朝日杯FS 2017 予想消えるのは？ダノンプレミアム or タワーオブロンドン

2017年12月15日

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171211-asahi1 — 抜群の競馬センスは２歳馬離れしているダノンプレミアムだが･･･

朝日杯FS 2017 予想

「大本命２頭！どっちが消える？」

馬番	馬名	騎手	単勝
1	ダノンプレミアム	川田将雅	2.5
3	タワーオブロンドン	ルメール	4
10	ステルヴィオ	Ｃ．デム	6.1
12	ダノンスマッシュ	福永祐一	8.2
6	アサクサゲンキ	武豊	21.9
2	フロンティア	岩田康誠	24
5	ケイアイノーテック	幸英明	24.6
14	ダブルシャープ	和田竜二	28
8	ファストアプローチ	シュミノ	34.6
11	カシアス	浜中俊	43.5
7	ヒシコスマー	松山弘平	81.3
15	ケイティクレバー	小林徹弥	91.9
9	ムスコローソ	池添謙一	104.1
4	ライトオンキュー	四位洋文	113
16	イシマツ	加藤祥太	221.8
13	アイアンクロー	酒井学	267.4

(土)19：30現在の前売り単勝オッズ

※2017/12/14(木) ⇒ 本コラムの後半で消える馬に関しての追記あり

唐突なタイトルに驚かれた方も多いでしょうか。

決して、皆様を煽りたいためのいい加減なタイトルではありません。

「２強」が確実視されるダノンプレミアム＆タワーオブロンドン。彼らの強さはこれまでのレース振りから十分に認めています。その一方で、彼らには

はっきりとした弱点があります！

その弱点、他にも状態など、様々なことを併せて考えた結果「片方は消える」という確信に至り、皆様にご紹介することにしたのです。

では、２頭の弱点とは何か？具体的に見ていきましょう。

?ダノンプレミアム（川田将雅・中内田厩舎）

?「完璧なレースをしすぎている」点こそが最大の弱点。新馬圧勝、前走の重賞サウジアラビアＲ 2017 の勝ち振りは素晴らしいが、いずれも楽に好位確保から直線でスッと抜け出す横綱相撲。

だが、Ｇ１でここまで完璧なレースができるだろうか？全ての馬が「本気で勝ちにく、つまりは人気馬を潰しにくる」のがＧ１。ダノンプレミアムは格好の標的だろう。
もしスムーズに行けなかったら？もし道中で揉まれたら？考えるほど不安要素が増えていくのだ。

?タワーオブロンドン（ルメール・藤沢和雄厩舎）

?デビュー以来、一度もマイル経験がないことが最大の不安材料。東京のマイル、そして阪神のマイルは、直線が長いこと、坂がタフである点から、この時期の２歳馬にとっては非常に厳しい舞台だ。

この馬の場合、前走の重賞京王杯２歳Ｓ 2017 の圧勝振りは素晴らしいが、舞台は東京1400Ｍ。ギリギリ保たせたという印象を受けただけに、今回の１ハロン延長は大きなマイナス材料だ。
鞍上・ルメールが上手く乗ればカバーできるのかもしれないが、Ｇ１でそこまで上手くいくのだろうか？

では、消える馬の正体とは？

彼ら２頭の強さは認めつつも、同じくらい不安要素があることもご理解頂けたでしょう。繰り返しにはなりますが、上記内容など様々なことを併せて考えた結果「片方は消える」と確信しました。

※以下、2017/12/14(木)の追記です

では、消える馬の正体とは！？率直に申し上げましょう。

答えはダノンプレミアムです！

１番人気が濃厚ですが「良くて３着まで」というのが私たちの結論。
ダノンの弱点に関しては、基本的には上記の通りですが、少々、補足させて下さい。

?ダノンプレミアムの弱点（補足）

１．まずは阪神の外回り1600Ｍという舞台だろう。かつての中山マイルとは違い、この時期の２歳馬にとって、阪神外回りの長い直線は非常にタフ。前を見ながら、中団から後方でじっくりと脚を溜められるタイプが圧倒的に有利！実際に、先週行われた阪神ＪＦ2017の上位勢も、殆どがそういったタイプだった。ダノンの先行力は素晴らしいが、今回だけは苦戦の要素になる。

２．そして鞍上の川田だ。昨年、悲願のダービー制覇を成し遂げたことで満足感があるのか、悪い意味で「落ち着いてしまった」ように思える。攻めてほしいところで大事に乗る。そんな印象。それは結果にも表れており、昨年は重賞を12勝したが、今年は僅かに３勝。もしも鞍上が突然目覚めれば、面白いかもしれないが、どうだろうか。