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中山牝馬ステークス 2020【回顧】「競馬の基本」がここにある

こちらのコラムでは「キングスポーツの予想結果」とは別に、客観的な視点でのレース回顧をお届けしています。それこそが「明日の夢馬券獲得」の糧となると考えています。

もちろん、会員の皆様も、回顧を読んで頂く中で競馬の引き出しをドンドン増やして頂きたい。間違いなく、今後の競馬ライフは充実したものになりますのでご活用ください!

 

勝負の明暗 はここだった!

【回顧】中山牝馬ステークス 2020 における勝負の明暗

馬 名 性齢 斤量 騎手 タイム 着差 通過順位 上3F 単勝 体重 ± 調教師
2 3 フェアリーポルカ 牝4 52 和田竜二 1.50.2   06-06-06-06 37.1 3 9.6 496 +6 (栗)西村真幸
8 15 リュヌルージュ 牝5 50 団野大成 1.50.3  3/4 02-02-02-02 37.9 14 125.0 470 0 (栗)斉藤崇史
5 9 エスポワール 牝4 53 M.デム 1.50.4  3/4 09-09-10-07 37.0 1 2.7 486 +8 (栗)角居勝彦
3 5 デンコウアンジュ 牝7 56 柴田善臣 1.50.4 ハナ 10-11-12-11 36.7 4 12.3 462 -4 *(栗)荒川義之
5 10 レイホーロマンス 牝7 51 石川裕紀 1.50.8 2 1/2 15-14-16-16 36.6 9 25.5 424 +4 (栗)橋田満
4 7 レッドアネモス 牝4 53 津村明秀 1.50.8 クビ 10-10-10-07 37.4 12 62.6 474 -18 (栗)友道康夫
3 6 ウインシャトレーヌ 牝6 52 内田博幸 1.51.0 1 1/4 15-14-13-13 37.0 16 141.7 508 +12 (栗)大久保龍
6 12 モルフェオルフェ 牝5 52 江田照男 1.51.1  1/2 01-01-01-01 38.7 13 124.6 450 -4 (美)大江原哲
7 14 ウラヌスチャーム 牝5 53 横山典弘 1.51.1 同着 10-11-08-09 37.8 5 12.5 502 -12 (美)斎藤誠
10 1 2 フィリアプーラ 牝4 53 ヒューイ 1.51.1 13-14-13-14 37.1 6 17.5 458 +6 (美)菊沢隆徳
11 8 16 ロフティフレーズ 牝5 50 武藤雅 1.51.3  3/4 03-03-02-03 38.8 11 50.9 462 -6 (美)上原博之
12 1 1 レッドランディーニ 牝5 51 吉田豊 1.51.3 クビ 13-13-13-14 37.4 15 133.5 448 +4 (栗)石坂正
13 7 13 ゴージャスランチ 牝5 52 北村宏司 1.51.4 クビ 06-06-06-09 38.3 10 34.5 518 +12 (美)鹿戸雄一
14 2 4 メイショウグロッケ 牝6 52 大野拓弥 1.51.6 1 1/2 06-06-08-11 38.3 8 21.6 462 -6 *(栗)荒川義之
15 4 8 カリビアンゴールド 牝6 53 石橋脩 1.51.7 クビ 04-05-04-04 38.8 7 20.0 478 0 (栗)鮫島一歩
16 6 11 コントラチェック 牝4 55 ルメール 1.51.7 04-04-04-04 38.9 2 2.9 472 +6 (美)藤沢和雄

 

レースが行われた14日(土)は本当に寒かったね。

私は都内の事務所にテレビ観戦していたが、建物の中にいても何だか寒さを感じた。

降雪に見舞われた競馬場の寒さが、どれほどのものだったか、、、

想像を絶するレベルに違いない。

まずは、当日競馬場で仕事をされていた全ての関係者、競走馬たちに、心からの「お疲れ様」を申し上げたい。

 

完勝!フェアリーポルカ!

そんな中で行われた【中山牝馬ステークス】。

優勝したのはフェアリーポルカ&和田竜二騎手

馬にとっては重賞初制覇、またジョッキーにとっても久々の重賞勝ち。おめでとう!

 

さて、そのフェアリーポルカは、キングスポーツにとっては1週前の段階からご会員様に予告していた☆穴馬であり不動の軸馬だった。

だから、予想通りの勝利と言ってよいだろう。

では、どうして彼女を指名できたのか?

 

悪天候が予想されていた

フェアリーポルカの実績を振り返ってみれば、もちろんここを勝つに相応しい馬だ。

昨年9月、ここ中山コースで行われた重賞【紫苑ステークス】2着!

能力、コース適性共に十分だ。

 

だが、それだけではない。

実は1週前の段階から、週末の中山が悪天候になることはわかっていた。(ここまで寒くなるとは思わなかったが、、、)

重馬場を超えて不良馬場の可能性もあると読んだ。

キングスポーツが予想をする上で大事している考え方の一つに

重馬場までなら適性でカバーできるが、それを超えると底力&状態の良さが必須

というものがある。

そして、それにドンピシャだったのがフェアリーポルカ!

過去の実績が証明する能力に加えて、とにかく仕上がりが良かった。

 

事前公開のコラムでも予告した

実際に、キングスポーツはレース前の段階でご紹介した「中山牝馬ステークスの好調教馬」コラムの中で、フェアリーポルカの名前を記している。

以下、該当部分を転載してみよう。

好調教馬 ➡ 3番フェアリーポルカ(和田・西村)

抜群の1週前

とにかく、1週前追いとなった「3/4の栗東CW」が抜群だった。

全体時計81.3⇒12.7だからタイム自体もなかなかだが、それ以上に!

「負荷のかかる一杯で追われたにもかかわらず、ラストまでフットワークが乱れなかった点、そして併走相手を楽に突き放した点」

この2点に、仕上がりの良さがハッキリと表れていた。

力のある相手は揃ったが、この動きを本番でも出せれば、上位争いの可能性大!

いかに、良い仕上がりだったか、ご理解いただけるだろう。

 

奇をてらわずに

今回のように難しい条件でのレースの時、予想をする側の人間は、ついついあれこれと考えたくなるものだ。

枠順はどうだ、馬体重はどうだ、、、

だが、ここではっきりと申し上げたいのは

難しい時ほど基本に忠実に

ということ。

「能力&仕上がり」は、予想を組み立てる上での基本中の基本。それを守るだけで、フェアリーポルカは簡単に見抜けたのだから。

ぜひ皆様も、この考え方を今後の予想に活かしていただきたい。

 

今回こそ敗退するも未来で期待が持てる穴馬は必ず埋もれている!!近い将来に高確率で爆走するだろう穴馬をお知らせしています。

3着・エスポワール

「1番人気の3着」だから、関係者も、また馬券を買っていた人にとっても満足のいく結果ではないだろう。

だが、冷静に「内容」を精査すれば、今後への期待は大きくなる。

ここ最近、好位でのレースを続けていた馬。

そんな馬が後方待機から、少しずつ位置取りをあげていく形には戸惑いもあっただろう。

だが、そういった事を一切感じさせず、直線でも鋭く脚を伸ばした。

走力は大前提ながら、条件を問わずに力を出し切れる精神的な強さ&センスは

大一番向き

だと感じる。

近い将来、G1で彼女の姿を見る日も来るだろう。どういったパフォーマンスをしてくれるか、非常に楽しみだ。

 

【中山牝馬ステークス 2020】のレース後の関係者のコメント

レース後のコメント
1着 フェアリーポルカ(和田竜二騎手)
「内枠が欲しいなと思っていましたし、良いなと思いました。道悪も小倉でそれなりにこなしていましたし、あまり不安には考えていませんでした。逃げてはいませんでしたが、良い目標(コントラチェック)が前にいましたし、流れも良く、全てが上手く行きました。1800mの方がしまいも切れるのではないかと思っていましたが、その通りでしたね。使うたびに良くなっていますし、落ち着きもあります。自分自身重賞を去年勝てなかったので、勝てて良かったです」

2着 リュヌルージュ(団野大成騎手)
「ハンデが軽かったですし、自分から動く競馬をしましたが、結果的に動くのが早すぎて、もったいない競馬になってしまいました。馬は状態が良かったですし、良い競馬をしてくれました。このクラスでも十分にやれると思います」

3着 エスポワール(M.デムーロ騎手)
「4コーナーまでは良い感じで上がって行きましたが、その後は伸びませんでした。久しぶりだったことも影響したと思います」

4着 デンコウアンジュ(柴田善臣騎手)
「スムーズなレースができました。脚も使っていますし、馬場も苦にしませんでした。状態が良いのだと思います」

6着 レッドアネモス(津村明秀騎手)
「ゲートだけが安定しなくて、良いスタートを切れませんでした。それでも感じは悪くなかったです。よく頑張っていました」

14着 メイショウグロッケ(大野拓弥騎手)
「感じは良かったのですが、勝負どころでのめってしまって、力を出し切れませんでした」

16着 コントラチェック(C.ルメール騎手)
「この馬場で全くダメでした。3、4コーナーまでは何とか走っていましたが、直線では競馬を止めてしまいました」

(via ラジオNIKKEI 

 

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