函館記念 2019【過去】断言！上位人気候補のエアスピネルは勝ち負けできない！

函館記念 2019　上位人気４頭

【短評】16番エアスピネル（福永・笹田）

▼最近の主な戦績
マイルＣＳ 10着
⇒これまでに何度もＧ１で好走を見せてきた実力派が、初めて函館のターフに登場する。

エアスピネルの最大の特徴といえば、コースや距離、展開など条件を問わずに、確実に力を出し切れるという点だろう。

デビュー以来、初めて掲示板を外した前走のＧ１【マイルチャンピオンシップ】でも、10着とはいえ勝ち馬から0.4秒差と大負けはしていない。

能力、安定感、そして道悪での実績が豊富な点からパワーのいる洋芝も合いそうだし、順当に上位争い！

【Check Point】⇒最大の注目ポイントは、約８ヶ月ぶりの実戦になるという点だろう。ここが大目標ではないから、さすがに仕上がりは万全とは言えない。底力でカバーできるか？

▼参考レース　マイルＣＳ

【短評】10番ステイフーリッシュ（中谷・矢作）

▼最近の主な戦績
鳴尾記念　３着
⇒最近のステイフーリッシュは、とにかく高いレベルで安定している。

いずれも重賞を走った直近５走中、４走が馬券圏内の３着以内。唯一外したのＧ１【大阪杯】に関しては、さすがに相手が強かったから参考外で良し。

自らと同等レベルとのレースでは、まずヒケをとらない。最大の理由は脚質の自在性にある。前に行って良し、差して良し！いかなる展開になっても安心して見ていられる。当然、ここもそうだろう。

【Check Point】⇒安定感の一方「突き抜ける馬」という印象は受けない。秋以降、さらなる大きな舞台で活躍するためにも、一皮むけるところが見たいが、どうだろうか。

▼参考レース　鳴尾記念

【短評】４番マイスタイル（田中勝・昆）

▼最近の主な戦績
巴賞 ９着
⇒前走の【巴賞】は２番人気に推されながら９着に敗れてしまった。

だが、16キロという馬体増からもわかるように仕上がり途上だったし、勝負どころでロスがあるなど力を出し切れていない。当然、参考外で良いだろう。

４走前の【京都金杯】で２着、また２走前の【ダービー卿CT】で３着があるように、Ｇ２・Ｇ３あたりでトップクラスの力を備えていることは間違いない。当然、上位争いへ。

【Check Point】⇒能力的なこともそうだが、過去に函館の芝コースで「３戦２勝」というコース相性の良さもある。条件は揃っているのだ。

▼参考レース　巴賞

【短評】14番ナイトオブナイツ（池添・池添兼）

▼最近の主な戦績
巴賞 ２着
⇒昨年の【函館記念】では0.6秒差の８着に敗れたが、その後のレースぶりを見る限り、当時とは力が違うだろう。

例えば、今年２月の【小倉大賞典】では上がり３ハロンで最速タイムをマークして、0.3秒差の４着にまとめている。

昨年の【巴賞】で優勝、更に今年も２着と、元々、函館芝コースとの相性は抜群なのだ！そこに能力が加わった今、上位争いは当然だろう。

【Check Point】⇒休み明けだった前走を一度叩かれたことにより、大幅に状態が上がっている点も見逃せないだろう。唯一、どうしても後方待機から差し脚を活かすスタイルのため、前が残る流れになるとどうか。

▼参考レース　巴賞

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