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ホームG1菊花賞 2018【予想】最強馬への挑戦権を掴むのは?ブラストワンピースなど出走予定

菊花賞 2018【予想】最強馬への挑戦権を掴むのは?ブラストワンピースなど出走予定

菊花賞 2018【予想】ブラストワンピース、エポカドーロなど主な出走馬

いよいよ今年もやってきた!牡馬3冠路線の最終戦G1【菊花賞】だ!

近年は、長距離を嫌って、ここではなく【天皇賞秋】を目標にする馬も少なくない。レベルが落ちたとも言われる。だが、そういったこととは別に、私は【菊花賞】が持つ「長距離戦ならではの独特の緊張感」が非常に好きだ。

距離が長くスタミナが求められるからこそ、馬が掛かってしまったら一巻の終わり。ましてや、同じ長距離戦でも【天皇賞春】とは違い「生涯ただ一度の舞台」。だからこそ、ジョッキーはいつも以上の気合と集中力で、馬と呼吸を合わせうとする。それが、こちらに伝わってくるからこそ、見ていて熱くなる。

さあ、今年はどんなレースが見られるだろうか?

 

菊花賞 馬番確定

馬名 性齢 騎手 斤量 調教師
1 1 アイトーン 牡3 国分恭介 57 (栗)五十嵐忠
1 2 グレイル 牡3 岩田康誠 57 (栗)野中賢二
2 3 ブラストワンピース 牡3 池添謙一 57 (美)大竹正博
2 4 ジェネラーレウーノ 牡3 田辺裕信 57 (美)矢野英一
3 5 エポカドーロ 牡3 戸崎圭太 57 (栗)藤原英昭
B3 6 メイショウテッコン 牡3 松山弘平 57 (栗)高橋義忠
4 7 ユーキャンスマイル 牡3 *武豊 57 (栗)友道康夫
4 8 カフジバンガード 牡3 *幸英明 57 (栗)松元茂樹
B5 9 エタリオウ 牡3 M.デム 57 (栗)友道康夫
5 10 アフリカンゴールド 牡3 松若風馬 57 (栗)西園正都
6 11 コズミックフォース 牡3 *浜中俊 57 (美)国枝栄
6 12 フィエールマン 牡3 *ルメール 57 (美)手塚貴久
7 13 タイムフライヤー 牡3 和田竜二 57 (栗)松田国英
7 14 グロンディオーズ 牡3 *モレイラ 57 (美)田村康仁
7 15 オウケンムーン 牡3 北村宏司 57 (美)国枝栄
8 16 ステイフーリッシュ 牡3 *藤岡佑介 57 (栗)矢作芳人
8 17 シャルドネゴールド 牡3 *藤岡康太 57 (栗)池江泰寿
8 18 グローリーヴェイズ 牡3 *福永祐一 57 (美)尾関知人

※スクロールできます

 

まずは有力候補4頭の解説から

個人的な話はここまでにして、レースに関する具体的な話をしていこう。

まずは、3冠の最終戦にまでコマを進めた出走全馬に心からの敬意を評したい。その上で、やはり特に高い評価を集めるのは、

既に古馬相手に重賞を勝っている『ブラストワンピース』

皐月賞勝ち馬『エポカドーロ』

前哨戦【神戸新聞杯】において上がり最速の脚で2着に食い込んだ『エタリオウ』

そして前哨戦の【セントライト記念】を完勝した『ジェネラーレウーノ』

以上の4頭だろう。詳しくご紹介させて頂く。

 

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菊花賞の上位人気候補 4頭

【短評】3番ブラストワンピース(池添・大竹)

ダービーの無念はここで晴らす

▼最近の主な戦績
新潟記念(1着)
⇒初めての古馬との対戦&休み明けの実戦と、極めて厳しい条件でのレースとなった前走【新潟記念】だが、上がり3ハロン最速となる33秒5の末脚であっさりと差し切り!世代を超えた大器であることを証明した。
一方で【菊花賞】本番まで少々間が開くことを懸念するファンもいるだろう。しかし、この馬は余裕をもったローテーションであればあるほど力を発揮するタイプ。仕上がりも良さそうだし、万全の態勢で大一番へ挑む!

▼参考レース 新潟記念

 

【短評】5番エポカドーロ(戸崎・藤原)

出遅れても大崩れなし。安定感ならこの馬

▼最近の主な戦績
神戸新聞杯(4着)
⇒ご存知の通り【皐月賞】を制し、そして【日本ダービー】でも2着に入っている。残してきた成績は、間違いなく世代No1だ!確実に好位を確保できる先行力、ラストまで大崩れすることのないスタミナ、渋太さは超一級品だ!
休み明け初戦となった前走【神戸新聞杯】こそ出遅れの影響もあり4着に敗れたが、使われたことで状態を上げていることは間違いないし、最後の1冠は決して譲れない!

【Check Point】⇒上でも【神戸新聞杯】をどのように考えるかで評価が分かれる「出遅れたのに4着まで追い込んだ」あるいは「出遅れを乗り越えられるほど力は抜けていない」さあ貴方はどう見る?

▼参考レース 神戸新聞杯

 

【短評】9番エタリオウ(デムーロ・友道)

自慢の末脚で差し切りへ!

▼最近の主な戦績
神戸新聞杯(2着)
⇒2走前の【日本ダービー】において、4角15番手から4着まで追い上げた。素晴らしい末脚の伸びだったが、一方で「13番人気」の低評価だったこともあり「フロック視」していた人もいたようだ。
そういった声を完全に吹き飛ばしたのが前走の【神戸新聞杯】で、世代最強クラスが揃う中、上がり最速の脚で、勝ち馬から0.1秒差の2着という結果は非常に価値がある。鞍上デムーロの存在も頼もしく、勝利の可能性も十分にある。

【Check Point】⇒強さの一方、やはり気性面での幼さは解消しきれていない。前走でも、内に斜行する場面が見られた。前走から3ハロン伸びるだけに、スムーズに走れないと厳しいかもしれない。

 

【短評】4番ジェネラーレウーノ(田辺・矢野)

前々で攻めるぞ!

▼最近の主な戦績
セントライト記念(1着)
⇒この馬の戦績を振り返ってみると、殆どのレースにおいて、ハイレベルな面々を相手に、勝利、あるいは好走をしている。前走【セントライト記念】など中山での好走が多いことから「専用機」のような見方をする人もいるだろうが、コース適性の高さだけでこれだけの好成績が残せるとは思えない。やはり力があるのだ。
唯一、惨敗に終わった2走前の【日本ダービー】に関しては、陣営曰く「中途半端な競馬」が敗因。完全に馬を把握している田辺が積極的に乗れば、自ずと結果はついてくる。

【Check Point】⇒重箱の隅をつつくようなことかもしれないが、実は今回が初めての関西遠征となる。まだまだ経験の浅い3歳馬だけに「輸送が合わずに苦戦」といった可能性もゼロではないだろう。こればかりは、何とも言えないところだが・・・。

▼参考レース セントライト記念


 

さて「近年は、長距離を嫌って・・・」という本記事の冒頭で書いたが、今年も似たような状況。怪我をする皐月賞前の段階までは「世代最強」と言われていたダノンプレミアム、そしてダービー馬・ワグネリアンが【天皇賞秋】への参戦を表明した。

それだけに、競馬ファン、記者の中では「ダノン達が参戦しないのでは、菊花賞で勝利を掴んだ馬も、世代最強クラスとは呼べない」という意地悪な見方をする人もいるだろう。いや、実際に私の友人にもそういった人間がいた。笑

 

だが心配はいらない。何故なら

世代最強を証明するチャンスはすぐにやってくるからだ!

【天皇賞秋】でダノンやワグネリアンを退けて優勝する馬(あるいは彼ら自身が優勝馬?)が次に参戦するであろう【ジャパンカップ】【有馬記念】に乗り込めがいいのだ!

そこで【天皇賞秋】の優勝馬に勝てば、世代最強の称号飛び越えて「日本最強」へ!

 

つまり今年の【菊花賞】は単なるG1ではない。

「日本最強馬」への挑戦権を賭けた戦い

なのだ。非常に興味深いレースになると思う!

ワグネリアンが参戦しなくたって熱いぜ!

だからこそ、この記事をご覧の貴方も、そういったレースであることをどんどん競馬仲間に広めてほしい。

ダノンらが参戦しないからと冷めている人がいたら「おいおい、今年のレースは半端ないぜ!」と熱い思いをぶつけてほしい。

せっかくのG1だ!

JRAに任せきりにするのではなく、馬券を買う側の私たちも一緒になって盛り上げていこうじゃないか!

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最後になるが、そんな大一番で馬券を掴むために、どういった考え方をすれば良いのか?

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ここにアーモンドアイはいない

本ページの中盤でも記した通り『ブラストワンピース』『エポカドーロ』『エタリオウ』あたりが上位人気に推される可能性が高い。

確かに魅力的な馬達だ。一方で、彼ら3頭は、これまでのキャリアの中で「馬券圏外」を経験しているように、脆さも持っていることを忘れてはいけない。3冠を達成したアーモンドアイとは違うのだ!

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