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ホーム勝負の明暗朝日杯フューチュリティステークス 2020【回顧】勝ち馬の可能性は?次走への一言メモも

朝日杯フューチュリティステークス 2020【回顧】勝ち馬の可能性は?次走への一言メモも

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】朝日杯フューチュリティステークス 2020 における勝負の明暗

2020年12月20日(日) 6回阪神6日 天候 : 晴  馬場状態 : 良
2歳・オープン・G1(馬齢) (牡・牝)(国際)(指定) 芝・外 1600m 16頭立

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
1 2 グレナディアガーズ 牡2 55 川田将雅 1.32.3      03-02 34.5 7 17.5 458 +2 *(栗)中内田充
4 7 ステラヴェローチェ 牡2 55 横山典弘 1.32.4  3/4    10-09 33.5 2 5.1 502 0 (栗)須貝尚介
4 8 レッドベルオーブ 牡2 55 福永祐一 1.32.7 1 1/2    07-07 34.2 1 2.5 476 +8 *(栗)藤原英昭
6 11 バスラットレオン 牡2 55 坂井瑠星 1.32.8  1/2    03-04 34.8 8 25.0 478 -4 *(栗)矢作芳人
3 6 ブルースピリット 牡2 55 藤岡佑介 1.32.8 クビ    02-02 35.1 13 71.4 484 -6 *(栗)中内田充
8 15 ロードマックス 牡2 55 岩田望来 1.32.9 クビ    09-09 34.1 11 48.8 444 0 *(栗)藤原英昭
3 5 ドゥラモンド 牡2 55 武豊 1.33.0  1/2    07-07 34.5 5 13.3 478 +10 (美)手塚貴久
1 1 カイザーノヴァ 牡2 55 池添謙一 1.33.0 クビ    15-15 33.5 14 151.5 460 -2 *(栗)矢作芳人
7 13 ホウオウアマゾン 牡2 55 松山弘平 1.33.0 クビ    06-06 34.7 3 6.5 500 +2 *(栗)矢作芳人
10 7 14 モントライゼ 牡2 55 ルメール 1.33.1 クビ    01-01 36.2 4 11.2 492 -4 (栗)松永幹夫
11 8 16 スーパーホープ 牡2 55 M.デム 1.33.3 1 1/4    11-11 34.3 9 34.4 510 0 (栗)藤岡健一
12 6 12 ジュンブルースカイ 牡2 55 岩田康誠 1.33.3 クビ    11-11 34.2 12 58.8 436 +8 (栗)友道康夫
13 2 4 ショックアクション 牡2 55 戸崎圭太 1.33.9 3 1/2    03-04 35.8 6 15.9 500 +10 (栗)大久保龍
14 5 10 アスコルターレ 牡2 55 北村友一 1.34.4 3    14-13 35.0 10 45.4 458 +14 (栗)西村真幸
15 2 3 ビゾンテノブファロ 牡2 55 山田敬士 1.34.5  1/2    11-13 35.2 16 503.4 472 -6 (美)小桧山悟
16 5 9 テーオーダヴィンチ 牡2 55 浜中俊 1.35.4 5    16-16 35.3 15 156.9 490 -2 (栗)岡田稲男

 

注目の2歳王者決定戦【朝日杯フューチュリティステークス】。

優勝したのは7番人気の伏兵グレナディアガーズだった。
まずはG1初制覇、本当におめでとう!

振り返ってみると、この秋のG1は、1レースを除いて、全て1番人気馬が優勝してきた。

唯一、そうならなかったのが【チャンピオンズカップ】。

そこで、断然の1番人気クリソライトを負けさせてしまった川田将雅騎手だった。
(誤解のないように申し上げるが、鞍上にミスはなかった。馬の調子が上がらなかったようだ。)

 

相当悔しかったに違いない。

そんな川田騎手が、今度は逆に1番人気馬を退けたのだ!

間接的にではあるが【チャンピオンズC】の借りを返す形となった。

名手の意地を感じると同時に、競馬のめぐり合わせ、ドラマを感じずにはいられない。

 

イメージしにくかった優勝

では、グレナディアガーズの話題へ。改めて優勝おめでとう!

最初に正直に申し上げておきたい。

好走はともかく、優勝するイメージは湧きにくかった。

その理由は「今回のレースがタフな流れになる」と読んだから。

 

先週の【阪神JF】とは違い、飛び抜けた馬が不在のメンバー構成。

しかも、古馬のレースほどは各馬の序列がハッキリとはしていない2歳戦。誰もが色気をもって積極的に仕掛ける。

必然的に流れは厳しくなり

純粋なマイラーよりも、中距離よりのスタミナを持つ馬にチャンスが訪れる!

そんなことを考えていたのだ。

▼参考⇒阪神JF 2020 回顧▼

 

その点、グレナディアガーズは1400Mでデビューした馬。

更に、過去3戦のうち2度が1400M戦。

唯一走ったマイル戦は、今回の3着馬レッドベルオーブに7馬身以上の差をつけられている。

気性的に難があるという部分も含めて、どう考えても、マイラーか、それより短いところのスピード寄りの馬。

それにもかかわらず優勝した!しかもレコード!

当然こういった考えを持つ人も出てくるだろう。

「今回の優勝はフロックなのか?」

 

間違いなく「本物」

ということで結論から申し上げよう。

フロックどころか「本物の実力馬」

個人的には、このように断言して良いと考えている。

では、そのように評価した理由をご紹介しよう。

 

結果的にG1で優勝したのだから、元々のポテンシャルが高いのは大前提。

だが、何より強調すべきだと思うのは

気性的に難しい面のある馬が、最も落ち着きにくいはずのG1で我慢して走りきった

という点ではないだろうか。

 

当たり前のことを申し上げるようだが、G1はこれまでとは相手のレベルが違う。

レベルが違えば圧力も違う。まだ少数とはいえ、観客もいるから競馬場の雰囲気も違うだろう。

そういった舞台で、我慢した。というより集中しているようにさえ見えた。

レース後、川田騎手は次のように話している。

どうしても性格に難しいところがあるので、気分を害さないように、気持ち良く走れる競馬をイメージしていました。(道中は)とてもリズム良く、よく我慢してくれて、良い内容で走ってくれていたと思います。

 

大一番向きの馬

あくまでも個人的な考え方になることをお断りしておくが、私は、一部の走力が桁違いの馬を除けば、最後にG1での明暗を分けるのは

G1向きの馬か?否か?

という部分が大きいとみている。

G1向き、それは即ち「G1で本来の力(あるいはそれ以上)を出せるかどうか」

そういった意味で、ここまでご紹介してきた内容からもおわかりの通り、グレナディアガーズは

超G1向きの馬

と言えるのではないだろうか。

 

【朝日杯FS】で好走してきた馬の多くは、3歳、そして古馬になって以降も活躍を続けてきた。

グレナディアガーズも、きっとそうなるはずだ。

未来の名マイラーへ!

これからを楽しみにしたい。

 

キングスポーツ流「次走へ向けての一言メモ」

ここからは「私の独り言」だととらえていただきたい。

今後へ向けて、気がついたことをメモ帳に走り書きしているようなイメージ。

せっかくなので、それを皆様と共有してみようかと考えた。

 

今回はシンプルに2&3着馬について記してみた。

数行程度の解説にはなるが、どこかで皆様のお役に立てる内容だと思う。

ではいこう。

 

2着ステラヴェローチェ

前走で重賞【サウジアラビアRC】を完勝しているものの、不良馬場。

また、血統的にも父バゴという欧州型。

それだけに、良馬場の今回、時計勝負に対応できるのかどうか注目していたが・・・

なんとレコード決着の2着!難なく対応してきた。

 

素材としては勝ち馬に匹敵するレベルだろう。

ただ、道中でのフットワークなどを見る限り、恐らく本質的にはマイラーというより中距離型か。

これまでは広いコースを使われているが、意外に瞬発力もあるし、中山芝2000Mは合う気がするがどうだろう。

【皐月賞】に出走の際は楽しみにしたい!未来の主役に!

 

3着レッドベルオーブ

レース後、鞍上の福永騎手は次のように語っている。

「馬は落ち着いて、雰囲気は良かったです。3コーナーで勝ち馬の後ろを取れるチャンスはありましたが、そこで選択ミスをしたことが響きました。勝ち馬の後ろを取るべきでした。最後まで伸びてくれましたが、判断がまずかったです」

位置取りひとつで違う結果もあったかもしれない。

とはいえ、それを差し引いても前走ほどの迫力ある動きは見られなかった気がする。

その理由は現段階では何とも言えないが、想像するなら前走で重賞を激走したことの反動か!?

いずれにしても、今回が本来の走りではないと思う。

次走、少しでも人気を落とすなら厚め勝負!

 

レースを見逃した方はコチラから

 

【朝日杯フューチュリティステークス 2020】のレース後の関係者のコメント

レース後のコメント
1着 グレナディアガーズ(川田将雅騎手)
「新馬の前から素質を感じていた馬なので、こうして結果が出たことを本当に嬉しく思います。どうしても性格に難しいところがあるので、気分を害さないように、気持ち良く走れる競馬をイメージしていました。(道中は)とてもリズム良く、よく我慢してくれて、良い内容で走ってくれていたと思います。後ろを待つよりも、つかまえに行き過ぎずにつかまえに行くことを選択しましたが、最後までしっかりと自分の能力を出し切ってくれました。そもそもの能力値は高いのですが、2戦目で暴走気味の競馬になってしまったように性格の難しいところがありました。そこを上手くコントロールしてここまで来られました。ポテンシャルの高さは間違いありません。(来年に向けて)毎回自分の能力を出し切って、良い内容の競馬をすることが一番大事になってくると思います。無事に来年も、毎回良いリズムで競馬ができればと思います」

2着 ステラヴェローチェ(横山典弘騎手)
「ゲートの中で、テンションが危ないところはありましたが、よく出てくれましたし、レースもよく頑張ってくれました」

3着 レッドベルオーブ(福永祐一騎手)
「馬は落ち着いて、雰囲気は良かったです。3コーナーで勝ち馬の後ろを取れるチャンスはありましたが、そこで選択ミスをしたことが響きました。勝ち馬の後ろを取るべきでした。最後まで伸びてくれましたが、判断がまずかったです」

4着 バスラットレオン(坂井瑠星騎手)
「勝ち馬を見ながら運んで、直線もしっかり脚を使ってくれました。1600mの方が競馬はしやすいですし、今の力を出してくれました。来年の春までに、逆転できるようにやれたらと思います」

5着 ブルースピリット(藤岡佑介騎手)
「一度使われて、馬体も集中力も高まり、良い状態でした。離れた2番手で、難しいところもありましたが、それでもリズム良く運べましたし、苦しい中頑張ってくれました。来年に向けて良い内容だったと思います」

6着 ロードマックス(岩田望来騎手)
「良い感じで乗れましたし、今日は折り合いもつきました。最後も脚を使って、力は出してくれました。来年につながる競馬はできたと思います」

7着 ドゥラモンド(武豊騎手)
「ゲートは遅れましたが、枠が良く、良い位置を取れました。流れに乗れたと思いましたが、ペースがずっと速く、最後はきつくなってしまいました」

9着 ホウオウアマゾン(松山弘平騎手)
「良い位置でついて行けましたし、競馬はできましたが、3コーナー過ぎで手応えが怪しくなってしまいました」

10着 モントライゼ(C.ルメール騎手)
「スタートからスピードを出して、マイペースで走りましたが、距離でしょうか、坂を上がって苦しくなってしまいました」

11着 スーパーホープ(M.デムーロ騎手)
「外枠がきつかったです」

13着 ショックアクション(戸崎圭太騎手)
「久々の分、返し馬から興奮していました。レースは上手でしたが、最後は久々の分、脚がなくなってしまいました」

(via ラジオNIKKEI 

 

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