サウンドモリアーナ 牝4 56 吉田隼人 1.09.2 ハナ    05-03 35.2 11 *(栗)武英智
4 5 9 スターアニス 牝3 54 ルメール 1.09.4 1 1/4    10-10 35.1 1 (栗)高野友和
5 B1 1 レッドモンレーヴ 牡7 58 酒井学 1.09.6 1 1/4    14-14 35.0 14 (美)蛯名正義
6 B7 14 ウインカーネリアン 牡9 58 三浦皇成 1.09.6 クビ    05-03 35.6 6 (美)鹿戸雄一
7 B4 8 エーティーマクフィ 牡7 58 富田暁 1.09.7 クビ    14-14 35.2 8 *(栗)武英智
8 2 4 ジューンブレア 牝5 56 坂井瑠星 1.09.7 頭    07-08 35.6 12 *(栗)武英智
8 4 7 ペアポルックス 牡5 58 岩田康誠 1.09.7 同着    03-03 35.9 13 (栗)梅田智之
10 2 3 ママコチャ 牝7 56 武豊 1.09.7 ハナ    07-07 35.6 7 (栗)池江泰寿
11 1 2 アイサンサン 牝4 56 幸英明 1.09.8  3/4    10-12 35.5 15 (栗)橋田宜長
12 8 15 フリッカージャブ 牡4 58 西村淳也 1.09.9  3/4    02-02 36.2 3 (栗)西園翔太
13 5 10 レイピア 牡4 58 横山武史 1.10.6 4    14-12 36.0 10 (栗)中竹和也
14 6 11 ルガル 牡6 58 鮫島克駿 1.10.8 1 1/4    10-10 36.5 4 (栗)杉山晴紀
15 7 13 パンジャタワー 牡4 58 松山弘平 1.11.9 7    07-08 37.8 2 (栗)橋口慎介
16 6 12 ブラックチャリス 牝3 54 浜中俊 1.12.6 4    13-16 38.2 16 (栗)武幸四郎

 

回顧コラムの大前提

これから書く内容に関しての「大前提」をひとつ。

競馬において、何より大切なことは「結果」。これは間違いない。

今回の【スプリンターズS】でいえば、大外16番からハナを奪い、最後まで抜かせなかったピューロマジックは本当に見事だった。

また、初の芝1200mをものともせずに2着まで迫ったワールズエンド、11番人気ながら3着に食い込んだサウンドモリアーナも同様。彼女たちの「結果」には、心からの拍手を送りたい。

ただし!このコラムの目的は何か?結果を称えるためのものではない。

「明日の夢馬券につながる何か」を探すこと。だから、勝ち負けとは切り離して「中身」を精査していかなくてはいけない。

「強い中身の走りで好走したのか?」
「展開の助けもあって好走できたのか?」

そのどちらかなのかによって「今後への期待値」はまるで変わってくるからだ。

 

不思議なレースだった

そういった点でいえば「結果」は評価した上で「内容」では

「上位勢は展開に恵まれた面もあった」

と考えるのが自然のレースだったように私たちはとらえている。

 

具体的にどのあたりが恵まれたか?

騎手たちは、この9月の度重なる悪天候による馬場悪化をかなり警戒していたように見えた。
だが、実際には、今日の「2歳新馬戦」の勝ち時計で1分9秒9が出ている。

新馬戦の時計だけで馬場を断定することはできないものの、「時計がまったく出ない壊滅的な馬場」だったとは言いにくい。

そんな中、前半3ハロンのピューロマジックの通過は33秒6。

この時計がどれほどのものだったのか、具体的な数字を例に挙げてご紹介しよう。

 

こんなレースもある

実は、直近3年(2024年~2026年の先週まで)の古馬1200M重賞における前半3ハロンの平均は約33.3秒。

つまり、例え馬場が比較的悪かったとはいえ、G1という大舞台で平均よりも遅い前半3ハロンだったということ。

重賞ウイナーであるピューロマジックをその時計で逃がしたら、それは簡単には止まらない。

その後ろの3番手あたりで追走した2&3着馬に関しても同様だろう。

 

おめでとう!ピューロマジック

はたから見ていると「なぜ後ろは攻めていかないのか?」というような雰囲気だった。

だが、ご承知の通り、スプリント路線は王者サトノレーヴが引退したこともあり大混戦。

能力が拮抗している中で、自ら動くのは、周囲からの目標にされる分だけ「不利」になる。

だから、誰も自分から動きたくなかった。そうこうしている内にレースが終わってしまった、そんなところからもしれない。

何とも不思議なレースだったが「これもまた競馬」

ある意味では、来週に向けてスッキリと切り替えやすいとも言えるのではないだろうか。

 

素直に「あの馬」

そういった点からいえば、未来の主役として期待すべきは

4着スターアニス

の一択になるだろう。

4角10番手付近から追走し、前残りの展開を外から追い上げて勝ち馬から0秒2差。

上がり35秒1で、上位3頭とは明確に違う競馬をしている。

しかも今回はオークス2400mから一気の距離半減、初の古馬相手、休み明け、稍重馬場。

鞍上のルメール騎手も「馬場が悪くて3~4角の反応が遅れた。それでも最後はよく来た」と振り返っている。

少なくともマイルまでなら、この先も相当に大きな活躍をしていくだろう。大きな期待をしながら注目したい。

シリウスS 2026 の回顧

2026年 9月26日(土) 4回阪神8日 天候 : 雨  馬場状態 : 良
【11R】 第30回シリウスS
3歳以上・オープン・G3(ハンデ) (国際)(指定) ダート 2000m 16頭立

着 枠 馬 馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 人 調教師
1 6 11 ヴァルツァーシャル 牡7 58.5 斎藤新 2.05.3 09-10-09-08 36.4 5 (美)高木登
2 B5 9 ルシュヴァルドール 牡5 57 坂井瑠星 2.05.4 クビ 03-03-02-03 37.0 13 (栗)矢作芳人
3 6 12 マイノワール 牡5 55 浜中俊 2.05.4 クビ 12-13-09-08 36.4 7 (栗)笹田和秀
4 3 5 ハピ 牡7 57.5 幸英明 2.05.4 頭 12-11-12-12 36.3 12 *(栗)大久保龍
5 3 6 ギュルヴィ 牡4 57 武豊 2.05.6 1 02-02-02-01 37.3 2 *(栗)大久保龍
6 1 2 ゼットリアン 牡6 57 松若風馬 2.05.7  3/4 09-07-09-10 36.8 10 (栗)吉田直弘
7 B7 13 ラムジェット 牡5 59 三浦皇成 2.05.7 頭 04-05-04-04 37.0 1 (栗)松永幹夫
8 1 1 ジューンアヲニヨシ 牡6 57 富田暁 2.06.1 2 04-04-04-04 37.6 6 (栗)松下武士
9 B7 14 リアレスト 牡5 57 荻野極 2.06.1 クビ 06-07-07-06 37.3 4 (美)尾関知人
10 5 10 サイモンザナドゥ 牡6 56 川田将雅 2.06.2 クビ 11-11-12-12 37.1 3 *(栗)小林真也
11 B2 3 メイショウズイウン 牡4 57 石橋脩 2.06.4 1 1/4 06-05-04-06 37.8 9 (栗)本田優
12 B8 15 カズタンジャー 牡5 58 西村淳也 2.06.9 3 15-15-15-15 37.5 11 (栗)新谷功一
13 4 8 ダブルジョーク 牡6 55 池添謙一 2.07.3 2 1/2 15-15-12-12 38.1 8 *(栗)小林真也
14 2 4 ダイシンピスケス 牡8 55 松本大輝 2.07.4  3/4 01-01-01-02 39.2 16 (栗)森秀行
15 B4 7 ミッキークレスト 牡5 55 酒井学 2.07.8 2 1/2 12-13-15-16 38.4 15 *(栗)大久保龍
16 8 16 オニャンコポン セ7 54 M.デム 2.08.2 2 1/2 06-07-07-10 39.3 14 (美)小島茂之

 

なぜヴァルツァーシャルを単勝指名した?

非常に気持ちの良い勝利だった。

ハンデ戦らしい大混戦のメンバー構成。誰もが、単選び(軸選び)に迷ったレースだったと思うが、そんな中で、私たちが「単勝1点(キングプラスワン)」で指名した5番人気ヴァルツァーシャルが優勝をしてくれたのだ。

まずは人馬に心からの感謝を申し上げたい。

参考▶️獲ったぞ!シリウスS

じゃあ、そもそもどうしヴァルツァーシャルに期待をしたのか?

もちろん、細かくいえば様々な要素があれば、わかりやすいところで一つ挙げるとすれば

「長い距離への裏付けがあった(豊富なスタミナを証明していた)」

という部分になるだろう。

 

この舞台らしいレースに

阪神ダート2000Mってどんなコース?

改めてご紹介すると、芝スタートのため序盤は速くなりやすい。その一方で、1~2コーナーにかけて一度落ち着き、後半に再加速。さらにゴール前の急坂を2度通るため、単なるスピードだけでは押し切れない。

「スタミナに加えて後半の決め手が重要なコース」だと言われている。

あ今年のシリウスSは、5番人気ヴァルツァーシャルが勝利し、13番人気ルシュヴァルドールが2着、7番人気マイノワールが3着。3連単69万9560円という波乱になった。もっとも、結果を「人気薄がたまたま走った」と片付けるのは少し違う。

そして、案の定、そんなコースらしいラップになっている。

12.6-11.4-12.1-13.6-13.1-12.8-12.6-12.1-12.3-12.7。

 

前半3Fは36秒1、1000m通過は1分02秒8。一方、後半1000mは1分02秒5で、前後半はほぼイーブンだった(ちなみに、13秒台になっているのは、上でも解説した「一度落ち着く1~2コーナー」)

つまり、最初から最後まで削り合うような「純粋な消耗戦」ではないものの、前後半がイーブンの分、休めるポイントはない。また、13秒台を終えたあとは、最後まで12秒台で推移した。

息を入れた後に長く脚を使い続ける能力が問われたということ。想像以上にタフなレースだったと思う。

 

注目すべきは2着馬

そういった点で言えば、ヴァルツァーシャルは今年の【平安S】(ダ1900m)で2着。今回が初の2000mだったが、陣営も前走後から「距離は延びた方がいい」と考えていたようだ。

58.5キロを背負って中団から差し切った内容は、距離適性の高さを示したと考えていい。この舞台でのレースに限らず「スタミナが求められる展開が予想されるようなレース」の際には、また必ずチャンスがあるだろう。

そして波乱の最大要因となった13番人気ルシュヴァルドールも、実は阪神ダート2000mで勝利経験がある馬。重賞での実績だってある。

近2走が15着、15着だったため人気を落としていたが、スタミナが必要なこの舞台で、本領発揮できたということだろう。

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